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板垣武志が徒然なるままに綴る、日々のツアーや旅の雑記帳です。

2025年 スリランカの旅  第8章 ポロンナルワからキャンディ

2025年 スリランカの旅  第8章 ポロンナルワからキャンディ

第8章 2/25(火) ポロンナルワからキャンディ

今日は、10時に迎えの車が来てキャンディへ移動する。
朝食は残りのパンとジュースと水。
豪華な別荘に貧しい食事。 このギャップが良いのだ。

別荘は広くてとても快適だが、寝室からキッチンが遠い。
もっとも、普通はダイニングとキッチンが近いのが当たり前だから、これは当然。
寝室とトイレが近いのは良い。
洗濯機も家にいるように使えるし、サンルーム的な物干し場もある。
立派なキッチンがあるのに料理はしなかった。
初めは卵焼きでも作ろうかと思っていたが、卵が買えなかったし、
クッキングクラスでいろんな意味で満腹になってしまったのだ。

10時にドライバーのAshan君がやって来た。 髭のにこやかな若者だ。
車はHONDA。
今朝は珍しく雨がザーッと降っていて、まだ降ったりやんだりしている。
車をチャーターしたのは正解だった。
ルートは、ダンブッラ、マータレーを通って南下する。
以前にもこのルートは通ったことがある。
多分3時間くらいはかかる筈だ。
それでもバスを乗り継いでいけば多分千円チョイで行ける筈だが、荷物が多いとしんどい。
途中、前が見えないほどのスコールに会ったりする。
これはtuktukでは厳しいだろう。
バイクは所々道筋の露店で雨宿りしたりしている。

移動途中の湖畔にて

ドライバーのAshan君は27歳の若者で既婚者。
ドライバーの仕事は個人事業だという。
車を所有することに対して経済的ハードルが高いスリランカで、個人で所有してドライバーをしているというのは若いのに大したものだと思える。

彼は今日キャンディに泊まる予定なので、明日の空港までどうと聞いてきた。
が、残念ながら昨晩ネットで予約を済ませてあった。
これが結構お得な値段なのだ。
Ashan君の提示した金額は、JPY15,000だったのでどのみち採用はできなかった。

降ったり止んだりしていた天気は、マータレー辺りに来ると安定した晴れに変わった。
今朝は、夜明け後も雨が降っていたので涼しかった。
太陽が出てくるといきなり暑くなってくる。

マータレーの街に入る手前の街道沿いはスパイスガーデンの名所だ。
かなりの数のスパイスガーデンが並んでいる。
2018年にドライバーのSuppun氏が連れて来てくれたことを覚えている。
マータレーの街もその時通ったが、確かあの時はお祭りをやっていた。
車から降りて、賑やかな祭りを楽しんだ想い出がある。
街並みも覚えている。
今回も、当初はここに一泊しようかなと思っていたのだが、街中の適当なホテルが探せなかったのでポロンナルワに二泊したのだ。
次はマータレーの街にも滞在してみたい。

この辺りからスリランカの中部山岳地帯に入って行くのだ。
2018年に訪れた山岳地帯のヌワラエリヤの街は、まだ想い出深い。
マータレー、キャンディ、ヌワラエリヤ、エッラといった山岳地帯の街を鉄道で行くというのも楽しいだろう。

スリランカはお茶の栽培が盛んな山岳地帯と漁業の海沿いの地帯、コメの栽培が盛んな平地で気温差がかなりある。
山岳地帯では朝夕は冷えて布団をかぶって寝ていたし、今回は掛布団の必要はなかった。

マータレーを過ぎるともう間もなくキャンディだ。
出発してから約3時間、キャンディの街の手前でかなりの交通量、渋滞も発生している。
何かのイベントがあるような渋滞だ。
が、街中に入ってみると単なる自然渋滞だったようだ。
ホテル近辺に到着。 料金はLKR20,000。
次にスリランカに来たときは僕を利用してくれとのことで、fbのやり取りをする。
空港も営業の範囲内だそうだ。
こんなやり取りからN君との付き合いも始まったのだ。

さすがの都会、キャンディ。
暑さと喧騒の真っただ中。
降車するため路駐したところで、後ろから来たトラックがサイドミラーに接触。
Ashan君はそれまでの穏やかな人柄から打って変わって猛抗議。
日本だったら、混んでいるところ、そんなところに停めたお前が悪いだろうとけんかになりそうなところだが、この後どうなったか。

多分、路地の奥にあるホテルまでは入って行けなさそうなので、ここで荷物を下ろして徒歩でホテルへ向かった。
空は晴れ上がり相当な暑さになっている。
路地の奥にホテルの表札はみつかったのだが、頑丈な門に鍵がかかっていて入れない。
建物がつながっているので、隣は事務所かなと思って聞いてみると他人の家だった。
更に隣のドアをノックすると、ここも違ったのだが親切に電話をしてくれた。
係の人が来て門から入ると、入り口に「Hi! Takeshi」なんて張り紙があるのだが、門に入れないとしょうがない。
表札に電話番号が書いてあったので電話すればよかったのかもしれないが、通話の契約はしていない。 後で調べたのだが、通話ができるアプリを仕込んでおけばよかったのだ。
次回から海外はこのアプリも使おう。

ということで、無事に入室できた本日の宿はOrchard Home。
昨日までと比較してはいけないのだが、部屋はわりと狭くてAC無しの天井扇付き。
小生好みの安宿の匂いぷんぷんなのだ。
暑いけれど天井扇でしのぐ。
もう明日は空港行きだし、キャンディは何回も来ているなじみの街だし、お土産を買ったり軽く街歩きをするぐらいしか予定はない。
部屋に網戸は無く、蚊帳もないので蚊は大丈夫かなと思ったが、何故か蚊、ハエがいない。
ホットシャワー、トイレなどの水回りがとても快適だ。
1フロア下に共用のキッチン、冷蔵庫があるので見た目より快適そうだ。
コンセントも十分にあるし、wifiも強い。

本日の部屋

かなり腹が減っていてお昼を何とかしたいしビールも欲しい。
このホテルは鉄道を挟んでキャンディレイクの反対側にある。
ホテルを出て、車を降りた通りに出れば、パン屋、食堂、雑貨屋等色々な店が並んでいる。
車も多いし、人も多い。

ホテルを出てすぐの通り

大きいスーパーや市場は線路向こうのキャンディレイク側にあるので線路を渡って行ってみる。

キャンディ駅は鉄道の要衝で、ここから本格的な登山鉄道的な路線になる。
本格的といえども、編成は変わらずに山岳地帯を茶畑を縫ってゆっくり進み、スリランカ屈指の絶景を味わえる。
2018年にキャンディからヌワラエリヤの最寄り駅、ナーヌオヤまで乗ったことがある。
とても楽しい鉄道旅だった。

相変わらず常時線路内立ち入り自由で、日本だったらこの状態では1本も電車は動かないだろう。

踏切を渡ってキャンディマーケットやバスターミナル(キャンディはこの辺りのローカルバス発着の中心地だからものすごい賑やかさだ。)は、以前は混とんとしているという印象だったが、今はそう思わなくなった。
係の若者が大声で客引きをしているのはバスの行き先を告げているのだ。
ただし、いつ発車するかはわからない。

キャンディマーケット

シティセンター通りには大型スーパーも並び、人々の活気がすごい。
相変わらず物乞いの人も多数。
やはりキャンディタウンは都会だ。
ただ、高層ビルが立ち並ぶ都会とは違う。
やはり古都の趣がある。

露店もいろいろなものがあってとても興味深い。
この辺りの通りは歩道に設置されたガードレールが高くて、通りを横断するのには これが切れたところまで行く必要がある。
スーパーでスパイスの追加とウッドアップルジュース(これはスリランカに来ると愛飲している。)を買ったりする。

市場にあるTシャツ屋でついにライオンラガーTシャツを見つけた。
ついにというのは、このTシャツ、2018年にヌワラエリヤで見かけてからずっと欲しくて、それでも無くて7年越しに出会えたのだ。
一癖ありそうな店員がLKR13,000などと言う。
これはボリ値段で、US$が結構余っているので$で交渉をする。
結局30$まで下げてきたのでこれで手打ち。
少々高いけれど、7年越しだから良しとしよう。

キャンディレイク

それにしても酒屋が無い。
これまではわりと簡単に見つかったのだが、これだけの都会なのにビールへのハードルは高い。
過去に何回か行ったことのある「The Pub」というレストランはまだやっていてあそこでは飲めるのだが、観光地値段でお高い。
そういうものは望まない。
相当腹も減ったので一旦ホテルに引き上げることにする。
途中で総菜パンを買ってホテルでランチ。
線路のホテル側にも良さげな食堂が何件かあるので、夜はその辺りにしようかと思う。

以前キャンディに来たときは、「The Pub」で高いビールを飲んだことと、月に一回あるポーヤデイというアルコールが一切飲めない日に当たったことを覚えていて、確かにどこかで買ったことはなかったような気がする。
ネットで調べてみると、どうも大型食品スーパーの地下にあるらしいという記載を見つけた。

再度外出。 ビールに対する執念はすごい。 スーパーマーケットで警備員にビールはあるかと聞くと、従業員用の頑丈そうなドアを開けてくれた。
そこから薄暗い地下への階段を下りていくと、あった。
5、6人の男たちが並んでいる。 結構後からも人がやって来る。
外からも入れるようだが、地下駐車場入り口を歩いて入ってこなければならないようだ。
しかも通りに面していない。
これでは街を歩いていても絶対に見つからない筈だ。
ハードルが高すぎる。
ところで、ビールばかり飲んでいる印象だが、スリランカでは輸入品は高額で、小生の好きな赤ワインは昔、日本でワインが高級酒だったような時代の値段の感覚なのだ。
だから手ごろでうまい酒はライオンラガーということになる。
ちょっと強いものが欲しいときはライオンスタウトにすればよい。

ホテルへ戻って1本飲んだら眠くなってきた。
夕食は、ホテルの近所の食堂でチキンのカリーとライス。
これがかなりの量だった。
もう一回シティセンター側へ行く気力もなくなってしまったので、ホテルに戻って寝ることにした。

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