皆様、今晩は。
いよいよ旅も終盤です。
5月6日
予定では、野底のM.H.氏宅で、コンサートをやろうかという企画でしたが、予定が合わず、急遽、パパ・ビゴーヂで2回目のライブ、ただ、4月29日と同じことをやっても芸が無いので、テーブル・パゴーヂをやろうと、生音で。それも、地元のミュージッシャンにも参加してもらって飛び入り有りで盛り上がろうという企画になりました。
この旅で、生音の気持ちよさ、飛び入りの面白さ、ジャンルのチャンプルーの楽しさをさんざん味わってきた集大成です。
急な申し入れに快諾していただいた、パパ・Mさん、ありがとうございました。
さて、ブラジル街角音楽団一行は、楽しかった伊原間を後にして、軽のライトバン・校長車でせっかく北にいるのだから、石垣の北端、平久保灯台、平野集落へ行って、西回りで市街地に向かおうと、ついでに野底のM.H.氏宅にも寄ってみようと、のんびり出発しました。
石垣島の北部は、殆ど走っている車も無く、信号も無く、快適なドライブです。


サンバ歌謡新曲「オッブリガードな世界」は、どこでやっても大受けだったのですが、その歌詞で「たけしもあつしも空元気」というくだりがあって、あるとき、なぜかATUXIが「・・・空元気・・・」と唄ったあとに「わーーーーーーーーー」と大声で発声したのがはまっていて、以降我々の間で突然「わーーーーーーーーーー」と大声で叫ぶのが面白くなっていました。
いいおっさんがね。
平久保灯台で、あまりの見晴らしのよさに気持ちがよすぎたのか、KAZUが、「わーーーーーーー」っと。
近くにいたご夫婦がびっくりして「何かあったんですか!!!」。
そりゃそうですよね。
ごめんなさい。

野底のM.H.氏宅からは、野底マーペーが真正面に見えます。

十五夜の頃は、マーペーから月が上がってきて、それを眺めながら、飲み、唄うとのこと。
最高でしょうね。
この季節、石垣の西ではもずく採りが最盛期です。
この日の宿は、鳩間島へ渡る前に飛び込みで急遽決めた場所。
ここは絶対にお勧めの場所です。
安くて、広くて、きれい。パパ・ビゴーヂまで徒歩1分。
官公労共済会八重山会館(沖縄県官公労共済会福利厚生施設)です。
大当たりでした。
この夜は、池原コーイチさん、レンさんをはじめ飛び入りの方々も多く、また、鳩間島でご一緒した方や、伊原間でご一緒した方や、お店のお客さんもなごみまくって、曲の説明もしないでどんどんサンバを唄っていきました。



4月末から石垣・鳩間でサンバをやってきて、ここでサンバをやるのが、パゴーヂをやるのがものすごく自然なことのように思えて、何の気負いもなく、力も抜けて皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。
テーブル・パゴーヂ、投げ銭方式はお店としては初めてということでしたが、とても楽しかった。
この方式もまたやりたいですね。
パパ・Mさんはもちろんのこと、島の皆さんに本当に感謝します。
5月7日
今日で、KAZUとR子ちゃんとはお別れ。
小生とATUXIは沖縄本島へ渡り、那覇でライブです。
お疲れ様でした。
桟橋通りを、鳩間島のU兄弟が港へ下って行ったのを見たよ、一昨日とおんなじ服装だったよとの報告が。
終わったんですね。
さて、心機一転。
ついでに、小生デジカメがバッテリー切れのため、写真がありません。
何卒ご容赦を。
とともに、素晴らしい写真を提供してくださったnino氏、ありがとうございました。
今日は、那覇は東町「サクレ」でのDUAS INTENCOESのライブです。
ここはグランドピアノがあって、普段はママさんがJAZZの弾き語りをしているお店です。
昨年に続いて二回目のライブ。
おかげさまで満席です。
ママさんの唄が、すごくよいのです。去年も感じましたが。
声が魅力的で、まだ若いのに自分のスタイルを持っているし、プレイヤーとのインタープレイも緊密で。
東京にもこんな人はあまりいませんよ。
当然、ゲストボーカリストとして数曲唄ってもらいました。
Black Nile(ウェイン・ショーターの曲です。)のボーカル版は始めて聴きました。
今度は、ママさんをメイン・ボーカリストとしてステージを組んでみたいですね。
ただ、この場合は、臨時ママさんとして浦添在住のN子さんの協力が不可欠ですが。
そして、この夜から翌朝にかけて、ちょっとしたアクシデントがあり、N子さんに助けを求めることになります。
お世話になりました。
本当に助かりました。
5月8日
長かったようであっという間に過ぎてしまった感もある八重山・沖縄ツアーも今日が最終日。
南城市は玉城「たまたま庵」でのライブです。
移動途中の昼ごはん。
豊見城の「最強食堂」、確かに最強ですな。
お勧めです。
「たまたま庵」、ここは我々の友人、O氏の自宅でもあり、お客様は地元の方100%です。
いつもライブ後は、地元ミュージッシャンの方々とジャムセッションになだれ込みます。
この展開が、いつも凄い。
誰かがきっかけを出して、お互いの音を聴きながら、フリージャズ状態へ。
コルトレーンからマッコイ・タイナー、登川誠仁からデレク・ベイリー、モードジャズから童謡、
クラシックからハイサイおじさん、70年代フォークから島唄、反戦歌からスゥィング・ジャズへと、力尽きるまでフリーセッションデスマッチ!!
小生も疲れから朦朧としながらも手だけは動く。
そういえばこんなことあったな。
燃え尽きました。
5月9日
帰京の日です。
この日の昼ごはん。
豊見城の「海洋食堂」
ここも素晴らしい。
隣で食事をしていたおじさんの、スパゲッティナポリタンのようなものが実に美味しそうで、食べたいなーと思ったのですが、お品書きのどこを探してもそれらしいものはありません。
あとで、N子ちゃんに聞いたら、それは焼きそばだろうとのこと。
沖縄の焼きそばは、沖縄そばを炒めますが、南部ではケチャップで味付けをすることがあるとのこと。
そういえば、確かに箸で食べていたな。
具は何が入っているんだろ。
気になる。
閑話休題。
思えば、沖縄の音楽、八重山の音楽が好きになって、十数年。
そして、この地で自分の音楽を表現できるようになって、多くの人達と知り合って、色々な状況があること、地域の事情、地域の人達のつながり方、やまとに対する「うむい」、芸能への接し方、芸能の愛し方、そして何よりも、生まれ育った沖縄・八重山を慕い尊敬する心を、訪れるたびに吸収させてもらっています。
自分が音楽家であるゆえに、こういう接し方しか出来なかったとは思いますが、暖かく受け止めてくれて、時には戒め、時には教えてくれて、そして殆どの時には一緒に音楽することや、生きていくことの喜びを共有してくれた沖縄・八重山の方達。
あなた達が大好きです。
ありがとうございました。
また、一緒にやりましょう。
近いうちにね。
ではでは

