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2018・スリランカの旅 第1章 2/23 (金)~2/24(土) 出国・ニゴンボ 

2018年春、海外の旅、紀行文を掲載します。
今回は、2月23日~3月7日までスリランカを旅してきました。
お楽しみ、あるいは参考にしていただければ幸いです。

第1章 2/23(金)~2/24(土) 出国・ニゴンボ

今年の冬は何だか寒い気がする。
曇り、若干の雨、温度は10度に届かないだろう。
これから、10:20発のマレーシア航空でマレーシア、クアラルンプールを経由してスリランカ、バンダーラナーヤカ国際空港までの旅だ。
多分到着予定の現地は30度くらいの気温の筈だ。
寒いところから暑い場所へ行くときは期待感が高まる。

今回の旅、去年知り合ったドライバーのN君にツーリストカーの運転をお願いしてキャンディ - シギリヤ - アヌラーダプラ - キャンディと行く予定だったが、直前になって彼から、南部に仕事があって同行できないとの連絡があった。
若干、困惑したが、彼がいなければ去年行ってきたアヌラーダプラは遠いし、わざわざ行く意味は薄れる。
そこでコンセプトを少し変えることにした。
シギリヤロックは、去年のリベンジもあるし絶対に行きたい場所だ。
アヌラーダプラ行きを止めて、ずっと気になっていたスリランカの生んだ天才建築家、ジェフリー・バワ設計のヘリタンス・カンダラマに行ってみることにした。
ここはアジアでも屈指の五つ星ホテルで、時と共に森に埋もれるという思想のもとに設計されているという。一回は行ってみたかったホテルだ。
海岸沿いにバワ建築のホテルは数件存在するが、内陸部はここだけということだ。
ネットで探すと適当な部屋があって予約できた。
シギリヤロックから比較的近い場所にある筈だから、ロックに登った後に行けるだろう。
交通手段は入国してから考えればよいだろう。

初日は夜中に到着するので、空港から比較的近いニゴンボに泊まることにした。
日本語が通じるゲストハウスがあるという。ラ・グランデ・リゾートというゲストハウスだ。
深夜でも17us$で空港まで迎えに来てくれるとのことで、おそらく到着は深夜0時頃になる筈だから、これはありがたい。
去年のような過酷な移動は、今回は慎みたい。
旅の最後に足や手を襲った関節痛もそんなことも原因の一つかもしれないのだ。もう若くはないのだから無理は禁物。
去年苦しんだから今年は薬もたっぷり持って行こう。
また、今回はおそらくあちらで国内通話をする必要があるので、国際SIMカードというものを手に入れた。
日本国内で実験してみたら繋がったのでこれは便利だと。

クアラルンプール行きは結構混んでいる。
約7~8時間のフライト、結構長い。

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17:05着でコロンボ行きが22:10発と間が空くのでラウンジを使うことにした。
どこにあるのかすっかり忘れている。
クアラルンプール空港は成田空港の10倍の面積を持っているということでとても広い。
ゾーンを間違えると大変なのだ。
幸い、到着したCゾーンの二階に見つけた。
ここで食事とビールで、余裕をもって次のコロンボ行きのゲート前で待っていたが、ゲートオープンの時間を過ぎても一向に表示が出てこない。
おかしいと思って、ずーっと戻って確かめてみると、搭乗口が変更になっていた。
二時間前に来たのでその時にはまだ表示板には出ていなかったのだ。
無事に搭乗。
クアラルンプール空港付近は雨、しかも落雷付き。
そんなことの影響もあったのだろうか、コロンボ行きは30分ほど遅れて出発。
機内はガラガラだ。
午後11時近くに出発したのに夕食が出る。
しかしマレーシア航空のフライドライスというものは実に美味いな。

バンダーラナーヤカ国際空港には23:40頃到着。

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イミグレーションは実に簡単。ビザの書類なんか見やしない。
バンダーラナーヤカ国際空港のバゲージクレームは結構広い。
いつも思うことだが、本当に預けた荷物は出てくるのだろうか。
ちょっとした目印を付けておいた荷物は無事に出てきた。やれやれ。
ゲートを出ると、お客の名前を書いた紙を持ったドライバーがザーッとひしめいている。
その中から自分の名前を探すのは…そんなに難しくはなかった。
空港の建物の外は蒸し暑い。
宿まで約30分。深夜なのでビールはなしだ。
深夜にもかかわらず出迎えてくれたオーナー夫妻は日本語が達者。
事前に連絡をくれていたスズキヒロシ君は埼玉県在住の息子さんで、おじいさんをつれて帰省中ということで、なんだか日本の民宿にいるような気分だ。
とにかく、夜中。今日はもう寝よう。

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エアコンはないけれど、天井扇があって夜は快適な温度になっている。
むしろ、裸だと冷えすぎる。
明日は、ニゴンボを歩いてみよう。

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朝、目覚めてすぐに海岸へ出てみた。
目の前の通りを渡って、細い道を海側へ行くと1分ほどで海岸に出た。
海の匂いと魚の匂い。
インド洋だ。

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魚を干しているのだ。周りにはカラスが集まっている。
露骨についばんではいないがかなりの数だ。

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太陽は上ってきているので、人々の姿も見える。
もう集まって仕事を始めている人達もいるようだ。漁の仕事だろうか。
エンジン付きのボートが猛スピードで浜の方へ突進してきた。
砂浜に着く前に絶妙のタイミングでエンジンを引き上げる。なるほど、砂に乗り上げて停止する。
何とも荒っぽい停止方法だが、何だか楽しそうだ。
干し魚、カラス、犬、人々、たき火の煙、日本とは臭いが違う。

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オーナー夫婦は本当に日本語が堪能で、息子さんのスズキヒロシ君や妹さんは、日本人そのもの。
おじいさんは日本人で、昭和7年生とかで少々耳が遠い。
奥さんが色々と相談に乗ってくれるというか、向こうから色々と話を持ちかけてくる。
ツーリストカーの件も出てきた。
N君が同行できないので、これは入国してから何とかしなければいけないと思っていた案件だ。
交通の最も不便な区間はツーリストカーを使う必要を感じていた。

この国は、細部にまでバスが走っていて、それも激安の、バスを使えばまず行けないところはないと思われる。
ただ、昨年の経験からすれば、常に混んでいて暑い、うるさい、荷物やトイレに気を使う等々で、かなり疲れてしまう。
若いバックパッカーならいざ知らず、無理は避けたいということで、その区間のツーリストカーをお願いすることにした。

料金は、1日60us$、ポッキリ。ただし、ドライバーの宿泊設備がホテルにない場合は、プラス1日当たり1000RSを払うということだ。
昨年、アヌラーダプラからシギリヤまで6000RS、シギリヤからキャンディまで7000RSでタクシーを利用したので、丸まる1日使えて60us$というのはかなりリーゾナブルと言える。
問題は、こちらはある特定の日・区間だけ使いたいのであって、連続してずっと使うというわけではないということだ。
おそらく、出国まで面倒見ますよという提案なのだろうが、そこまではいらない。
鉄道で移動することを楽しみにしている区間があり、部分的に使うことで合意した。
明日、南部のゴールへ鉄道で行き、明後日コロンボフォート駅に戻ってきてからの利用だ。
コロンボ→キャンディ→シギリヤ→カンダラマ→キャンディとお願いすることにした。
本当は4日で良かったのだが最低5日間からということだ。
期間中は色々と回ってくれるそうなので行動範囲は広がるし、荷物やトイレに気を使う必要もない。
ただ、最後までツーリストカーを使うと、ツアーと同じことになってしまうし、個人旅行の醍醐味である新しい出会いもない。
その辺りは自分の旅のスタイルと折り合わせる必要がある。
明日は、コロンボフォート駅まで車をチャーターすることにした。
バスという手もあるのだが、乗り換えもあって結構面倒くさいのだ。

話がまとまったところで経費を一括清算するために、ATMを求めて通りを南の方へ歩いて行く。

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ヒンドゥー教の寺院
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午前中だが、早くも暑くなってきている。日差しが強い。
時間が経つにつれて日本の真夏の暑さになってくる。

ゲストハウスはリゾート地区の一番北のはずれにあるので、賑やかなゾーンに出るまでは1kmほど歩かねばならない。
ATMまで約1km、既に汗だくだが、例によって出ないATMだ。
外国人観光客も苦労しているみたいだ
もうこの手のATMには全く驚かなくなったが、どうも紙幣の取り出し口が狭くできていて10000RSを超える金額は出ないのではないかと推測したが、そんな馬鹿なことがあるのか。
20000RS要求すると出ないのに10000RSだと出るのだ。
これで、6回に分けて60000RSを引き出す。
これでゲストハウスの宿泊費、5日分のツーリストカー代、明日のコロンボフォート駅までのタクシー代と全て済んでしまった。

ただ、問題が一つ。
日本から持って行った国際SIMカードが機能しない。
明後日のドライバーとの待ち合わせ場所の確認と明日のアパートメントの場所の確認(アパートメントは住宅街にあってホテルの様相を呈していないので見つけるのが非常に難しいのだ。)に通話ができることが必要なのだ。
一旦宿に戻ってスズキ君に相談すると、街のコミュニケーションショップで用途別のSIMカードを売っているからそれを買うといいよと教えてくれた。
街中のフィッシュマーケットへ行くついでにトゥクトゥクのドライバーにショップに寄ってもらった。
何かタバコ屋さんのような雑な雰囲気だ。
通話オンリーのカードをリクエストすると、通話できる時間で料金が決まるようだ。
要は、自分の携帯を使ったテレカと考えればよいわけで新しい電話番号ももらえる。
見ているとチャージな可能なものもあるらしく、チャージに来るお客さんが結構いる。
SIM本体と通話料10分、合わせて350RS.。
安いではないか。簡単だし。
日本で色々と画策する必要はなかったのだ。

トゥクトゥクのドライバーはフィッシュマーケットまで1000RSとそもそも観光客値段だったが、市内観光をしないかとか、色々と料金を増やすコースを持ちかけてくるが、一切拒否。

市場好きの身としては、フィッシュマーケットははとても楽しかった。
市場は地元の人々の活気と地元の食材や特産物を肌で感じることができるのでとても面白い。

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地べた一面に干した魚が並び、様々な生魚を売っている。
行きかう人々の熱気、喧噪、匂い。
外国人観光客が築地を観光したがるのも分る。
しかし、ここは日本とは異なりえらくワイルドだ。
日本の徹底的に衛生管理された設備とは大違い。
犬もカラスもうろつき回る。
昔の日本の市場もこんな時代があったのだろう。

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帰りは、とても暑いがのんびり歩いて帰ることにした。

カソリック教会
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途中、お昼のカリーと今回初めてのライオンラガー。
美味い。

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朝に行ったATMまで戻ってきた。
約2時間、汗だくだ。

親水公園
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この付近に例によって背徳的な雰囲気の酒屋を二軒見つけた。
ということは、冷たいビールを買いに行くために宿から1kmほど歩かなくてはいけないということだ。
宿はとても良いのだが部屋に冷蔵庫を求めるのは贅沢か。
ようやく宿へ到着。
少し休んでから、スズキ君、妹さんやおじいさんと雑談。

夕食は、また1kmほど歩いてなんだかよく分からないもの。
しかし、美味しいのだ。
おそらく、ココナッツ粉と小麦粉を練ったものをベースに野菜や魚介類を炒めたものだろう。

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とても美味しいのだが、昨年の南インドと同じような状態になってきた。
痒い。蚊だ。
しかし、短パンでなくては暑くていられないのでこれはしょうがない。我慢するしかないのだ。
かゆみ止めは持っているけれど防虫スプレーが必要だな。
そして、突然始まるバンド演奏。

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12弦ギター、アコーディオン、コンガでコードが6つくらいの素朴な演奏だ。
気が付くとあちこちのレストランでやっているようだ。
この辺りは観光客が多いので生演奏も多いのだろう。
なんだかとても懐かしい気分になった。
帰りがけ、ライオンではなくタイガーのビールを買うことができた。
明日は、南部の街ゴールへ移動する。

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2018年03月15日 09:34に投稿されたエントリーのページです。

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