皆様、今晩は。
7月21日は、新宿「J」でDrs.の諸田富男さんとライブでした。

彼は、今年還暦にして、日本で有数の4ビート・ドラマーです。
小生がまだ20歳くらいの頃知り合って、バンド活動を始めてバンドのイロハを叩き込まれた師匠です。
1975年頃、当時、小生は所属していた大学のビッグバンドがギター的にはつまらなくなって、渋谷のヤマハへ通っていた頃でした。
ある人から紹介されて、吉祥寺で飲んだのが始まりでした。
以降は、一緒のバンド活動の中、バンド、酒、その他色々(想像にお任せ)、厳しく教えられたものでした。
スタンダード、ビ・バップ、ハード・バップそしてモードか。
コピー、コピー、練習、練習、飲み会、飲み会、ハチャメチャ、ハチャメチャ・・・・・
色々あったなあ。
小生が30代半ばからブラジル音楽へシフトしていき、彼はアート・ブレイキー・スタイルを極めるべく、自己の六重奏団を結成してライブシーンへ旅立っていきました。
その後、彼の六重奏団からは、若手の優秀なプレイヤーを多く輩出することになり、ブレイキー・バンドと同じようなスタンスを持って現在に至っています。
あの頃からの話をすると、75年くらいからの日本のJAZZ史のある一面が辿れます。
当時から、スゥィング感を重視する堅実なドラムでしたが、年齢を重ねるに連れ、より奔放なスタイルになっていきます。
今回の共演の話は、彼も元々ボサノバ、サンバが好きだったということもあって、お互いのCDを聴きあって、メンツもATUXIがいるし、旧知のベーシスト、畠義人君もいるし、そろそろいいかなと。
何となくお互いそんな気持ちになりました。
一緒にやっていると、昔、言われたこと、「お前のソロは分かりにくい。」とか「リズムが甘い。」とか「走る。」とか思い出しちゃうんですね。
師匠とやっていると、なかなか普段のようにはいかない。
でも、お互い何十年か経験を積んできて、出来ることと出来ないことは分かっているつもりなので、その中でインタープレイを楽しもうと。
背伸びする年齢でもないし。
結果はどうだったんでしょうね。
小生は、楽しかった。



諸田さんのドラムは、相変わらず行け行けとあおってきて、それに答えるATUXIはさすが。
畠君も往年の第一線のジャズベーシストらしく、堅実なプレイで答えて。
小生は彼のロング・ソロが昔から好きなのです。
ドラムのロング・ソロというのはともすれば単調になってしまいがちですが、彼のソロは何分続いても飽きさせることがありません。
日本人では珍しいプレイヤーです。
お客様からの気持ちも伝わってきた感じがして、小生もあおってやりました。
最後はドラム・ソロ3連発。
汗だく。
インタープレイが緊密に出来るというのは本当に気持ちがいいですね。
スタイルは細かいことですからどうでもいいんじゃないかと個人的には思います。
もちろん、この気持ちがお客様に伝わってくださればということが前提ですが。
ということで、20年ぶりの共演、細かいことをあげれば色々とあるかもしれないけれど、それは自分の胸にしまっておくことにして、本当に楽しかった。
長く続けていればこんなに楽しいこともあるんですね。
で、このまま終わりにするのはもったいないということで、懲りずにVol.2をやることになりました。
同じ「J」で、10月18日(土)の予定です。
次回もきっと楽しいものにします。
よろしくお願いします。
次回もやりまっせ。



コメント (3)
本当にすてきでした。久しぶりにからだの下のほうからこみあげてくる音を聴きました。
次は秋ですね。やみつきになりそうで怖いです。
投稿者: chig | 2008年06月27日 14:12
日時: 2008年06月27日 14:12
ライブ楽しかったです。でも板さんが一番楽しんでいたなあというのがよくわかりましたよ!
今度は10月の18日ですか、あっという間に来ちゃいそうですね!
投稿者: peko | 2008年06月29日 17:24
日時: 2008年06月29日 17:24
次回は、ATUXIがフリー・インプロビゼーションをやりたいと言っております。
リズムを維持した上でのフリーは面白いかもしれませんね。
今回よりも緊密な演奏にしたいです。
投稿者: itarashiki | 2008年06月29日 19:38
日時: 2008年06月29日 19:38