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2016モロッコ・スペイン・ポルトガルの旅 第10章 3/2 セビージャ

第10章 3/2 セビージャ

朝食はホテルと契約している向かいのBarで摂る。
パンとトマトとジュースの極めて軽い朝食。
今までずっと朝食は軽かった。

まずは明日の早朝行かねばならない長距離バス乗り場の確認へ。
アルマスの乗り場はホテルからすぐ近くの西にあると思われるのだが、西に流れる川の風景がとてもきれいだったので、橋を渡ることにした。

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旧市街とは異なって生活感のある下町だ。
大きめのメルカードがあったので入ってみた。
普通の光景なのだが、これも面白い。

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川にかかる橋自体も美しい。
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街全体の建築物が様式美で満たされていて、どこを取っても絵になる。
ゴミもほとんど落ちていなくて清潔な感じがする。

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バス乗り場は川の手前の大通りを右折すればすぐに分かった。

さて、次は今夜はフラメンコのショーを見聞したいので、昨日ホテルマンに勧められたMuseu del Baile Flamenco(フラメンコ博物館、MBFと略す。)に行ってみる。

この街も地図で見ると迷路のようになっていて、わりと難しそうだ。
ただ、どこを迷っても絵になる風景ばかりで、ため息が出てしまう。
外国人から見た日本の旧市街地の印象と同じようなものなのだろうか。
迷い歩くこと自体はとても楽しいのだが、ホテルから目的地に時間通りに到達できなくては意味がないから、ある程度ランドマークを決めながら歩く。

一番分りやすいのが、川、市電。
ホテルから近所で目に付きやすいのが、サルバドール教会。

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サルバドール教会。
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この辺りをうろうろしているうちに壮大な建物の広場に出た。
カテドラル、大聖堂だ。息を飲むような光景。
馬車が沢山停まっていて、騎馬警官もあちらこちらにいる。

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何だか美しいギターの音色が聴こえてきた。
BGMでも流しているのかと思ったら路上のソロギター演奏。
基本はフラメンコだが、モダンな響きに聴き惚れてしまった。

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変則チューニングも多用して、モダンフラメンコとでも言えば良いのだろうか、テクニックも素晴らしかった。
CDも売っていたので購入した。
カテドラルの雰囲気と素晴らしく溶け込んでいた演奏だった。
この街から産まれた音楽だから。
ラップミュージックは絶対に合わない。

楽しく街を歩いていてもまだMBFは見つからない。
結構分りにくいのだ。
グーグルを頼りに何回かチャレンジしてようやく発見。

博物館というよりは、ミニ劇場に資料館部分が付属しているといったところ。
資料館部分は大したことはないのだが、ミニコンサートの会場としては良さげだ。
本日のショーは3回。
内容1時間くらいの入れ替え制だが、中でも19時からのショーが面白そうだったので予約した。
料金は20€。

ステージ、何やら期待させるオブジェだ。
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展示品
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気が付いたらもう13時半頃。
お腹がすいた。
MBF近くのBarでタコのタパスとセルベッサ。
本当にこのBarというものは便利なものだ。
食べる量が調整できるし、ビールも美味しい。

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闘牛の国ということか。
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さて、これから歴史地区を歩いてみて買い物でもしながら17時頃に一旦ホテルへ戻って出直して来よう。
トイレは、店にもあるが、昨日着いたサン・セバスチアンのバス乗り場に立派なものがあった筈だ。
丁度そっちの方は見どころも多そうだ。
路面電車が良い目印になる。

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ほどなく、Plaza de Espanaに出る。
全体が公園になっているようで、散歩やジョギングをする人達も多い。
とにかく広い。

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背後の宮殿だろうか、見ごたえがある。
いたるところにあるタイルの装飾が特徴的だ。

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この辺りはモロッコで見てきたモスクの建築様式と似ている気がする。
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日が昇ってくると暑くなる。
空気が乾いているので、日陰に入ると涼しくなる。
Tシャツ1枚でOK。
そういえば、日向と日陰は温度だけでなく明暗の差も相当あるようで、日陰に来ると点灯する車を相当見かけた。
すごいマナーだ。

あまりに気持ち良くなって広大な広場の噴水のあたりで横になって、しばし日向ぼっこ。

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セビージャという街は完璧なほど歴史的建造物保全がなされていて隙が無い。
国内からの観光客も多いようだ。

Plaza de Espanaですっかり寛いでしまってこのままショーに行こうかなとも思ったが、やはり一旦戻ることにする。
歩き回ったおかげでMBFとホテルは結構近いことが分かった。

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不思議な大道芸。
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クラシックカーのタクシー。稼働しているのだろう。
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いつも一日歩き回るとその街の全体像が見えてくる。
たっぷり一日はかかるのだ。
ただし、砂漠では見えなかったが。
見えてきたあたりで次に移動しなければならないのがちょっと残念ではある。

MBFも結構人気らしいので開演30分前には行っておいた方が良さそうだ。
併設Barも18時にはオープンしているらしいし。

今度は迷わずにすんなりと行けたMBF、案の定7割り方席は埋まっている。
運良く最前列の席を確保できた。

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開演時には満員。定刻にショーは始まった。

司会者が登場し、ユーモアたっぷりに何か国語かで「こんばんは」とやって、スペイン語と英語で解説を始める。
メンバーは、ギタリストが1名、カンテ(歌い手)が1名、バイレ(踊り手)が男女1名づつの計4名。

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ソロギター
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ギターは、カテドラル前で聴いたように変則チューニングありモダンなコード満載のモダンフラメンコで、とても新鮮な響きがする。

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踊りも予想していたものより激しいもので、舞台上の埃がこちらに飛んでくる。
男女ペア、男女各々のソロ、ギターソロ、カンテとギターのデュオとバラエティーにとんでいて飽きさせない。
特に音楽性が素晴らしい。
これはかなりグレードの高いショーとみた。
1時間たっぷり見、聴かせてくれて、とても満足した。

フラメンコも奥が深い。
現代性が反映されていてモダンフラメンコと呼ぶべきだと思った。

帰り路、カテドラルがライトアップされていたので寄ってみた。
この辺り19時頃はまだ明るくて、20時過ぎないと暗くならない。
昼が遅いということもあるのだろう、人々が繰り出してくる時間が遅いのだ。
21時~22時頃はまだ宴たけなわ。
店は当然のように歩道を席として占拠する。

ライトアップされたカテドラルは息を飲むような美しさだった。

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セビージャは本当に美しい街だ。
計画では、モロッコからポルトガルへの旅程の途中で、フラメンコショーを見たいという思いで二泊することにしたのだが、来て良かった。
今回、スペインは二泊だけだったが、次に来るときはゆっくりと滞在したいものだ。

スペイン最後の夕食はやはりパエリアだろう。
ホテル近くのBarで、イベリコブタ、イカ、エビのミックス。
米は歯ごたえがあるが芯はない。
味付けがとても良くて美味しかった。

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オリーブの漬物はモロッコで散々食べて、これでビールを飲みたいと思っていたのだが、ようやく実現した。
やはりとても合う。

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明日は、7:30発のバスでポルトガルのファロまで移動して、ファロから列車でLisboaに移動する。
これも結構な距離の陸路移動だ。
明日は5:30起き。

朝食のパンと飲み物を買って帰る。

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2016年05月27日 13:33に投稿されたエントリーのページです。

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