うちなージャズマン
皆様、今晩は。
毎年、もう恒例となった感がある、旧暦八月十三夜から十五夜を中心とする八重山ツアーの企画を立てています。
旧暦8月13日(新暦9月12日)は石垣島で、とばらーま大会が開催されます。
これを楽しむことと、鳩間島で十五夜を過ごすことが毎年の大きな楽しみなのです。
もちろん、前後に演奏の仕事もしなければいけません。
で、今回初めてライブでお世話になりそうなお店がありまして(まだ、決定ではないので残念ながら名前はふせます。)、ここは、今年の春の八重山・沖縄ツアーのつながりから話が出てきたものです。
石垣島にあるこの店のオーナーでマスターのバンドリーダーのUさんは、始めに名前を聞いたときから何か引っ掛かりがあるなと思っていました。
電話で話しました。
「Uさんて、昔、芭蕉布にいませんでした。」「いたこともありますよ。」「笛も吹きますよね。」「はい、キーボードとかフルートも。」「手品、得意でしょ。」「うん、それは僕の常套句だよ。」
まだ、子供(中三女子)が小学校に上がる前に、何回か連れて行った民謡酒場「芭蕉布」で演奏していた方でした。
子供に手品を見せて、彼女が喜んでいたことが思い出されます。
その何年か前にも、閉店後に一緒に美崎町に飲みに行った記憶もあります。
このブログにも書いてありますがで、おばあと一緒に芭蕉布で飲んでいた頃じゃあないかな。
その後、芭蕉布にも行きましたが、彼は既に辞めていて、民宿を開くとの噂を聞いたものでした。
もう十年くらい前のことです。
盛んに懐かしがって、「会いたいねー。」
小生も同様。
その後、鳩間島に入っていったわけですから。
ベース(米軍基地ですね。)上がりの生粋の、うちなージャズマンです。
うちなーのジャズというのは、本土から輸入されたものではなく、占領された後に生活と密着して育ってきたもので、とても興味があります。
当然、ちゃんぷるーが根底にあるわけで。
うちなーんちゅはとてもジャズが好き。
ジャズナンバーのリクエストをいただくこともよくあります。
小生も、昔はジャズをやっていたこともある身。
今は、自分なりにジャズナンバーをとらえて演奏したいと思っていますし、ATUXIという強力な仲間もいるし、こんな形で交流できてもいいかなあと思います。
飲み屋さんと併設で民宿もやってるよと言ってました。
そういえば、屋久島で今月末に演奏するお店のマスター、Fさんとの出会いも似ているな。
彼の場合は35年位前ですけれど。
続けていると面白いことってありますね。
ではでは