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2017南インド・スリランカの旅 第8章 3/4 (土)  トリバンドラム ➡ コロンボ ➡ アヌラーダプラ

第8章 3/4 (土)  トリバンドラム ➡ コロンボ ➡ アヌラーダプラ
 

午前2時30分にリキシャがやってきた。
ここトリバンドラム空港の国際線ターミナルと国内線ターミナルは遠く離れていて徒歩で行くのは無理だ。
第一真っ暗だし。
このホテルは国内線ターミナルの真ん前にあり徒歩で行ける。
結局それだけが取り柄ということだ。
ここには泊まれない。
結局一睡もしなかった。

リキシャの運ちゃんもインド出国と知っているからだろう、何だかんだ吹っ掛けてくる。
子供がいっぱいいて生活が大変だとか、そんなこと僕には関係ない。
出国前は通貨をあまり残したくないので、その辺りもドライバーにはねらい目なのだろう。

午前3時頃なのに結構人がいる。
インドの空港は搭乗券を持っていないと空港ビルに入ることすらできない。
軍隊だろうか、一人一人の搭乗券をチェックしていてとても厳しい雰囲気だ。
そして空港の中は整然としていて、それまでのインドとは異なるものだ。
出国手続きは極めて簡単だった。
インドでは日本人にも中国人観光客にも出会わなかった。

スリランカ航空は定刻より早く出発。
コロンボまで40分位だ。
沖縄・石垣間位だな。
それでもサンドウィッチとジュースが出た。
空いている。さすがに眠い。

うとうととしているうちにスリランカ、バンダーラナーヤカ国際空港到着。
ここは賑わっている。
いかにもといった中国人の団体観光客が沢山いる。
入国手続きはとても簡単。そういえばビザの取得もインドに比べれば100倍簡単だったな。
両替をしてターミナルを出てもインドのようにリキシャ(こちらではトゥクトゥクという。)のお誘いがない。

バンダーラナーヤカ空港
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コロンボのバスステーション行きのバスが目立たないところにいるという情報をネット上で見つけたので、これをあてにして空港を出て左方向へ進んで突き当たった道を左に進むと、それらしきマイクロバスを前にドライバーらしき男が座っている。こちらに向かって手を上げた。
どうやらこれがそのバスらしい。
これは情報がないと絶対に分からない。

まだ客が1人もいないらしく、乗れと言う。
助手席に乗れと言う。
アヌラーダプラ行きのバスに乗りたいんだがというと連れて行ってやると言う。
客一人で出発、所々で客が乗り降りして結局満員になった。
入国してすぐにバスの助手席から見る眺め、スリランカの第一印象が良くなった。
インドと比べて道にゴミが落ちていない、道路の凸凹も少ない感じだし、クラクションも比較的少ない。
空港とバスステーションは結構離れていて40分位かかった。
それでも、助手席から見る初めての国の風景は飽きない。

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コロンボ(地元ではカランブーと発音していた。)のバスステーションはやはり混沌としている。
親切にもアヌラーダプラ行きのバス乗り場まで連れて行ってくれて、あれに乗れと指示までしてくれた。
とてもありがたい。
で、乗って聞いてみたら、これは違う、2台前の車だと指示される。

乗り込んだ大型バスは、運転席の後方に金ぴかの仏像のポスター、天井や壁は怪しげなイラストだらけ、香が焚いてあって薄暗い、しかも前面のモニターにはロック、多分メタルロックと言っていいのかな、ガンガンにかかっていて重低音は爆音状態。
何なのだこのバスは。
よく分からないが、とにかくアヌラーダプラまで行くという。
ドライバーはサンダルにTシャツの兄ちゃんで、車掌らしき若者が2名ほどいる。

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程なく出発して客を拾いながら走る。
チケットは車内で買う。
大荷物を隣の席に置いていたら2シート分の料金を取られた。
それでも約900Rs(1Rs=約\0.8)の安さ。これで5、6時間かかるらしい。
問題はこの爆音のロックだ。
うるさいことこの上ないが誰も文句を言わないし当然のことのように受けとめている。
赤い色のバスが国営バスで、これは民営のバスのようだからスタッフの趣味でやっているということなのだろう。
こちらではそれが当たり前なんだな。

A/C無しなので暑い。そして段々混んでくる。
インドより暑い。
スリランカのバスは皆混んでいるようだ。
ガイドブックによれば、このようなローカルバスの他にA/C付きのインターシティというミニバスがあるらしいのだが、それを探している余裕はなかった。

アヌラーダプラまで数100キロ。
高速道路というものはないようだ。
車窓は畑やら田んぼやらののどかな田舎の風景。
車内は満員で立っている人もいる。
こんな状況で、料金は払っているとはいえ荷物で席一つを占拠しているというのは気分が良いものではないが、膝の上には乗っからないからなるべく寄せるしかないのだ。
あるかないか分らないような休憩を1回はさんで走り続ける。
例によって、いつ発車するか分からないからトイレだけは済ませて食事などはご法度だ。
水があればなんとかなる。
運転はクレージーそのもので、あおり、追い抜きはインド並み、2車線が3車線になっている。
バス同士がレース状態になっている。
それでもインドよりはおとなしいかな。

車窓から
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そして8時に出発して約6時間かけてアヌラーダプラ着。
結構しんどいバス旅、特に爆音ロックを約6時間聴かされるのは拷問に近い。耳栓が必要だった。
トゥクトゥクで本日のホテルへ。
今日は市街地から近いようだ。

しかし着いたらすでに15時過ぎ。
汗だくなのでシャワーを浴びてから街歩きをしたいが、一つ問題が発生している。
足に痛みが来ているのだ。
時に今回は右足に来ている。
今日のところはまだ大丈夫そうだ。
ここ何年かは来ていなかったのに、よりによってこんなところでという感じだ。

本日の部屋
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自転車があるというのでこれ幸いと借りてみる。
もう時間が時間なので遺跡方面には行けない、更にあの交通マナー状態の中、果たして自転車でうまく対応できるのかという不安はあったが、何とかなりそうだ。

自分が今どこにいるのかを確認するために走る。
鉄道駅を探したが良く分からない。
そもそも線路の佇まいがみすぼらしいし、賑やかそうなところに駅があるという常識は違うようだ。

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近代的なスーパーマーケットがあったので入ってみる。
日本のスーパーと雰囲気は似ている。
紅茶を買ってみる。
そろそろ食品系のお土産を買っても良い時期になっているのだ。

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ホテルの近くに大きな市場があった。
ラオスのルアンパバーンにあったような雰囲気の野外市場で、野菜、魚、衣類、おもちゃなど色々なものを売っている。
活気があって市場好きには堪らないのである。

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お馴染みのゴーヤーが。
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やはりこちらも紫玉ねぎ
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これは干し魚だが、何とか節にも見えた。ということは出汁があるわけだ。
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気が付いたら空腹だ。
午前5時半頃機内食のサンドイッチ1切れしか食べていないから当たり前だ。
ここのところ、移動が昼食にまたがってしまうので昼食は適当になる。
夕方も近いので近くの屋台でパンを買う。
丸と三角のカレーパン。
二つで約50円。これがとても美味しかった。

更に散策を続ける。
先程の市場は明かりがなくて、暗くなったら終了のようだったが、近くに明かりをつけた市場がある。
こちらは魚屋さんが多く、マグロをぶつ切りにしたりしている。
さすが、島国だ。
こちらも楽しい。

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近所の湖畔
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そうこうしているうちに暗くなった。
酒屋を見つけたが、こちらも鉄格子越しに買う背徳的な酒屋だ。
スリランカは敬虔な仏教国だが、仏教も飲酒に関しては否定はしないが積極的に肯定的ではないのだ。
同じ仏教国でも日本は緩い。
鉄格子越しにスリランカ名物のライオンラガーを2本手に入れた。
アルコールと分らないように新聞紙で包んでくれる。

どこか食堂で夕食をとも思ったが、ポツリと雨粒を感じた。黒い雲も出ているようだ。
乾期でも夕立はあるだろうし、やっと手に入れたビールをゆっくり味わいたい気分なので、先程の屋台でまたパンを二つ。
真っ暗で金が分らない、が懐中電灯を照らしてくれたのは屋台のおばちゃんの息子だった。

ライオンラガーはやや軽めだが、すっきりしていて味が良いビールだ。
ビール2本とパン二つで夕食は終わり。

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これで明日出発してしまったら何をしに来たか分からない。
アヌラーダプラはスリランカの古都で、仏教施設等の見所は多数ある。
ただ、範囲も結構広そうで自転車ではちょっと無理そうだ。
足のコンディションもある。
ホテルでトゥクトゥクを頼んで回ったらどうかと提案されたのでそれに乗ることにした。

それは良いとして、足の状態が明日はどうなっているか分からない。
痛みが進行したままで靴を履いて今日のようなローカルバスで次の目的地シギリヤまで向かうのはきついかもしれない。
ま、その時はその時、タクシーで行く手もあるのだ。
ただ、明日シギリヤロックに登る予定なので、このままの足のコンディションでは難しいかもしれない。

心配してもしょうがない。
明日は明日の風が吹くということで、久しぶりのビールを味わって寝てしまった。

ポツリと感じた雨は夜になって本格的な雨になった。

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2017年06月29日 17:57に投稿されたエントリーのページです。

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