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板垣武志が徒然なるままに綴る、日々のツアーや旅の雑記帳です。

2024年春のいすみ鉄道と小湊鉄道の桜と菜の花

2024年春のいすみ鉄道と小湊鉄道の桜と菜の花

ここ数年、3月後半から4月上旬にかけて菜の花と桜の絶景を見に行くというのが恒例になっています。
それも小湊鉄道といすみ鉄道のキハに乗って行くというのが楽しみに、それに加えて、房総半島の真ん中あたりにある大多喜町の「どんぐり」という食堂へ行って昼酒を飲むというのも更に大きな楽しみになっています。
以前は、内房方面から小湊鉄道、いすみ鉄道と乗り継いで外房の大原へ出て帰ってくるというルートを取っていましたが、「どんぐり」へ行くようになってからは外房→内房というルートを取り、小湊鉄道の何処かで途中下車して写真など撮りながら、大多喜の酒造で買った酒を駅飲みするというけしからん小旅行を楽しむようになりました。

これは、旧国鉄のキハ52ですね。

こんな感じでのんびり走っていきます。
ワンマン運転ですが、運転士さんが一人で車掌と観光アナウンスもするという忙しさです。
このシーズンは観光客も多い。

大多喜駅に到着。

11時過ぎに到着するので、どこを観光するでもなくぶらぶら歩いて「どんぐり」に向かいます。
観光スポットはそれなりにあるのですが、こっちの方はそういうものは無く、誰とも会うことはありません。

お店は、昭和の雰囲気が自然に漂うラーメンからカレー、とんかつ定食、スパゲッティ、ビール、日本酒、酎ハイにクリームソーダと要するに何でもある食堂で、値段も安くマスターも面白い。
マスターは大多喜の人なんでしょうが、何となく八重山の人と共通点があるように思います。
強面で初めはぶっきらぼう、打ち解けてくると話が弾んで面白い。
今回はマスターもギターを弾くことを知って、今度は楽器を持ってくるからという話にもなりました。
ここで約2時間弱、飲み食いしてすっかり良い気持ちになります。

13時過ぎの列車に乗って終点で小湊鉄道に乗り換えると、どこか適当な駅で途中下車して散歩が楽しめるわけです。
大多喜駅への道すがら、当地の酒造へ立ち寄ってお土産の日本酒と途中で飲む分、そしてこれがここでしかゲットできないのですが、とても美味い自家製酒粕(非売品)をいただきます。
いすみ鉄道の上総中野行に乗り込みます。
終点の上総中野駅で小湊鉄道に乗り換えます。

小湊鉄道のこの列車も旧国鉄車両のキハ40。
昨年は、菜の花も桜も満開状態だったので、両者の写真を撮る名所、飯給駅で途中下車しましたが、今年は菜の花は既に盛りを過ぎています。
まあ、違う駅も良いかなと思って、かずさ大久保という駅で降りることにしました。
何もない駅ですが、ここも撮影スポットです。
撮影を楽しむ人達が結構います。

とても良い感じの駅です。

手書きの表示板が素朴です。
列車を待ちつつ風景を見ながらホームで、先ほどの日本酒をちょこっと失礼するというのも、なかなか良いものです。

終着のJR五井駅での小湊鉄道キハ200。

帰宅してからはお土産の日本酒を楽しみました。 日帰りの小旅行ですが、非日常的でとても素敵な旅です。 そう遠くないうちに「どんぐり」へギターを持って行ってみましょう。 それはそれで楽しみ。

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