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2008年02月 アーカイブ

2008年02月09日

竹田の子守唄からクラシックギターへ

皆様、今晩は。
先日、唄の練習会がありました。

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その後は例によって宴会。お泊りしたら翌日は一面の雪景色。
家へ帰ったら、テラスに雪だるまが。しかしのっぺらぼうだ。

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最近You Tubeをよく見ているのですが、嬉しいことに、小生の大好きな曲である「竹田の子守唄」が、20世紀終わり頃の映像で、これもまた大好きな歌手である山本潤子さんの歌唱で掲載されていました。
この曲は、小学校6年くらいの頃に聴いた覚えがあるのですが、当時は赤い鳥、やはり山本潤子さんです。
はじめてギターを弾いた頃でしたね。
当時、小平市に住んでいて、フォークギターを持っている友達がいて、彼の家へ行ってはちょこちょこと教えてもらっていたものです。
そいつは既にSPシングル(45回転のやつ)を沢山持っていて、主にグループサウンズ(ブルコメとかタイガースとかワイルドワンズとかジャガーズとかね。)が多かったと思うのですが、その中で赤い鳥の竹田の子守唄がすごく印象に残った記憶があります。渡辺貞夫さんと共演していたバージョンもあったような気がする。
そして、どうしてもギターが欲しくなって、親にねだって買ってもらったギターは、今では娘が弾いています。
花小金井の商店街の楽器屋さんで買ってもらいました。
もう40年も経ちますね。

築40年。シールを貼られてしまった。ただしゴルペ板は小生が昔貼ったもの
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その後、中1の時大田区久が原に引っ越して、件の友人とは離れてしまったので、教えてもらう人もいないので、始めたのがギターの通信教育。しかもバリバリのクラシックギター。
毎月テキストと模範演奏が入ったEPシングル(45回転のやつ)が送られてきて、三ヶ月目くらいで「禁じられた遊び」のマイナー部分をアル・アイレで弾くことができるようになりました。
ただし、この曲は、本当はメロディだけアポ・ヤンドで弾くのが正しいのです。アルペジオで1弦だけアポ・ヤンド、2,3弦はアル・アイレです。
これはもうちょっと上達しないといけません。しかも本当に難しいのは、メジャーに転換した部分なのです。
最後まで続けたらもらえるLP(33回転の30cmのやつ)欲しさに1年間続けたら、アルハンブラとかアメリア姫とか何とかこなせるようになっていました。
何年か前にギター・マニアの方が経営している新宿のライブハウスで演奏したとき、この通信教育のテキストをマスターが持っていてこれを見せてもらったことがあります。
無茶苦茶、懐かしかったな。
今は家のどこかにあるのだろうか。
実家を発掘しないといけないだろうな。
そして、ギターを弾けるやつがいるとの噂が広まったのでしょうか、音楽好きの友達ともバンドなんかも組んで遊ぶようになりました(今でも付き合いのある整形外科医のS田君とか)。
小平ではカレッジ・フォークやグループサウンズだったのですが、久が原では、ベンチャーズ、シャドウズに何故かバート・バカラック。そしてボサノバ。
この頃始めて「イパネマの娘」を演奏しました。
69年頃でしょうか。
友達のエレキ・ギターを借りてきて、カルロス・サンタナの真似なんかしてましたね。
この話になると長くなるので、次は次回にしましょう。
ところで、山本潤子さんは、大学生の頃、ハイファイ・セット(彼女がリード・ボーカルのコーラスグループでしたね。荒井由美の楽曲を多くやっていました。)が好きでさんざん聴いていて(この頃、かつてギターを教わった件の小平の友人と再び遊ぶようになっていて、彼から教えられたのです。)、今でも最も好きな歌い手の一人で大ファンです。
ではでは

2008年02月15日

比嘉盛男Live at 野方

皆様、今晩は。
先日、突如として石垣島野底在住の比嘉盛男氏から電話があって、東京は寒いよ、石垣はどう。石垣はずっと雨だよなんて話していたのですが、実は今東京にいて、今日、明日ライブやるよと。
もっと早く知らせろと言ったのですが、まあ彼の性格からしてこんなものかなと苦笑してしまいました。
彼は、小生が鳩間島に行き始めた頃に知り合った十年来の友人で、鳩間島出身、本職は石垣島の大工、かつ三線の名手かつ楽しく迷惑(?)な飲み仲間でもあります。最近は随分、紳士的ですが。
昨年聴きに行ったことのある、中野は野方の「石垣島」でのライブ。

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19時半頃開始予定なので、19時頃行ったら、ステージ前のテーブルでは、年配の紳士淑女の方々が、完璧に出来上がっています。
隣の一番いい席に通されて、彼らと話していたら石垣市立伊原間中学校の同窓生だとのこと。
13時頃から飲み続けており、盛男氏もその頃から唄っていると。
そりゃ出来上がりますよね。
伊原間中学校は、小生の友人であるT先生が、現在校長先生をやっている学校で、授業で演奏をしたこともあり、よく知っている学校です。
そんなことも話していたらすっかり同窓生と思われて、帰り際に、盛男氏と一緒に八重泉一本いただいてしまいました。
しかし、どんなに出来上がっていようとも、八重山人は一旦演奏が始まれば、音楽に入り込みとことん盛り上げようとします。

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八重山人といわず、うちなんちゅはそういう方多いですね。
そういう方大好きです。
いつもの盛り上げ役の鳩間Sさんが風邪で欠席の中、花売り娘の代役を立派に勤め上げました。

この花売り娘はお客さん(特に男性)にキスのサービスをして回っていました。
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翌日、六期生だったようですよとT先生と電話で話していたら、盛んに懐かしがっておられました。
この夜は盛男氏も興に乗っていたのか、八重山民謡を多く唄い、なかでも、つんだら節やトバラーマは印象に残りました。
彼は昨年鳩間には余り顔を出さなかったようでしたが、今は現場が鳩間だとのことで、鳩間島の近況も話題になりました。
民宿Mの食堂を改築中とのことで、春には違う様子になるそうで、また待望の桟橋の待合室が3月には竣工予定とのことで、懸案だったトイレと日陰の問題はひとまず落ち着きそうです。
この「石垣島」は移転する予定で、今月中に閉店するとのことですが、4月には中野辺りに新店舗を構えて営業を再開するとのことです。
その際は、開店記念で盛男氏のライブが再びということになりそうです。
料理はきちんと八重山の家庭料理を踏襲していて、味も量もとても満足いくお店です。
東京の居酒屋のいんちき沖縄料理には閉口しているのでこういうお店はうれしい。
シマもちゃんと適当な値段で3合瓶を出してくれるし、これからも行きたいです。
さて、そんな中、春の八重山・沖縄ツアーの5月6日の休日、連休の最終日ですね。野底の盛男氏宅のオープンスペースで地元も巻き込んでライブやろうぜということに話が行き着きました。
ここは昨年行ったことがあるのですが、野底マーペーを正面に臨んで、とても気持ちのよい場所で、ここで野外ライブをやったらとても気持ちがいいと思っていました(昨年9月の訪問をこのブログでも取り上げています。)。
友人達とはいつもやっているので、PA機材は任せろと豪語しております。
ともあれ、友遠方より来たりてまた楽しからずやということです。
ではでは

2008年02月23日

永遠のアイドル

皆様、今晩は。
前々回のブログにギターを弾き始めた頃の思い出話を書きましたが、今回はその続きということで。

永遠のアイドルなのです。
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中学生当時、60年代後半ですね、YOUNG GUITARという雑誌がありました。
B.B.Kingとかアルビン・リーとかジョン・フォーガティとかアルバート・キング、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、マイク・ブルームフィールド等々のアドリブ・コピー譜がほんの数小節づつ載っていました。
あと、何故か、吉田拓郎(フォーク村とかフォーク・ジャンボリーとか)。
おまけに彼らのサウンドがどうやったら出せるかということで、ギターアンプのボリュームやらトーンコントロールやらのチューニングまで図示してありましたね(目盛りの図示です。)。
これを熱心に読んで、レコードを聴いているうちにロックにはまっていきました。
当時は、ビートルズに解散風が吹いている状況で、ベトナム戦争泥沼化の中で、反戦、反体制を標榜するロックが持ち上げられていた時期でした。
ウッド・ストック・コンサートが開催されたのもこの時期。
学校に行く前にNHKの朝のニュースでこの様子がほんの少し放映されて、とてもぶっ飛んだのが、サンタナでした。
ソウル・サクリファイスという曲、1曲だけなんですが(you tubeで見れるようですね。便利な時代になったもんだ。)、アフロのリズムと打楽器、カルロス・サンタナのギターの音色、バンドがカタルシスを得る雰囲気がものすごく衝撃的で、以来、サンタナのファンです。
自分でも真似をしたくて、どうやったらあの澄んだ伸びる音が出るのだろうと色々と試してみました。
今はエフェクター1個で済んじゃうんですけど、当時、エフェクターというものは、ファズ・ペダルとワウワウ・ペダル(クライ・ベイビーとも言いますが。)くらいしかなくて、あと、馬鹿でかいエコーマシンですね、これらを使って、セパレートの大きいギターアンプを借りてきて、リバーブを最大にして、いんちきサウンドを出してました。
エレキ・ギターは中学生には手が出なかったので、友達の兄貴のヤマハのセミアコです。
同級生にアリアのレス・ポール・モデルを持っていた奴がいたのでこれもしょっちゅう借りてましたね。
中2のときに、サンタナの「君に捧げるサンバ」という曲をコピーして、体育館であった何とかの会で演奏して、あとは、ギタリストのコピー一筋。
中学から高校にかけては、レッド・ツェッペリンやグランド・ファンク・レイルロードやBST、アル・クーパーやら、ロックの黄金期だったので、リアルタイムで聴いていて、レコードが出るのがほんとうに楽しみで仕方がなかった。
当時大好きで、今でも変わらず好きなのが、カルロス・サンタナを挙げることができますが、
一番だと思うのが、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)です。
高校生の頃、武道館公演も行ったなあ。
あの頃、とても不思議に思えた曲想、ギターのハーモニーは今でも変わりませんね。
今でも現役で、アラブ系のハーモニーを取り入れたり、ネイティブであろうアイルランド系のハーモニーを取り入れたりして、そして年齢を経たこともあるのでしょうか、無駄な音が削ぎ落とされて、聴くたびに衝撃的な音楽を与えてくれます。
彼の音楽はとても「澄んでいる」印象があります。
最近、来日したようですね。
小生にとって永遠のアイドルはジミー・ペイジかな。
また次回。
ではでは

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