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2010年01月 アーカイブ

2010年01月08日

GRETSCH

皆様、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

世の中、不況ということで、ここのところライブのお客様の入りもあまりよくはありませんが、地道にやっていくしかないでしょうね。
今年は少しは上向くといいですね。

さて、我が娘、昨年高校に進学し、お祝いに廉価版エレキギター7点セットを買ってあげたのですが、軽音楽同好会に入ってバンド活動を始めました。
今風のロックだと思いますが(的確な言葉が見当たらない。)、まあ熱心に練習しており、それにつれて廉価版エレキギターでは満足できなくなってきたようで、確かに廉価版は形こそストラトタイプですが、作りやピッチそして何よりも音がそれなりで入門者モデルとうなずけるものです。
これで飽きてやめてしまうかもしれないので、初めはこの程度のものでよいとしても、真面目に練習していくとなると、どうしてもきちんとした楽器を持ちたくなるのは道理です。
新しい楽器が欲しい、しかも自分のお小遣いを貯めてという話なので、それは自分のお金をどう使おうと基本的には自由なのですが、一本目のエレキギターを買ってからまだ1年未満というところが親として気にはなります。

自分のことを考えると、高校時代にエレキギターというものを手に入れたのは、確か高2の頃に友達から買った国産のどこのメーカーか分からない大中古フルアコ。
無骨な作りで弦を張り替えるたびに切れる恐怖心と戦っていたような気がします。
そんなものは、本番(文化祭とかですね。)で使えるわけもなく、友達のエレキギターを借りて弾いていました。
まともなものを手に入れたのは、大学に入ってから。
ひょんなことから、ギブソンのフルアコ175(70年代の作)を手に入れることが出来たのでした。それまでは、初代のクラシックギターのみ。
そんなことを考えると、贅沢かなあとは思ったのですが、我々の頃とは時代が違います。
憧れだったフェンダーやギブソンも比較的廉価で手に入る時代です。
メーカーのブランドそのままに廉価版を制作しているためですね。
これらはフェイクではありません。
真面目に練習している姿やその上達の具合を見ると、きちんとしたものを買うことに同意してもいいかなと思ったのでした。
で、指南役として楽器選びに一緒に出かけました。

場所は、いつもの中古屋。

ここは最近エレキギター部門も充実しているようで、なかなかにいいものがあります。
予算を聞いていたので、その範囲で選ぶわけですが、聞くとアームがついたものが欲しいと。
ギブソンの中古SGなんかでアームが付いたものもありますが、彼女がいっぺんで気に入った楽器がGRETSCHのレスポール型。
ただし廉価版のERECTROMATICというもの。
まあこれもれっきとしたGRETSCHではあります。
GRETSCHといえばギブソン、フェンダーとならぶ名門ブランド。
カントリーミュージックのイメージ、特にチェット・アトキンス、がありますが、フルアコやセミアコの名品を有する老舗メーカーです。
ギター選びの場合、絞って絞って大体最終的にお目当ての2本から選ぶことになるわけですが、今回のもう1本はギブソンのレスポール型中古リペアモデル。
決め手は、二点でした。
一つはアーム付きが欲しいという希望。
そして最終的には生音の良さと生音の大きさ。
GRETSCHのアームは独特のデザインがあってとても粋なのです。
通常、レスポール型というのはソリッドギター(ボディが箱ではなく中味が詰まっている形)ですから、電気を通さない生音というのは小さいはずなのですが、このギターは生音が良く響きます。
こういうものはアンプを通しても音が良いわけで、ここが決めてでした。
いつの間にか小生がギター選びに熱中してました。
で、GRETSCH購入。
とても重い楽器だから肩が凝りそうですが、ミュージッシャンは体力だから体を鍛えましょう。

購入後は隣のタイ料理店でお昼を食べて帰宅。
練習を耳にしていると、やはり音がいいですね。
そしてピッチがあまり狂わなくなった。
当分はこの楽器を愛器として精進してください。

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ではでは

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