保育所的ギターレッスン
筆者近影
皆様、今晩は。
ギターレッスンをしていると、驚かされることがあります。
若いお母さん、MさんとIさんは、子育てをしながらレッスンをしています。
3歳男女と1歳女子を見ながら二人でレッスン。
Iさんは、レッスンを始めてから次女を出産していますが、産休の後も継続しています。
レッスン中は、ミニ保育所状態。
DVDとかおもちゃとかおやつとかで仲良く遊んでいるうちは良いのですが、子供どうしのトラブルが発生したり、お母さんに甘えてきたりすると中断。
レッスンをしていなければ、つまり、お母さんが自分たちに注目していてくれればトラブルは発生しないそうなのですが、お母さんたちがレッスンに集中してしまうと不安になるのでしょうか。
それでも、二人で演奏していれば無事な方がカバーできます。
通常は、2時間のレッスンなのですが、初めから子供たちの許容限度を考えて、1時間にしています。
始めてから約1年半、まずギターを手に入れるところから始めて、今年の年末のクリスマス会に二人で演奏するということを目指しています。
曲は、2曲。FericidadeとSo danco samba。
目的がはっきりしているのでレッスンはやりやすいのですが、楽器を手にした当初は,
当然始めてギターを触るわけですから、ある段階を通り過ぎるまでは継続するのは大変だったと思います。
で、冒頭の驚かされることという話題ですが、最近、二人ともとみにギターの音が大きくはっきりしてきたことです。
ある時期から急に変わってきたようで、一つステップを上がったのかなという印象を受けました。
癖がついていないので、初めから右手、左手の使い方を、サンバを基本として習得できます。
選曲したFericidadeもサンバですから、まずサンバを体験してからボサノバへというのが分かり易い方法で、この選曲も良かったと思います。
比較的長い曲で歌詞も長いので覚えるのも大変だったと思うのですが、ギターも歌詞も全部覚えて楽しめるようになってきました。
2曲だけにしぼって一年半というのはすごいです。
何よりも彼女たちの熱心さと根気が一番なんでしょう。
この辺まで来ると、ギターを弾くことが面白くなってきます。
家事と子育てで煮詰まってしまいがちな日常で、仲間とギターの引き語りを楽しむというのはとても良い気分転換かもしれません。
そろそろ次のステップに行きましょう。
この調子で行けば、クリスマス会の演奏も楽しんでできると思いますよ。
ではでは