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2010年04月 アーカイブ

2010年04月10日

新しい楽器

皆様、今晩は。

先週新しい楽器を手に入れました。

ちょっと前から目をつけていた楽器、スペイン製のマリアーノ・テサーノス2世とテオドロ・ペレスという職人さんが製作した純粋クラシックギターです。1998年の作。
いつも利用している中古楽器屋さんで見つけたものです。

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ここ1年くらいブラジリアンクラシックギターを好んで練習してきて、本格的なクラシックギターが欲しいと思っていました。
10年ほど使ってきているラミレスのエレアコも大変気に入っており、エレアコながら生音がとても良いので、状況が許すならば、なるべくラインを繋がずにマイクだけで弾くようにしています。
ただ、エレアコは構造上クラシックギターと異なっていて、その差は如何ともしがたいものがあるように思えます。

今回手に入れたギターは、中古品でボディに僅かな傷があることとリペアを施していることから価格が安くなっていました。
定価ならとても手が出ない代物です。

1時間ほど試奏してその鳴りの良さに驚きました。
低音が深く響いて響きが長い。中音の音量がとても豊か。高音の抜けがとても良い。これらが絶妙なバランスを保っています。
そしてとても音が大きく響きます。
今まで弾いた楽器の中で最も豊かな音の楽器のような印象です。
しかも製作者がラミレス工房出身者のためか、長年ラミレスに親しんだ体にとてもしっくりくるのです。
中古とは言え、高価な買い物です。

迷いました。

ラミレスを購入したときも、探し歩いて見つけて試奏して結局その場では買わずに引き上げて、家に帰った後に購入することを電話で告げたことを記憶しています。
このときはそれで手に入れることが出来たわけですが、今回、決断できずに帰宅して思い悩んで買おうと決めたときはもう他へ回ってしまって後悔する可能性は十分にあります。

高価な楽器、価格的に手が届かない楽器は、試奏して感心して「こんな楽器もあるんだ」と納得して終わりですが、今回は頑張れば手が届く範囲。
もうここで決断しなかったらこんな楽器が自分のところにまわってくる可能性はこの先ないんじゃないかと思ったことが決め手になりました。
楽器は相性が大事で、一目惚れは重要な要素だと思います。
縁とでも言うのでしょうか。

早速帰宅して、その日から弾きこんでいますが、鳴りのすごさには驚くばかり。
クラシックギターとはこういうものだったのかと目から鱗です。
ギター以外のところから音が出てくるような気もするし、弾き方によってはエコーがかかったような音までする。低音の響きは凄みすら感じさせます。
静から動まで色々な表現が出来るような気がします。

ただ、デリケートなものなので野外や直射日光は厳禁だし、生かマイクどりかどちらかなので、大音量楽器との共演はできません。
演奏する場所やシテュエーションが限られてきます。
野外、潮風、直射日光、大音量とマイナス条件が揃いまくる鳩間島音楽祭には残念ながら出せません。
ライブの場では今までどおりラミレスのエレアコが活躍することが多いでしょうが、状況が合う場合にはできるだけこの楽器を演奏していきたいと思っています。

近くは4月16日の野毛「ザ・タイム」でこの楽器を演奏できる予定です。

興味のある方、是非このマリアーノ・テサーノス・ペレスの音をお聴きになってみてください。

ではでは

2010年04月22日

2010年の菜園準備

皆様、こんばんは

今年は天候が不順で、4月も後半になろうというのに真冬の寒さが来たり、そうかと思えば突然、夏日。
寒さが苦手な小生にはきついです。
冬場の空気の中では我が家から毎日のように見える富士山が、4月になってもまだ見える。
しかも真っ白け。

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あまりないことです。

そうはしているものの、恒例春の沖縄・八重山ツアーの前にやっておかなければならないこと、野菜を植えることです。

これは経験上順序が決まっていて、塀の取替え(バルコニーの目隠しの簾の張替えです。)→根っこの除去→土と空気をよく混ぜる→石灰等を混ぜて養生→苗の植え込み、という手順なのですが、事前の準備が大変。
特に、根っこの除去は一日仕事、スコップを持つ手にまめができます。
しかも、北東の風が吹かず、かつ比較的天候の良い日に行なわなければいけないという条件が付いて、更に価格の安い時期に苗を調達し、沖縄へ発つ前に完成させなければいけないというケツも付いて大変なのです。
天候不順な今年は時期を見るのに苦労しましたが、何とか完成。

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これをやらないと菜園ができないので、大変でも実行しなければ自家製野菜は食べられないのです。
順調に行けば6月後半から7月、8月前半ぐらいまでは収穫することが出来ます。

ではでは

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