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板垣武志が徒然なるままに綴る、日々のツアーや旅の雑記帳です。

2026年 イスタンブール(トルコ)、ソフィア(ブルガリア)の旅 第2章 イスタンブール

2026年 イスタンブール(トルコ)、ソフィア(ブルガリア)の旅 第2章 イスタンブール

第2章 2/24(火)イスタンブール

昨夜は早くに寝たせいか、5時頃には起きてしまう。
まだ外は真っ暗。
7時過ぎにならないと明るくならない。
6時過ぎにはイスラム圏おなじみのアザーンが始まる。
8時から始まるホテルの朝食は、野菜が多く、チーズ、ハム、パン、オリーブ等々簡素なものだが、ヘルシーで、旅の空にはありがたい。

朝食後9時頃散歩がてら近所を散策、ついでにシルケジ駅にも寄ってみた。
何せ賑やかな通りに出る道筋に駅があるのだから。
昨夜と同じ犬が寝そべっていて、猫も数匹佇んでいる。
チケットの窓口が開くのが10時とのネット情報だったので確認がてら寄ってみたら、すでにそれらしき窓口が開いている。
聞いてみると国際列車のチケット窓口だという。
早速25日のソフィア行のチケットはあるかと聞くと、あるという。
しかもシングルもあるとのこと。
これはラッキーだ。
4,053.95TLとちょっと高いが、これに乗りたかったので迷わず購入した。
多分9時頃から窓口は開いていたのだろう。
幸運だった。
これで明日からの予定がフィックスできる。

チケット

懸案を一つクリアできたところで、今日の予定を立ててみる。
午前中はアヤソフィア辺りまで歩いて散策、その後グランバザールへ行って、戻ってエミノニュ埠頭でサバサンドのお昼を食べて、午後からは3/1以後のアパートメントと軍事博物館の場所を確認がてらベイオールからイスティクラル通り、オスマンベイ方向を歩いてみようかなと思っている。
列車のチケットが取れたので、明日、軍事博物館で15時から始まるメフテルの演奏を見た後に直ちにホテルに戻って来て、列車の発車駅であるマルマライ線の終点ハルカリ駅に19時までに着く必要がある。
少しタイトな予定なので場所の確認はしておいた方が良い。

スルタンアフメット周辺まで上り坂を歩く。
トラムバイ1駅分だからどうということはない。
今日も良い天気。 日差しがあって風も無いので歩いていると暑くなる。
トルコへ来てからセーターは脱いでしまった。
ホテルではTシャツ、短パンだ。

スルタンアフメット周辺にも猫多数。
カラスを追いかけて木登りをしている勇ましい猫もいる。
2019年に訪問した際にはそんなに気が付かなかったのに、今回はやけに目に付く。
そのことには後程触れることにしよう。

いつもこの周辺で日本語で話しかけてくる輩はやたら多いのだが、その多くが客引きだ。
中には詐欺師もいるらしい。
普通の人と見分けがつかないから厄介だ。
とにかくこの手の輩には深入りしない。
多少うっとうしいことを抜きにすれば、広い公園で景色も良くのんびりできる。
アヤソフィアやスルタンアフメットジャーミー等のモスクには前回入っているので今回は入場しない。

広場猫

広場に近接するアラスタバザール。
ここの雰囲気も好きだ。
そしてバザール猫。

周辺を散策してトラムバイに乗って2駅、グランバザールへ向かう。
グランバザール自体は広大な面積だが、何ヶ所かある出入り口はあまり目立たない。
まだ来たばかり、先は長いので土産物はまだ買わない。
ブルガリアから戻って来てからのイスタンブールで買う予定だ。

トラムバイの駅に近い門

ここグランバザールは2019年にも来たことがあるが、入場して5分で迷う。
今回は迷わないと決めていたが、3分で迷った。
でも歩き回っているうちに出て来れるから不思議だ。
出入口が何ヶ所もあるから、めぐっているうちに見覚えのある個所に遭遇するのだろう。

グランバザールの建物の外側もバザールになっていて、そこも大変賑わっているが、その一角に古書街があって、落ち着いた雰囲気でとても気に入った。

昼も近づいてきたのでトラムバイに乗ってエミノニュ埠頭へ。
今日の昼はこれにしようと決めていたサバサンド。
ガラタ橋下の食堂より埠頭のサバサンド船の方が美味いので、迷わずこちらへ。
まだ、お昼には時間があるのでお客さんはあまりいない。
コーラを飲んでいるうちに徐々に客が増えてきた。
いつも思うのだが、スタッフらしき人(友達か何だかわからない人たち)が何人もいて、これでやって行けるのだろうか。
サバサンドは、前回の訪問以来すっかり気に入ってしまい、家でもよく作る。
正直言って、家で作って食べる方が美味い。

エミノニュ埠頭から

サバサンド船とサバサンド

ガラタ橋の下の歩道に貴重な公衆トイレがある。
ここも利用するのにイスタンブールカードが必要だ。

ガラタ橋の上は平日の昼間から相変わらず釣り人がびっしり。
全員おじさん。
なんとも平和な光景だ。
釣果を覗き見てみると、かなり釣れている人もいる。
釣れている人は大きいバケツや発泡スチロールの箱にいっぱい。
小型のアジのようだが、中には中型のサバもいる。
これは食べるのか売るのか、近所に配るのか。

カラキョイ埠頭からボスポラス海峡の向こう側、アジア側が見える。
エミノニュ埠頭やカラキョイ埠頭のヨーロッパ側とカドキョイ埠頭やユスキュダル埠頭のアジア側を結ぶフェリーは15分おきくらいに出ており、イスタンブールカードで乗れる。
もっとも、海底トンネルを通るメトロや橋もある。

ガラタ橋を渡ってトラムバイのトプハーネ駅から海とは反対側に坂を上って行く。
急な石畳の道だ。
街の雰囲気は古いヨーロッパの石造りの街並みでとても趣がある。
その街並みの中にホテルーアパートメントを見つけた。
ここから更に狭くて急な道、階段を複雑にひたすら上り続けると、とても分かり易いイスティクラル通りに出た。

商店猫

これは家の子

トプハーネ駅付近から上り坂

ノスタルジックトレインが走り、とても賑やかで華やかなイスティクラル通りを東へ向かうとタクスィン広場に出る。

ここまで来たついでに、前回色々と安い買い物を毎日していた商店はまだやっているか確認をしに行った。
店の前に、にぎにぎしく生鮮品を置いて無事営業していた。
目当てのお土産はここで買おう。
当時泊まったホテルは無いか、あるいは改装中だった。

タクスィン広場

さて、ここから軍事博物館まで歩くか、メトロに乗って1駅のオスマンベイ駅から逆方向に歩くか少し考えたが、グーグルを頼りに多分20分くらいで歩けそうなので歩くことにした。
大通りを真っすぐ歩いて行く単純な道筋なので分かり易い。

道端には猫多数。
アヤソフィア周辺、街中、駅構内、ついでに自動改札の上にも猫、猫、猫、時々寝そべっている大型の犬。
前回訪問時にも当然いたのだろうが、あまり気にならなかった。
自分が猫と暮らすようになって意識が変わってしまったのだ。
ここまで自分が変わったのだとびっくりせざるを得ない。

軍事博物館に近づくにつれて、メフテルの演奏は火曜日、木曜日の3PMからとする掲示が目立つようになった。
事前のネット情報だと月、水、金となっていたが違うようだ。
火曜日は今日ではないか。
しかも今2PM少し前。
これはラッキーだ。

明日水曜日の演奏だと思っていたので、もし確認しないで明日来てみて、今日はやりませんなんてことになっていたら、2019年にも見逃しているのに、あまりに悲しすぎる。
しかも、明日の夜行に乗るので、わりとタイトなスケジュールになっていたのが、今日見ることができれば、明日は楽なスケジュールになる。
場所の確認に来て良かった。
幸運だった。
ネットの情報は必ずしも最新のものではない。
シルケジ駅のチケット売り場にしてもそうだった。
これは自分で確認するしかない。

こういう物は展示品だからもちろん撮影OKだが、例えば、タクスィン広場の一画に控えている装甲車は撮影禁止だ。

2PM頃に入館したので3PMまで館内をゆっくり見学することができた。
入館料は750TLと少々お高いが、写真も動画もOKだし、トイレもきれいだし、何より念願のメフテルの生演奏を見られるのだし、文句はない。
入ってすぐのエントランスホールで、マイクのセッティングをしたりPAの準備をしたりしているので、今日はここで演奏があるのかと聞いたら、そうだという。
ステージではないのだ。
館内はかなり広くて館内展示もかなり多く多岐にわたる。
古代ヒッタイトの鉄器時代からオスマン帝国、トルコ共和国、現代に至るまでの軍事の歴史が、出土品、模型、絵画、映像、マネキン等様々な形で展示されている。

この国の東西南北の位置関係からして、古代から現代まで様々な紛争とかかわりあってきた歴史を物語っている。
中には戦場の様子を絵画だけでなく、模型やマネキンを使って立体的に表現した物もあり、戦死者や戦傷者も生々しく表現されていて、多分日本人的にはきついと思われるようなものもあった。
しかし、トルコと日本では軍隊というものに対する認識が違うのだ。
2019年にカッパドキアのガイドから「軍隊に行くということは、トルコでは男になるということなんだ。」と言われたことを思い出した。

3PM前にエントランスホールへ戻ってみると、壁際にセッティングされた椅子に既にお客さんが座っていて、もう演奏が始まりそうな雰囲気だ。

メフテルが入り口方向から行進曲を演奏しながら入場して演奏が始まった。
人数が少なめなような気もするが、この場所での演奏には適したものだ。

演奏は映像で見ていたように、勇壮にして哀愁を感じさせるものもあって、予想通り素晴らしかった。 打楽器の迫力もすごかった。
ただ、動画を撮るときにエントランスホールの柱が邪魔になったことが少し残念。
お客さんは皆行儀が良くて、席を立つ人がいないので行儀の悪い真似をすることは気が引けるのだ。

最後に楽隊が退場して、旗を持つ人たちが残って、お客さんとの写真撮影タイムというサービス時間もあった。

総じて、軍事博物館はきれいに整理されていて、客対応も良く、とても洗練された施設だと感じた。 後で調べたら、メフテルは昨年の関西万博でも演奏しているそうだ。
海外公演があるときは演奏がお休みになったり不定期になったりするらしいから、今回は本当にラッキーだった。

満足してゆっくりと歩いて帰る。
明日、しなければならないことが無くなった。
帰りは往きと逆のコースで、イスティクラル通りからホテルーアパートメントへ行くとどんな行程になるか試してみようと考えた。

タクスィン広場からは全部下り坂で楽そうだが、イスティクラル通りから南へ折れると、通りは急に狭くなり、路面も結構荒れている個所もあったり、車が入って来てかなり窮屈な個所もある。
道も複雑で、距離もトプハーネ駅からよりはあるような気がする。
トプハーネ駅からだと全部上り坂だが、道が比較的広くて、曲がる個所も1ヶ所だけと分かり易い。 タクスィン広場だとメトロ、トプハーネ駅だとトラムバイという利用交通機関に違いがある。
その時の気分だな。

街猫

これは家の子

結構歩き疲れて帰ったのは5PMと良い時間。
部屋が掃除されていて果物バスケットが置いてある。
もうくつろぐ時間帯だ。
ビールからワイン。 これで明日は楽なスケジュールになった。
幸運な1日だった。

夜は昨夜と同じお向かいのケバブ屋へ。
物価は日本より高いかもしれない。
肉料理は実に美味しい。

明後日のブルガリアに入ってからの案内は、明日、アパートメントのマネージャー、Damm氏からWhatsAppで案内が来ることになっている。
楽しみだ。

ケバブ屋さんの夕食とおまけのデザート

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