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2013年とばらーま大会とライブ

毎年恒例になっている秋の八重山・沖縄行き少々ライブ付きに今年も行ってきました。

基本は、とばらーま大会を見て、十五夜を鳩間島で過ごし、石垣、本島でライブを行うという予定です。

この時期、八重山・沖縄は台風があたりまえ。島に渡れるか否かは賭けなのです。
本土に大きな被害をもたらした台風18号は過ぎ去ってまあ大丈夫かなというつもりでしたが、次の台風19号がフィリピンの東から北西に進んでいます。
18号の影響で予定が変更になった人が多いのでしょう、乗り換えの那覇空港は大混雑。

石垣島は天気はまずまずなのですが風が強く、海上は時化。
火曜日に石垣に着いたのですが、既にその二三日前から上原航路は欠航しています。

とりあえず、とばらーま大会を見て明日考えればいいだろうと、7時過ぎに会場の新栄公園へ。
ここ二三年は、野外常設ステージのある真栄里公園が会場でしたが今年は新栄公園。
こちらの方が市の中心から若干近い。それと月がステージのちょうど真上あたりに出る。これって結構重要。

ステージの両袖にはオーロラビジョンが設置され演奏者のアップが月と共に映し出されたりしています。月は7割方出ています。
旧暦8月13夜に行われるこの大会は、十三夜の月あかりで唄うということがポイントです。やはり野外で聞くとばらーまは趣がある。
23名の演奏者全員を聞くとそれぞれの違いが分かって面白い。
最初の音の高低が大きくしかも一息で唄いきるとても難しいくだりは、とてもうまい人に対しては数千人の聴衆から静かなどよめきがおこります。
テンポがとてもゆっくりなので息をつなげていくのも大変な唄です。一番で張り切りすぎて二番で息切れをしてしまう人も結構いました。
我慢大会みたいな唄です。

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十三夜の月と
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出演者集合
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ちょっと涼しい風と十三夜の月でとばらーまを堪能しました。
そして新栄公園からはとても近い美崎町のメグさんの串揚げ屋さんへ。
安くておいしい串揚げとシマで締めます。

さて、翌日は上原航路は欠航。
鳩間の友人に相談して、行って行けないことはないけれど週末にかけて状況はどんどん悪くなるらしいので無理はしない方がいいだろう、ちょっと様子を見ようということになりました。
で、本日の渡航はなし。暇になってしまいました。

延泊の手続きをして、幸い知人の車を借りることができたので、多分欠航ゆえに休みになっているであろう大工のM氏の野底の家でも行ってみようかと軽いドライブ。

今日は於茂登トンネルで行こうと白保の先を左折。於茂登トンネルの手前で右側の切り株に何やら大きな鳥が飛来。何か咥えている。体が大きいことと表情がとてもしまっていることにただならぬ気配を感じて停車。
車内から写真を一枚撮影。もうちょっと接近してみようと思って車から出たところにめったに来ない後続車が来て追い抜き。その気配に鳥は隣接する電柱の上に位置替え。もうちょっと近くで見たかったのに残念。

カンムリワシ。日本には石垣島と西表島で百数十羽しか生息が確認されていないとのこと。
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あえて停まってみたのは直前に渡った橋の欄干に鷲らしきもののモニュメントがあって、これはきっと何かあると思ったからです。
後で鳥に詳しい人に見てもらったら特別天然記念物のカンムリワシに間違いない、しかもオスで咥えているのはカエルの足だということまで判明しました。
確かに調べてみると絶滅危惧種で石垣と西表にしか生息していないということで、偶然野生の成鳥を見れたというのはとてもラッキーでした。

そうこうしているうちに、いつもお世話になっているT先生から少年自然の家での観月会のお誘いがありました。国立天文台と八重山星の会との合同開催で観月会の前に1時間ほどの講義を聞いてもらうとのこと。ギターを持って来いというリクエストが付いています。暇な身には渡りに船。夜の予定ができました。

さて、案の定M氏は休み。昼寝しているところをたたき起こしてゆんたく。ここは市街地から遠く離れているので、宴会でもしたら泊りは必至です。
今夜は予定ができたのでおとなしく引きあげます。

さて、観月会前の講義は30分はNPO八重山星の会の活動状況、後半30分は天文台の研究者による学会発表そのままのダイジェスト版。当然難しいことは了解済み。彗星の尾の形はなぜ開いたり閉じたりしているのかという研究で、東北大学の学会で発表した内容そのままだそうです。我々生徒は神妙に聞いていました。

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その後は楽しい観月会。

わりときちんと企画されていて、挨拶、少年自然の家の唄なんて出し物もあります。
ギター演奏に続いて、三味線演奏は昨日とばらーま大会に出場していた若手の唄者T君(実は今年の4月の明石公民館のイベントで一緒だったことも判明)によるとばらーま、そのまま何故か炭坑節振付の指導付、先の学会発表者が炭坑節は自分の地元の唄だということで飛び入りの唄、天文台職員によるクイズ、T先生による古賀メロディのギターの弾き語り(このギター、唄う曲ごとにチューニングを大幅に変えるという三味線のちんだみ方式)等々本格的な出し物が相次ぎます。

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月明かりでとばらーま
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天文台職員によるクイズ
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風が涼しくて月はとてもきれいに輝いていました。
いつもそうですが、欠航もそれなりに楽しいことがあるというわけです。

で、翌日も欠航
結局ライブのあった土曜日までずっと欠航でした。
特に土曜日は海上8~9mの大時化で大原廻りも欠航。
仮に大原廻りで渡っていたとしたらライブ当日に帰ってこれないということになっていたわけです。

その間何をやっていたかというと、わざわざバスに乗って宮良の南米・沖縄料理のもろみやへ行ってみたり、夜は結構退屈しない。パパビゴーヂのマスターとジャズバーへ行ってビッグバンドのレコードを聴いて盛り上がってみたり、メグさんのおうちで夕食会をしたり、時々練習したり、鳩間島へ行けたとしても多分あまり変わらなかったと思いますね。

もろみやのパステウ、食べかけ御免
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新空港開業と航空運賃が安くなったことで観光客が増えているということで、宿はほぼ満杯状態。
レンタカーも沢山走っていて、タクシーは今まで6000円稼ぐのが結構大変だったのが、今や空港一往復で稼げてしまうので楽になったとか、新空港開業の影響はかなり出ているようです。

そんなこんなで、土曜日は石垣島のフォークシンガー、池原コーイチさんとのジョイントライブ。
コーイチさんとは今年の5月に予定していたのが諸事情によりできなかったので楽しみでした。

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それぞれのソロとジョイント。
いい感じで融合できたと思います。
小生としては、ブラジル、ジャズを演奏するよりもっと以前にやっていた感じで演奏できたのが楽しかった。
若い頃染みついたものは何十年たっても取れないものです。

さて、日曜日も曇りがちですが船は走り始めました。

しかし本日は沖縄へ移動。
沖縄本島は良い天気。
南城市のおなじみのたまたま庵でジャズライブ。

サックスの千葉トシユキさんは今年の5月に予定していたのが諸事情によりできなかった(こんなのが多いです。)ので今回は気合が入っています。?
千葉トシユキ(ts)、西川勲(b)に小生のトリオ編成でスタンダードジャズを演奏。

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踊りだしてしまう。
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踊りの先生による鳩間早節
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集合写真
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このトリオも数えてみるともう3年くらいやっているわけでだいぶ気心が知れてきているようです。
音楽とは関係ないですが千葉さんのつっこみと西川さんのボケの会話が傍で聞いていて面白い。
今のところ年に2回位しかできませんが本土ツアーなんかしたらきっと面白いでしょうね。
小生としては楽しくジャズを演奏できる稀な機会なのです。
ただし、突然打ち合わせにないことをやり出したりするから気は抜けませんが。
今夜もお客様も一緒になって楽しい時間を過ごしました。

翌日は良い天気。暑い。

男たち、哲男工房前で桑の実を食う図。
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今回は欠航で予定がすっかり狂ってしまいましたが、確か5月も1日欠航になって過ごしたことがありました。
離島でなおかつ荒れやすい航路にあるのでしょうがないと言うしかありません。
ま、自然が相手ですから恨みっこなし、欠航は欠航なりに楽しく過ごす方法もあるということでした。

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2013年10月01日 14:44に投稿されたエントリーのページです。

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