2025年9月、今年再びの鳩間島
9月14日から数日間、今年2回目の鳩間島訪問です。
今年あるいは来年初め辺りにもう一度行きたいなと思っていたところ、秋の音楽祭をやるから来ないかとお誘いがありました。
ライブとの関係で14日にしか出発できなかったのですが、出発の数日前に、実は14日に音楽祭をやることになったと連絡がありました。
15日にしか到着できないので、これはしょうがない。
木曜日の石垣おじさんバンドの練習会には行けそうだなと思っています。
14日の宿泊は、いつものピースランドが満室だったので、美崎町の「やいま日和」にしました。
バスターミナルからも離島ターミナルからも近いのが利点です。
実はここは数十年前に、おそらく初めて八重山を旅行した頃、泊まった「大和ホテル」が前身です。
中身はきれいにリニューアルされていますが、間取りや特徴のある外観は懐かしいものがありました。
夕飯は久しぶりにゴードンへ。
充実してはいますが、値段は上がったなあという印象です。
9月になって台風シーズンですが、運よくここ数日間は天気が良いとのこと。
いつも通り1便で鳩間へ渡ると、7月にはお会いできなかった三線先生のY.U.さんとお会いできました。 鳩間小中校OBのJ.K.さんと共に子供たちに、まだ電気も水道も来ていなかった昔の鳩間島のことをお話しします。
今日は敬老の日でお休みなので野外特別授業しかもお菓子付きみたいなものですね。
相も変わらずの風景です。
島の最長老、Oさんのお宅でご馳走になった玉ねぎの天ぷら。
美味い。
夕方からの飲み会は、冷蔵庫の中身で誰かが何かを作るのが日常ですが、面倒くさいときは(たまにこういうこともある。)、食堂からオードブルを皆の割り勘で(500円だ。)頼むこともあります。
朝陽と食堂の朝食。
この日は客は小生かいなくて、とても静か。
こういう静けさは好きだ。
賑やかなのは少し苦手。
T先生から連絡があって、木曜日のおじさんバンドの公開練習会がメンバーの都合が合わずに中止になってしまったとのこと。
残念ですが、暇になってしまいました。
一緒に公開練習に遊びに行く予定だった、島人のK.U.さん宅でお昼のそばをごちそうになりました。
天気が良いので、毎日お昼からは海に行きます。
いつもの外若浜。
南風の今の季節は、白波も立っていなくてとても静か。
いつもの素潜りのポイントへ行くと、昨日より魚が多い印象で、ウミガメもかなりいました。
ついでにネムリブカとも遭遇。
50cmくらいのサイズで、人を襲うことは無いのは分かっているのですが、形はサメそのもなので、あまり良い気持ちはしません。
海蛇も同様ですが。
小生と同じく賑やかなところが苦手みたいな旧知のK.T.さんが来て、唄三線とギターでセッションをしたりします。
特にイベントが無くても、楽器を持っていれば結構楽しいことはあるものです。
楽器を持っていないと、ただ酒を飲んでいるだけだからなぁ。
この日は夕方の雲が夕日に照らされるところがとても印象的でした。
翌朝は、冷蔵庫の中にいつからあるかわからない冷や飯を使って、ギョニソと卵で焼きめしを作ってみました。
結構いける。
単に朝日が昇ってくる当たり前の様子ですら面白い。
雨柱が西表の方からやって来ている。
ただ最近は千葉県の自宅からも雨柱が見えることもあります。
K.U.氏宅でご馳走になったイカ・タコ汁の夕食。
この日、二人のお客さんがやって来ました。
彼らは板垣さん兄弟。
ということで、本日の寄合宿のお客さん3名は皆、板垣さんになってしまいました。
よくある苗字ではないので、こういうことは珍しい。
苗字を呼ぶと3名とも振り返るのでややこしい。
こういう時は名前を呼ばないと。
鳩間の人たちもいつも皆、名前で呼び合っています。
板垣兄弟と学校事務の先生(名前失念しちゃってごめんなさい。)と小生と。
石垣へ渡る朝。
鳩間島を訪れるようになって、もう30年近くなります。
島は変わらないけれど、人々は変わっていきます。
会いたいけれど、もう会えない人いるし、島へ帰りたいけど帰れない人もいる。
楽しいことばかりではありません。
後、何年ここに来れるか分かりませんが、だからでしょうか、島を歩いている日常、海にいる日常、今のこの普通の瞬間を大切にしたいと思えて来ています。
翌朝、石垣のピースランドで7月の滞在時に同行した友人のY君とH君が絶賛していた朝食をいただいてみました。
確かにボリューム、質とも優れていてリーズナブルなものでした。