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2008年01月 アーカイブ

2008年01月10日

裏芸炸裂

皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

筆者近影
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お正月は、1月3日の知り合いUさん宅の新年会、1月4日のエスペートブラジルでのライブと相棒の鈴木厚志氏の裏芸が炸裂しました。
これは正月から演技がいいわいと。

炸裂する裏芸
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彼の裏芸はピアノ(できればグランドピアノがよい。)の弾き語りなのですが、「鉄」らしく鉄道の駅名列挙を基本にしたオリジナルソング、名作「東横線」、「西武拝島線」や、歌曲を基本に、歌詞を全く違ったものにする「オー・ソレ・ミオ」、「サンタ・ル・チア」、やオリジナルの音階や歌詞を変えてストーリーを創ってしまう「ドミファの歌」、「クラリネットが壊れちゃった」など、いずれも爆笑ものなのですが、前提は華麗にピアノを弾くということがあります。
過剰すぎるほどに華麗にです。
小生は何度も聞いたことがあるのですが、何回聴いてもいいものです。
特に今回、印象に残ったのは3日に演奏した、「お正月のテーマによる作曲家別インプロビゼーション」と4日に演奏した「西武国分寺線」です。
前者は、「もーいくつ寝るとお正月・・・・・」をお客様の作曲家のリクエストによって即興演奏していくという高度な技です。
この日出たリクエストは、ショパン、チャイコフスキー、山下洋輔。
チャイコフスキーは意表をついたもので、山下洋輔はひじ打ちも登場。
面白すぎ!!
4日に演奏した「西武国分寺線」は一緒に演奏したのですが、Eのブルースを弾いてくれということでしたので、これはまだ聴いたことがない、何が出るのかなと思っていました。
事前に聞かないほうが面白そうだし。
西武国分寺線は、国分寺から東村山まで約12分ほどで結ぶ短い路線。
この車内アナウンスをブルースにして唄うのですが、所要時間をそのまま曲にしてしまうというこれまた高度な技。
つまり、国分寺駅を出た電車の車内アナウンスと曲の車内アナウンス歌詞がリアルタイムなわけです。
途中、秩父夜祭の車内案内が出てきて、車掌が興奮して「ちちぶよまつり~~~」と絶叫してしまいます。
単線なので、途中の駅で上り列車と交換待ちをしますが、この停車時間約1分はギターソロで表現しています。
携帯電話使用のご注意は、曲を作ったときは携帯電話がなかったので後で歌詞に付けたという念の入れようです。
この曲は初めて聴きかつ演奏したので、演奏中にやにやしっぱなし、時々爆笑という変な演奏スタイルになりました。
この手の演奏は、前に書いたことがある「種馬三部作」もそうなのですが、あまりに印象が強いため、この後何を演奏しても、またこの前に演奏したものも印象が薄れて、お客様はこの演奏だけ耳に残って帰ってしまう、今まで演奏してきた音楽は何だったんだということになるので、いわゆる伝家の宝刀というやつであまり抜かないほうがよいのです。
たまにやるからいいんですね。
ただ、この「たまに」という機会は最高に面白いので逃せないのです。
小生も目下裏芸は企画中で、今年の忘年会までに間に合うかなあ。
5日は、今月から海外青年協力隊でセネガルへ赴任するボサギ道場生徒でもあるK.H.さんの壮行会でした。
2年間、飛躍を期待しています。

壮行会にて
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ということで、今年もこのH.P.ブログをご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
ではでは

2008年01月23日

ボサギ道場合宿

皆様こんばんは。
先週の木曜日(1月17日)は、DUAS INTENCOESと森里子さんのライブ。
今回も楽しませていただきました。

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7割方、ジャズ・スタンダードを演奏しましたが、1曲だけジプシースウィング・ジャズ(こういうジャンルがあるんですかね。)の曲を演奏しました。
鍵盤ハーモニカがアコーディオンの雰囲気を出していてとてもよい感じでした。
これからこういう曲も増やしていきたいですね。
さて、週末の19、20日は小生が講師を勤める「ボサギ道場」の合宿でした。
昨年に続いて、千葉県岩井海岸の民宿「小池荘」で行なわれました。
鈴木厚志氏による「うたごころの会」も併行して行われたため、参加人数は昨年の倍ほどです。遠く、屋久島からの参加者もいます。
房総方面へ行くときは、いつも保田漁港の「番屋」が集合場所です。

番屋にて
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ここで、生きが良くてあまりにも安い魚介類の昼食を堪能してから15分ほどで合宿所です。
今年は、海岸線を皆で走って(竹刀を持ってという声もありましたが)海に向かって叫ぼうという企画もあったので、到着するとすぐにラジオ体操第一が始まりました。しかも鈴木厚志氏による生伴奏付き。

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この宿は、昨年もそうでしたが、広々とした24時間使用可の音楽スタジオを含む二階建ての1棟貸切です。何部屋もあるし、スタジオでそのまま寝てしまえるし、快適このうえありません。

スタジオ
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午後は、各人のリクエストによる曲の練習と、発声練習です。

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夕食後は、いよいよお楽しみサンバ・ボサノバ・ジャズセッション付き宴会エンドレスしかも裏芸付き。
これだけを目当てに参加した方もかなりいたようで。
今回は、バテリアメンバーの参加もあったので、大変盛り上がりました。

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盛り上がる
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スタジオでは飲食できないので、疲れたら隣の宴会部屋へ行ってガソリン補給。

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そして、いい感じになったらまたセッションに突入。
これを何回も繰り返すわけで。
そして小生としては、2週間のうちに3回も聴くことになった(普段から比べるとものすごい頻度。)鈴木厚志氏による裏芸。
何回聴いてもいいなあ。
笑いすぎて腹が痛くなる人続出!!

大笑い
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そして、そのまま飲み続ける人も、演奏し続ける人もいるし、それを聴きながらスタジオに布団を持ち込んで寝てしまったり、ゆっくりと二階の部屋で就寝したり、誰に気兼ねもせずに一番安楽な姿勢で過ごします。
贅沢だなあ。

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翌朝は海岸線を走って大声を出すぞという当初の目標に当たらずとも遠からず、何人かは走って、何人かは散歩して、何人かは発声練習をして、ま、目標には近づいてはいます。

笑いながら走る
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発声練習
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昼食をはさんで、発表形式による個人演奏です。

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これって緊張しますよね。
本番って、普段の半分くらいのことしかできませんからね。
そして合宿はめでたく終了します。
修了証書は出ませんけれど・・・・・・・・あっても面白そうだなあ。

合宿所前にて
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昨年もそうでしたが、スタジオを含んで一棟を24時間好きに使えるというこんなに快適な宿はあまりないのではないでしょうか。食事も風呂も素敵だし。
帰りに、宿の若旦那に紹介してもらった干物専門店へ。
あとからあとから試食用の干物を七輪で焼いてくれて、こちらも出されたものは食べなくては失礼だと思って、随分いただきました。
ビールを飲みたい雰囲気になっていました。

試食に群がる
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ここの干物が絶品で、この家で作っているものなので違うのでしょうか。
試食させていただいた期待に応えるくらいは皆で買いました。
小池荘に泊まったと言ったら一割引だったし。
というわけで、ボサギ道場は3月2日の発表会に向かって「うたごころの会」と共に更に盛り上がっていくはずです。
ボサギ道場は月に一回、原則として港区の公共施設(田町が多い。)にて行なわれております。
一回で一曲を原則に進めています。
興味のある方はご連絡ください。
合宿幹事のK崎さん(宴会ではハイテンションでした。)大変ご苦労様でした。
また来年もやりましょう。
ではでは

2008年01月31日

サボテン

皆様、今晩は。
うちのこのサボテンは、年に二回ほど花が咲くのですが、丁度今時分咲き始めています。

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うちへ来てから10年ほど経っているのですが、段々大きくなってきて鉢をその都度大きいものに変えていって、今でも鉢にくっつきそうに大きくなっているのですが、これ以上大きな鉢に変えると持てなくなりそうで怖い。
そもそもこやつは、サボテンでありながら棘というものはなく、白い毛のような柔らかいものに包まれているお饅頭―大福かーがいくつも重なっている代物で、なんていう種類なんだろ。
たしか、月がどうたらと言っていたかしら。
「月・・・なんとか」。
元々近所のサボテン栽培農家の方が、スポーツクラブの宴会の何かの商品に出していて、それが当たって家に来たんですが、まだ花が咲いていると言うとびっくりされます。
素人は根腐れさせるか枯らしてしまうことが多いので、こんなに長持ちするのは珍しいと誉められます。
先日、バイオリンの里子さんが同居人と一緒に家にリハーサルに来た際、こやつを見て珍しかったらしくて二人でひそひそと会話しています。
「これってサボテン・・・・・・・」「棘がない・・・・・」「かわいいかも・・・・・・・」「でも丸いから・・・・・」
「丸いのってちょっとね・・・・・・・」「そうだね・・・・・・・」
気になるなあ。
丸いのは問題あるのかなあ。
他に、家人が通販でやはり10年ほど前に買ったガジュマルというものもありまして、これもはじめは、直径10cm程のなんだか怪しげな鉢(香炉を大きくしたようなもの)に入っておりまして、これも今では直径40cm程の鉢に成長してしまいました。

三線を抱えたキジムナーをトッピング
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これも、更に大きい鉢にすると持ち上がらなくなる恐怖が・・・・・・・
ガジュマルの盆栽になっています。
そうだ。
ある車に捨てられていたアロエというものもあって、これも今や巨大化しています。
何故か、うちは植物がよく育つんですね。
テラスの野菜も然りで。
さて、そろそろ憂鬱な季節がやってまいりました。
確定申告!!
小生のような低所得者は許して欲しいと言いたいのですが、そうもいかないでしょうね。
エクセルで去年の分を整理してみて、今年は初めからエクセルで整理しておこうと反省しました。
サラリーマン時代は、全部会社がやってくれたから、今から思うとこれほど楽なことはないですね。
でも、保険やらなにやらとことん経費を下げるのも自営業者の生きる道ですから、面倒くさがらずに頑張らないとね。
ではでは

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