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2017春・八重山・鳩間島音楽祭・沖縄

今年で第20回となる鳩間島音楽祭の季節がやってきました。
我々の出演も今回を数えて15回。

思えば、島人たちとのちょっとした飲み会から始まった音楽を通した付き合いとそれ以上の人との付き合い。
手造りの舞台とささやかな観客で始まった祭りが、立派な野外音楽堂に毎回千数百名の観客を集めての祭りになりました。
良い意味でも悪い意味でも大がかりになった祭りですが、我々は毎年楽しんできました。

初めはU家に居候生活、その後はずっと民宿「瑠璃」での自炊生活はその時期だけの非日常が自然に演出され、とても刺激的な日々を送ることができました。

今年は石垣に到着する前日、沖縄は雨がちでとても涼しかったのですが、石垣に到着してからは徐々に天気が回復し、久しぶりに暑い八重山の日々を送れそうな予感がします。

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金曜日午後に石垣着、日曜日のパパビゴーヂでのライブまではフリーです。
特にやることもないのですが、地元の知人に会ったりしているうちに時間は過ぎてゆきます。

今年は久しぶりにボーカルのKazuが参加してくれました。
初めに鳩間島音楽祭に出演した時は彼と一緒でした。
何年か一緒に参加し、ここ数年は来れなかったので久しぶりの参加です。
パパビゴーヂはボーカルの千草さんとツインボーカルの豪華版。
いつものカンキンのパーカッションも加わって楽しいライブでした。
そして何年ぶりかのオリジナルサンバ歌謡も演奏することができました。
ノリの良いお客様に感謝です。

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翌日は鳩間島へ渡る日です。
天気は良く、海も静か。

以前は自炊にかかる材料費を細かく計算して一人一日当たりいくらと負担額を計算していたし、石垣に入る前に米、調味料、乾麺等の乾き物を段ボール詰めして島へ送ったりしていましたが、滞在する人数が少なくなってからは面倒くさくなってやめてしまいました。
自分で必要と思われるものを持ち寄って、ビールは実費。
小生一人で滞在しているときは米とインスタントみそ汁と塩で暮らせるわけなので、贅沢を言うときりがない。
まあ、今回のように人数がいるときは皆さんの食や酒に対する趣味やこだわりがあるので色々なものが持ち込まれ、どんなものが出てくるのかも楽しいですね。

今日は夕刻から昨年11月に亡くなったターキこと宮良龍男さんを偲ぶ会を浦崎家開催でとり行うことになっていたので、我々の主要メンバーも5月1日にほぼ集まりました。
しかし、会の開催前に、まずは瑠璃の当主で長年の知り合いでもある米盛のおじいとの乾杯の儀式があります。

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毎年、おじい、おばあの元気な姿を見たくてここにやって来るということも大事なことなのです。
おじいは足が弱ってきているので毎年、母屋へ引き上げる時間が早くなってきていますが、今年は17時始まりの18時30分撤収。
今後はもうちょっと早く始めましょう。

19時からは「ターキを偲ぶ会」。
彼の若かりし頃の写真や生前の録音等が披露され、ハーモニカの演奏は録音されたターキのピアノに乗せて奏でられ、ターキがそこでピアノを弾いているような錯覚を覚えました。
浦崎家心づくしのご馳走もあり、出席者はそれぞれに唄や演奏を披露して、ターキとの思い出に浸りました。
とても良い夜でした。

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何故かヤシガニが参加
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明けて2日は前夜祭の夜ですが、日中は皆思い思いの時を過ごします。
昼間、雨が降ってきましたが夕方にはやんで、おじいとの乾杯もいつも通り。

雨なので室内で下ごしらえ
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こうなります。
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今日は、出番の確認と段取りの打ち合わせをしておく必要があります。
我々の出番は11時55分~12時5分となっていて、たった10分。
ただ、経験から言うとこの時間帯は結構時間に余裕があって多少延ばしても文句は言われんだろうと踏んでいます。
基本15分、さらに様子を見て延ばすこともありという中で段取りを組んでいきます。
ダンサーをどこで登場させるかというのも大きなポイントです。
石垣在住のメンバーは明日日帰りで来るため、来島してからちょっと打ち合わせしただけで本番なので、こちらで組み立てておかないといけないわけです。

雨もすっかりやんで、前夜祭は屋外で行われました。
イマイチ盛り上がりに欠けるようです。
出る人が少ないんじゃあないかな。
昔みたいに前夜祭出演者から1,2組は本祭に出れるよーとした方が盛り上がるかも。

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何となく打ち上げ
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さて、5日音楽祭当日。
天気予報はかなりの高確率で雨の予報でしたが、すっきりと晴れ渡って数日前の湿気が少ないからりとした暑さとは打って変わって蒸し暑い。
本来の八重山の気候です。

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我々の出番は11時55分。
これは経験上すぐに回ってくる感じです。
10時に始まってすぐにスタンバイの筈です。
石垣組が到着したのが10時頃。
再会を祝し合うのもそこそこにスタンバイ。

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会場の様子
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鳩間古謡
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ほぼ時間通りに進行しているようです。
本番は結局3曲、17分位。
このくらいの時間では去るのが惜しいステージでした。

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早い時間に終わるとこの後安心して飲めるので嬉しいのです。
天気も良いし最高。
いつも日帰り組が帰る船の時間まで、この後だらだらと飲んでいるのがとても幸せな時間です。

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フィナーレはいつもの鳩間オールスターズにゲストも加わって鳩間の港で大団円。

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そういえば、その前に我々もM澤氏のステージの5曲目ににぎやかしパーカッションとして参加しましたが、サンバではなくエイサー風の曲。
エイサーの演者たちもいたのに・・・・・・。
対してサンバ風の触れ込みでヒットした「風になりたい」はただのフォークソングでバテリアが入る雰囲気ではありませんでした。

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日帰りのお客さんが多いので桟橋は大行列。
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結局最後の一人を見送りを済ませるまでの約2時間、見送りバンドは演奏し続けたのでした。
お疲れさまでした。

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サービス精神旺盛な沖縄県警
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思えば、以前はもっと色々な人達が出演していた音楽祭でした。
勿論ジャンルは多様。
いつからテレビに出ているいわゆる有名人が出るようになったんだろうか。
それでお客さんが増えて更にエスカレートしていく。
でもそれは、例えばあるお店がテレビに紹介されてそれを見た人が一瞬殺到して、本当に好きなお客さんは敬遠してしまう。そして店の質は落ち、お客も減ってしまうという悪循環と似ている気がします。
もちろん、有名人であっても鳩間島音楽祭に出演したいという気持ちがあれば尊重すべきだと思います。
しかし、それは他の出演者と条件は同等であるべきだと思います。
大衆受けするような歌謡ショーはいらないというのが小生の意見です。
今年は第20回ということで、おそらく来年からはどこか変わっていくだろうと思います。

地味だけれど良い企画です。
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見送りを2時間もやってスタッフもすっかり疲れてしまい、後夜祭は各民宿でやればよいということになりました。
これはその方が良いですね。
祭りの後の静かな鳩間島を味わえるからです。
そして民宿を訪問し合うのも楽しいのです。

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翌4日は残っている面々は静かな鳩間島をじっくりと味わう貴重な日です。
出発する皆を見送りながら、明日は我が身が見送られ。

5日は石垣へ戻ってタニファでライブです。

朝食のパスタ
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米盛のおじいは、足が弱っていてもう桟橋まで見送りに行けないのですが、船から見える瑠璃の食卓でおばあと一緒に最後まで手を振ってくれます。
遠くからも見えるようにとの配慮でしょう、白いタオルをもって振っていてくれました。
また会えるんでしょうが、何回経験してもこの別れ方は胸に来ます。

石垣に帰ると、人間関係はサバサバとしたものに戻り、お金を使う世界に戻ってきたなあといつも実感します。
今夜のタニファは、サンバと昭和歌謡、オリジナルサンバ歌謡と濃厚な出し物になりました。
お客様も濃厚な人ばかり。

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今夜である程度のまとまった行動は終了です。
小生は明朝8時10分発の沖縄行きですし、皆それぞれの予定があるので、ここで解散です。
八重山ツアーお疲れさまでした。

さて、小生は翌日沖縄に飛んで友人と合流して、スウェーデンからの親子とノルウェーからの彼女たちの友人と合流し、南城市の大池氏宅まで行って交流ライブを行うという予定なのです。
6日も若干の雨がちでしたが、合流を予定する7日は午前から午後の早い時間帯にかけて所によって大雨。
でも彼ら外国人3名は、大池氏が機転を利かせてくれたおかげで無事ピックアップすることができました。

スウェーデンからの親子は、本来は鳩間島に来たかったのですが、沖縄・石垣間を欠落する予定を立ててしまい、今回は鳩間島は断念することになりました。
その代り、沖縄本島を約2週間たっぷりと楽しみたいらしいです。
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来日する前のメールのやり取りからして、日本語は全くダメかなと思っていたのですが、北海道の大学にも留学した経験もあるということで、簡単な日本語だったらOKみたいです。
彼女たちは、スウェーデン在住のトルコ人とノルウェー在住のエチオピア人。
豚肉がだめだというので、ひょっとしたらイスラムで酒も駄目かなと思ったら大違い。
かなりの酒好きと見ました。

今回の交流ライブはギターソロだったんですが、予想に反して多数のお客様に来ていただき(子供率高し。)、2部はセッションタイムにして盛り上がりました。
こういうライブも楽しいです。

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いつも色々な方々にお世話になってこそできるこのツアー、感謝です。
来年の音楽祭はどうなるか分かりませんが、何らかの形で関われたらと思っています。

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2017年05月25日 09:27に投稿されたエントリーのページです。

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