皆様、こんばんは
今年も恒例、シマ部の秋の房総キャンプです。
場所は去年に引き続き千葉県の大房岬。
房総半島の南、館山の少し北に突き出した岬が大房岬。
岬というよりは半島の半島といった感じで結構面積があり、その部分だけ房総半島から分かれているような印象を受けます。
岬全体が自然公園になっているようで起伏もあり、散策の穴場かもしれません。
千葉県立の自然公園なので、キャンプ設備もしっかりしていて、施設の使い勝手、清潔さ(元々キャンプなので細かいことは問いませんが、トイレの状況、普段から清掃がなされているか等が留意点です。)、駐車場、器具のレンタル、料金、景色の良さ、広さ等のロケーション、などなど総合的に見て文句なく★★★★★だと思います。
キャンプサイト


この日は、見事な晴天で絶好の行楽日和。
さすがに若干混んでいました。
一週間後の今だったら台風で大変でした。
もっとも、過去に台風でも強行した経験はありますが(たしかこのブログに掲載してあります。)。
例によって、保田漁港の「番屋」に集合。
人数は幼児も含め20人弱。
毎度のことながら、ここは大人数で行くほど得。
なぜなら、色々の種類の魚料理が楽しめるからです。
一品の量が多いので、少人数だと多くの種類は食べきれないのですが、大人数だと人数分の種類を一品づつ頼めば、全部を楽しめるわけです。
もっとも、一個10円のプラケースで好きなだけお持ち帰りが出来ます。
今回はこれを利用して、刺身で出てきた残りの、いつももったいないと思っていた、飾りとして付いている頭から尾までと骨、その周りの肉をお持ち帰りにしてキャンプ鍋の出汁にしてしまいました。
正解でした。
良い出汁が出ました。
東京FMのインタビューが偶然入ったのですが、「どういうご関係の集まりですか?」という質問には答えに窮してしまいます。
組織も職業も年齢も趣味も居住地も関係ないし、一言で説明するのはとても難しい。
さて、今回は調理道具等をほとんど準備してこなかったので、料理は簡単に作れるものでいこうということになりました。
料理用かまど

そこで、夏に写真家で野外料理研究家のOさん宅を訪問したときに教わった、野菜を一切皮を剥かず、切らずにアルミホイールでくるんで炭火に投入する方法を試してみました。
例えば、玉葱は皮を剥かずにそのままアルミホイールでくるむ、あとは、人参、茄子、じゃがいも、サツマイモ、今になって気付いたけど、この季節、カブもやればよかったなあ。
これがものすごく美味しい。
子供から大人まで大好評でした。
野外料理研究家の行き着いた究極の料理法というのはシンプルでいて奥が深い。
一見、簡単そうには見えますが、炭火でじっくりというところがみそで、これが家庭の厨房ではなかなか難しい。
たぶん家庭でもやる方法はあるのでしょうが、色々と難しい技術が必要なのではないかと思ったりします。
その点、野外料理の場合は、炭火さえ良い状態になれば、あまり失敗はありません。
存在を忘れて、取り出したら表面が炭状に硬くなってしまった茄子や真っ黒けになってしまった人参でもナイフでちょっと表面を削ると中はホクホクの旨さ。
炭火で長時間ゆっくりと加熱されること、しかも皮を剥かないことで旨味が中味に凝縮されるようです。
この「炭火で長時間加熱」という点が現代生活では贅沢といえば贅沢かも。
あともとにかくシンプルに、大鍋に豚汁番屋出汁仕立てとか簡単焼肉とか、これで酒があれば何の文句もないのです。
一段落したところで、キャンプといえばキャンプファイアー。
このキャンプ場は、テントサイトから離れたところにキャンプファイアー施設があって、常識的な時間の範囲で常識的に音を出すのであれば周りに迷惑がかからないので、非常に便利であります。
酒を飲んで唄って発散させて疲れてよく眠るというのが翌朝の快適な目覚めにつながります。
翌朝は、炭を前夜全部使ってしまったので、まずは枯れ枝を集めて火を熾すというところから初めて、前夜の残り物で朝食。
焼きそば、残った肉と野菜を焼いて卵でとじて鍋で炊いたご飯にかけるとか豚汁の残りを増量、ビールの缶で飯を炊くなんてこともやりましたね。
それぞれ美味しいものです。
金をかけたグルメ何とかとは対極の世界。
帰りは銭湯に入ったり、お土産を買いながらなどしてゆっくり帰りますが、渋滞にかからないように昼過ぎには出発するのが正解みたいです。
今回はあまり入念な準備とかはしなかったようですが、その分無駄もなくてシンプルでとても良いキャンプでした。
幹事の方、ご苦労様でした。

