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2010春・南城市から座間味

皆様こんばんは。

雨がちの5月6日、石垣島。
さすがに肝臓が疲れを感じています。
今日一日はOFFなのでのんびりできます。
来年の音楽祭の開催を誓い合い、伊原間を後にして、途中、野底のTさんが今月開店するというカフェに寄ります。
「カフェ」・・・・・しばらくご無沙汰だったような気がする。
場所は県道沿い、お店の名前は「TROPICAL NOSOKO」。
お庭もある感じのいい場所です。ここでもライブをやろうねとのことで、この場所だったら、地元と混然となったライブがまたまたできそうですね。伊原間とは別の意味で。
今晩は、さすがに疲れて早めに就寝。

5月7日は、今回、石垣での最後のライブ。
パパ・ビゴーヂでのテーブル・パゴーヂです。
これも何年か前にひょんなことから実現したもので、テーブルを囲んで皆でどんどん唄い演奏していくというスタイルです。
地元人気ミュージッシャン、I原K一さんも参加して、楽しい夜になりました。
KAZU曰く「コーちゃんの唄の後は、ぺんぺん草も生えない。」。
要は、お客さんの気持ちを全部かっさらっていっちゃうんですね。
彼流の昭和歌謡、確かにそんな印象でした。

記念写真
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5月8日は沖縄に向けて出発です。
今回はギターを2台持っているので移動が大変。
もっとも常に2台持って歩くわけではなく、空港間の移動が殆どです。
ギターケースというものは結構隙間が空いていて、この空間に乾いた衣類等を詰め込むと荷物の分散にもなるしクッションにもなってとても便利だということにこの旅で気付きました。
ただ、空港での荷物のチェックがきつくなっていて、預ける物は20kgまでは無料で、なおかつ手荷物に金属が入っていると面倒なことになるので、20kg以内になるように金属を含め楽器類等を上手く分散させます。

さて、本日は沖縄南城市玉城「玉々庵」でのソロ・ライブ。
先月沖縄に入った当初がソロだったので、戻ってきた感じですね。
ソロの場合はクラシック寄りの曲も演奏するのですが、このときのこころもちが難しい。

ミスったらどうするかという不安ですね。

アドリブが効くジャンルはミスったとしてもつなぐことができますが、クラシックのソロのように完成された作品だとそうはいかない。ミスったときにつなぐことが難しい。
そのために緊張して、演奏を楽しめないのではお客様に奏者の気持ちは伝わらないのではと思ってしまいます。
暗譜は無論のこと、自分で余裕を持って楽しむためには反復練習しかないんでしょうね。

コンサートのアフターアワーズは、お楽しみセッションタイム。
ジャンル不問のこの時間は、何も考えずに楽しむことが出来ます。これって大事な時間だなあ。
やっぱり「玉々庵」での演奏は楽しい。

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月がばっちり出てますね。
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翌5月9日は座間味行き。
午前9時半頃までに泊港に着く必要があります。
ゆえに早起き。
朝から雨です。しかも結構大雨。
沖縄は既に入梅したとのこと。
何だか暑さを味わう前に入梅しちゃってちょっと寂しい気持ちです。

泊港からフェリーで約2時間。
座間味島に到着です。

久し振りの座間味島
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天候は雨がちですが回復の兆しも見せています。
何で天候を気にするかというと、本日のライブ会場は晴天であればペンションの庭ということだったからです。
結局、入梅もしたので、演奏スペースはカフェの室内。客席は庭、雨よけのブルーシートによる屋根付きということになりました。

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夕方から雨も上がり、バーベキューの用意も整って、夕方から地元の皆さんを中心としてお客様が集まり始めます。
この日のメンバーは、来沖してからすぐに一緒に演奏した千葉俊行さん(ts.)、沖縄のジャズミュージッシャン、ジャズファンなら知らない人はいないというベテランベーシスト、西川勲さん、そして若手のとてもソウルフルで、クロっぽいボーカリスト、吉田雅さんと小生という4名。
西川さんは噂には散々聞いていて、今回始めてお会いしたのですが、ショーン・コネリーに似ている恰幅のいいおじさんです。
プレイはさすがに素晴らしい。磐石の土台という感じで安定しています。
生ベースのサウンドもとても気持ちいい。
吉田さんのボーカルは、とてもお客様にアピールするボーカル。小生好みのクロっぽいジャズ。
ハスキーな声がとてもいい感じでした。
千葉さんとは、昨年、今回とやっていますのでだいぶ気心が知れてきています。

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この夜のジャズ演奏も、4月24日の演奏と同じで、ものすごく楽しかった。
お客様も老若男女、本当にジャズを楽しんでくれているようでした。
沖縄のジャズは何でこんなに演奏する方も聴く側も楽しげなんだろうと考えてしまいましたね。
思うに、我々のブラジル音楽を受け入れてくれた島の人達は、広いラテンというくくりの中ではありながらブラジル音楽を楽しんでくれている。我々が思っているブラジル音楽というよりは広い受け止め方なんじゃあないでしょうか。
ジャズも然り。
西洋音楽として広く受け止めて楽しんでくれているんじゃあないでしょうか。
その広い音楽の受け止め方の土壌には、島唄が生活の中に溶け込んでいて生活と音楽が一体としてあるという伝統が存在するからのように思えます。
シチ面倒くさいことを考えないでジャズを音楽として楽しんでいる。
あるいは、ラテン音楽と言うと我々的にはそこにブラジル音楽を入れてしまう違和感など全く関係なく広く受け止めて楽しむ。
頭ではなく体で音楽を受け止めて楽しんでいるようですね。
こういう土壌ではジャズミュージッシャンが民謡をやっても当たり前のことと思えます。
本土のジャズが、どんどん観念的になっていって、ついにはクラシック音楽になっていった時期を知る小生としては、まことに沖縄は音楽先進国だなあと思ってしまいます。
若気の至りとは言え、あんなジャズの聴き方や演奏をしていた自分があほらしく思えてなりませんでした。が、ま、今ではそれも然り。
というわけで、ジャズの楽しさを改めて教わった沖縄ツアーでした。
今宵は、沖縄最後の夜、とことん飲みますよ。

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今回も想い出に残る良い旅でした。

自分としては、うちなー・ジャズの楽しさが特に印象に残った旅でした。

お世話になった皆々様、本当にありがとうございました。

近いうちにまたお会いしましょう。

ではでは

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2010年05月28日 01:11に投稿されたエントリーのページです。

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