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2018年06月 アーカイブ

2018年06月04日

2018・スリランカの旅 第6章 3/1(木) カンダラマからダンブッラ、マータレー、キャンディ

第6章 3/1(木) カンダラマからダンブッラ、マータレー、キャンディへ

朝早くに目が覚める。
最近は常に朝が早い。
早速散歩を始める。
人はほとんどいない。
7階のどこかの庭で山の向こう側から朝陽が昇るのを眺める。
西側の山々が朱色に染まって鳥の声がやかましくなる。
湖の後方にシギリヤロックがはっきりと見える。素晴らしい景色だ。

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ジェフリー・バワという天才建築家は、単に建物を建てるというよりは、建物の細部から全体まで全て何らかの意味を持たせているようだ。
スタッフが入り、ゲストが入ることによって建物が呼吸し始め意味を成してくる。
なかなかうまく表現できないが、建物の景観、建物からの景観、自然との一体化、各所に配置されたオブジェ、ゲスト、スタッフ等がすべて意味を持つ存在として予定されているとでも言おうか。
それらが一体となってジェフリー・バワの思想を表していると感じた。
素晴らしい滞在だと感じること自体が彼の思想を体現するということではないかな。
このことはもう少しよく考えてみたい。

朝食のブッフェも素晴らしい。
料理の種類も多種多様、とても全部に手が及ぶものでは無い。
前夜は暗くて分からなかったが、レストランからはカンダラマレイクと遠くにシギリヤロックが見渡せる。障害物は何もない。

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じっくりと堪能して部屋に戻るが、出発の時間まではまだたっぷり時間がある。
2階の廊下を10m程進んだところに椅子とテーブルが置かれた空間がある。オブジェが可愛い。

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涼しげな気持ち良い風が吹くので、ここでネットと読書をしばらく楽しんでみる。

岩が迫っている廊下
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岩が食い込んでいるデザイン
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その後、建物の外側も探索してみる。
樹木に覆われた建物は廃墟と見えなくもない。
廃墟となった後は緑に覆われて森になってしまう。
そんなことを考えたのだろうか。

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部屋のテラスでネットをやっても気持ちよさそうだということで、テラスのデスクにIpadと眼鏡入りのケースを置いてちょっと部屋に入ったらサルが三匹やって来ているではないか。
そのうちの一匹が眼鏡ケースを盗んで行ってしまった。
中味入りだ。これはマズい。
これはもう戻ってこないのかなと一旦はあきらめかけたが、件のサルが5m程先でケースをかじり始めた。
テラスの外だから出れないし、もし出られたとしてもサルの方が素早いのは目に見えている。
しょうがないからサルをにらんでいると、咥えて解体しようとしているのか、いじったりかじったりしている。
そのうち、ケースが開いて中味が下に落ちた。
しめた。回収できそうだ。
更に、ケースが丈夫であきたのだろう、ケースも下に落としてしまった。
下が土であることは、散歩で分かっているから、早速回収に行くとあった。
この眼鏡は以前7階から下に落として無事だったことがあり、2階から土の地面に落ちたくらいでどうということはない。
無事回収できた。良かった。

盗賊の御一行
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もし部屋がもっと上の階だったら木に引っかかったりして回収できなかったかもしれない。
ラッキーだった。
確かにサルに注意という注意書きはあったのだが、まさか本当にこんなことがあるとは思わなかった。
人に物を盗まれないように注意して旅行しているのにサルに盗まれたとあっては何とも間抜けな話だ。
ま、これほど森と一体化しているのだと肯定的に受け止める。

さて、とても有意義だったヘリタンスカンダラマを11時にチェックアウトする。
多分全部込みで20000円弱くらいだ。
これを高いと感じるか安いと感じるかはあまり考えたくない。
長期滞在している人もいるらしいが、毎日あの食事だとどうなってしまうのだろうかと余計なことを考える。

これからダンブッラの石窟寺院に寄ってキャンディに向かう予定だ。
この辺りはバス停からもかなり離れている様子だし、ツーリストカーを使って正解だったと思う。
去年、シギリヤからキャンディまでタクシーを使ってRS7000だったから、一日付き合ってもらってRS6000という値段はかなりリーゾナブルだ。
もっとも、この国で値段を比較しては行けないというのは分かっているのだが。

ダンブッラは、昨年黄金大仏の写真を撮った。
あの時はとにかく足が痛かったし、薬もなくなりそうでなかなか厳しい状況ではあった。
今回は大丈夫。

ダンブッラの石窟寺院は、黄金大仏の側ではなくダンブッラロックにあった。
このような岩は色々なところにあり、登るための整備が去れているのはシギリヤとかダンブッラとかの名所に限られている。
整備されていないロックに誰か登る人はいるのかと聞いたら誰も登らないという。
ボルダリングというレベルではない。
とっかかりというものがまるでないのだ。

ボルダリングで思い出したが、日本を出てくるとき冬季オリンピックというものをやっていたが、ここでは全く別世界の出来事だ。
存在すら忘れていた。

ロックの麓の駐車場から石段を登って行く。
なんだか単調でシギリヤロックより疲れる。汗だくだ。

登りからの風景
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寺院はダンブッラロックの中腹あたりにある。
この辺りは時折涼しい風が吹いていてとても気持ちが良い。

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寺院の周りにはサルが多数。
寺院は文字通り洞窟の中にある。
涅槃像が有名だ。
壁から天井まで描かれた極彩色の壁画と無数の仏像は幻想的な雰囲気を醸し出している。

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天井
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涅槃像
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さっき登ってきた道を降りて、すぐ隣にある黄金大仏を見物する。

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日本の大仏と比べると、目がはっきりしていて肩がいかつい。
ここにもサルが多数。
子供が食べようとしていたアイスクリームを盗むサル、泣き出す子供。やはり油断も隙もない。

駐車場でSupun氏と合流してキャンディに向かう。
行きと同じルートだから見覚えのある場所も通る。

ランチは行きと同じ日本びいきのレストランへ。
朝の量が半端ではなかったので、控えめにする。
ここのご主人が日本語を少し話すのだ。
親しく話しかけてくれた。

途中、ハーブガーデンで寄ったマータレーの市街地で祭りに遭遇する。
結構大きい祭りだ。

日本語表示付きのトラック
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Supun氏の機転で急遽祭り見物をする。

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楽隊
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大通りを通行止めにしてすごい人出。
ヒンドゥー寺院を連想させる山車が何台も出て、楽隊もいる。
ヒンドゥーの祭りだと言うが、ヒンドゥー教は少数派。
宗教は違っても祭りは楽しいから人々は集うのだろうか。
確かに何だかワクワクしてくる。
マータレーはヒンドゥー教徒が多い町だということも聞いた。

ツーリストカーを利用すると、こんな風に偶然遭遇した祭りを見物することもできる。

しかし、思うにこの国の運転ルールは在って無きがごとく。
正面衝突すれすれの追い越しはざらだ。
まあ、他の国でもこんな状況ではあったけれど、この危険な運転の何%かは確実に事故になっている筈だ。

Supun氏はこの危険運転に関しては実に批判的だった。
彼はとても冷静な人なのだ。
ただ、ドライバーとしての気配りは忘れない。
例えば、色々なプランを彼の方から積極的に持ちかけてくるし、今日のお祭り見学のように機転をきかせてチャンスを広げてくれたりする。
このまま行けばキャンディ到着は午後5時頃だろう。丁度良い時間だ。

今日のホテル、Alex home stayは、以前行ったことがあるのか、彼は覚えていると言っていた。
場所は、キャンディの市街地に入る手前の急な坂の上。
これは周りに何もなさそうだし、坂を上って帰るのはきつそうだ。
ご主人のAlexが愛想よく迎えてくれた。気さくな人のようだ。
ホームステイというだけあって、自宅の3階をホテルにしているようだ。
3部屋しかない。

本日の部屋
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テラスからの景観
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部屋にはテラスが付いていてとても眺望が良い。
そして、テラスに出るガラスのドアに開けっ放しにしておくとサルが部屋に入ってくることがあるので注意との張り紙が。
今度は真剣に読んだ。
部屋は清潔で静か、奥様も気さくで美人、家族経営だからだろうか、とてもアットホームな雰囲気でとても気に入った。
これで値段がこんなに安いのは市街地から離れているからだろうか。

ATMと夕食の用を済ませたいのだがと言うと、Alexが車で市街地まで送ってくれるという。
歩いて行ける距離ではないのでとてもありがたい申し出だった。
ビールが欲しいのだがと聞くと、今日は月に一回ある満月の祭りの日、ポーヤデイという休日でアルコール摂取は厳禁なのだという。
ワインショップも全部閉まってしまうとのことだ。
明日だったら問題ない。

Alexが仕事のことを聞いてきた。
音楽関係で楽器を演奏したり教えたりしていると答えるとギターかと言う。
何で分かるんだろう。
そうだと言うと、息子が持っているのだと言う。
じゃあ、後で弾いてあげるよと言うと嬉しそうだ。
ということで、8時半からにしようということになった。
持ってきたCD3枚は既に配布済み。
もっと持って来れば良かった。

キャンディレイクに近いピザハット前で降ろしてもらってATMと夕食。
ビールも飲めないし、良さげなところを探しているうちに時間が経ってしまい、もう今日はパンを買って行って済ますことにする。
再びピザハット前でピックアップしてもらってパンで夕食を済ませたところに、Alexが呼びに来た。

夕食
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ギターはヤマハのフォークギターで息子さんは14歳。
奥様やAlexのご両親も来てミニコンサートになった。
鉄弦で多少は弾きにくいが約30分のソロギター演奏を楽しんでくれたようだった。
なんだかとても暖かい雰囲気になった。

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寝る前にそろそろ最終日のことを考え始めた。
ここはネット環境が良いので事務的なことをやるのに適している。

3/4に長い列車の移動があって、深夜の便で早朝クアラルンプール着。
まず寝れないだろう。
そのままマレーシアに入国してKLの観光に行けるのか。
足の調子は良いけれど、日本にいるときのように腫れが全くないというわけではない。
昨年のあの痛み、しかも最後は手まで痛くなって文字を書くこともできなかった、あれは疲労とストレスが重なったことが原因とも思える。
多分KLは暑いはずだし、着替え、その他色々と問題がある。
ここは慎重になった方が良いと思えてきた。

今回もマレーシア入国はやめてトランジットホテルを予約することにした。
このスケジュールでついでにマレーシアに入国するのは無理があるのだ。
入国するなら一泊するくらいのスケジュールを立てなければいけないだろう。
特に乗り継ぎの国に入国する必要がなければ、初めからスリランカ航空の直行便を使った方が却って安くて楽ということになりそうだ。
ネットで予約を済ませた。
昨年と同じパターンだ。
ただ、今年は元気だから空港内散歩でもしてみるかな。

アルコールはご法度なので、ここのところお気に入りになったウッドアップルジュースを飲んで寝る。

ウッドアップルジュース
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2018年06月18日

2018・スリランカの旅 第7章 3/2(金) キャンディ 

第7章 3/2(金) キャンディ

Alexの朝食
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階段を昇った上階が部屋
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今日でSupun氏とはお別れだ。
5日間一緒にいると、だいぶ打ち解けてきて話も弾むようになった。
彼がいなければ体験できなかったことも随分あった。

ツーリストカーは本当に楽だ。
荷物に気を使う必要が一切ないし、エアコンも効きすぎるくらい効いている。
トイレもリクエストすれば必ず何とかしてくれる。
ただ、外界と隔絶された空間にいるので、ともすれば日本をドライブしているような錯覚に陥ってしまう。
右ハンドル、左側通行で日本車なら尚更だ。
僕のような歩くことが好きな旅行者にとっては物足りないことになってしまう。

Supun氏もどうもその辺を察してくれたようで、車を置いて一人でぶらぶらする機会も随分多かったような気がする。
要は利用の仕方が肝心で、歩くことがしんどい人や複数人での利用はとても良い利用方法だと思う。
ただ、同国人の友達と利用するとドライバー氏との会話が少なくなりそうでそれはそれで物足りないだろうな。
今回は移動に不便な区間を限定して利用させてもらったが、良い利用方法だと思った。

更にドライバー氏との相性も大きい。
Supun氏は物静かな紳士で、それでいて気配りがよく効く人で、一緒にいて楽だった。
初めの方こそ、こんなに静かな人でこの先大丈夫なのかとも思ったが、車の話から徐々に話が弾みだして、家族の話や色々な話が出て、FBのやりとり、CDまでプレゼントして、しまいには自分の演奏を聴きながらドライブすることになった。

さて、Alexでの気持ちの良い滞在を終えて、今日はピンナワラの象の孤児園という施設へ行ってみる予定だ。
ジャングルで親からはぐれたり親を亡くしてしまった象を育てている施設で、動物園ではないということだ。
キャンディから約30km程離れている。

すっかり見慣れた鉄道線路わきの道路を走っていく。
鉄道だか住宅だか分からないような眺めだ。
線路は通路と化していて列車から洗濯物に手が届く。
列車に乗っていると、まあすごいところを走っているなと思うのだが、外から見ると更に迫力が増す眺めだ。

1時間半ほど走ってピンナワラに到着。
子供や家族連れで賑わっている。
ちょうど水浴びをしている時間帯で、15分後に水浴場から通りを行進して施設へ戻っていくということで、水浴場へ行ってみる。

土産物屋の並ぶ道を象が行く。
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30頭ほどの象が川で水浴をしている。
その周りはこれを見物できるテラスやらレストランやらホテルやら多数。
外国人観光客が多数見物している。

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こちらに興味津々の様子
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ネパールでも感じたことだが、象はとても利口な生き物で、一頭々違う個性を持っていて、それを感じ取ることができるので見ていて面白い。
やがて、水浴を終えて施設へ戻るため通りの方へ出て行く。
通りは土産物屋が並ぶ賑やかな通りで、ここの通行を規制して象が行進していく。
時々、周囲の観光客を象がかまったりしているのも愉快だ。
なりは大きいがまだ子供なのだ。

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親や群れから離れた像を施設を作って手厚く保護しているくらいだから、いかにこの国で象が大切にされているのか分かる。
ネパールでも象は人間ととても身近な存在で大切にされていた。
インドでは歴史的建築物にも象一頭々の部屋の跡があったりして、やはり身近な存在だということ
を印象付けた。
環境の変化や象牙を売買するための密漁等でどんどん数が減っているとも聞くが、この先も人間と良い関係を築いて行けるのだろうか。

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象の行進の見物が終わると、紙細工の店へ行く。
何故紙細工かというと、象のふんを乾燥させて紙を作っているのだ。
とても良いものに仕上がっている。メモ帳を購入した。

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売上金は象の保護へつながるという説明書き
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そしてランチタイム。
商店の店先で弁当を右手で食べる感じだ。
もう2時頃なのでゆっくり戻れば4時頃ホテルに着ける。丁度良い時間だ。
Supun氏が途中見たいスポットがあったら何でも言ってくれと言う。
まあ、もういいだろう。
仕事とはいえ、彼も5日間も家を空けていたので早終わりにして帰宅した方が良いだろう。
娘さんの誕生日もはさんでしまったみたいだし。

本日のホテルは、キャンディの中心部、鉄道駅から徒歩5分、多分にぎやかなところだと予測していたが、到着すると案の定、駐車場もなく入り口だけのシンプルな造り。
便利さ優先だ。

ここでSupun氏とはお別れ。
5日間本当にお疲れさまでした。
とても良い時間を過ごさせてもらった。
今度は家族と来れたらいいなと言うと、大歓迎だ、直接連絡してくれ、全て手配するからと言ってくれた。
FBやメアドの交換をして別れる。
5日間を通して、彼の気配りと安全優先のプロ意識には脱帽した。

本日のキャンディアン・スイートビラというホテルは、名前の印象とは異なる利便性優先のホテルだ。
明日鉄道で紅茶の名産地ヌワラエリヤへ行く予定なので、駅まで徒歩5分というロケーションを重視した。
中心街だから買い物や食事も便利な筈だ。
部屋にエアコンはなく扇風機だけだが、この季節はこれでも大丈夫。
キャンディのような高地は朝晩は涼しい。
部屋は眺望が良く、街の音が聞こえまくり。
車のクラクションとか放送とか、列車の汽笛は趣がある。
窓を閉めてしまえばどうということはない。
Booking comからキッチン改装中のため朝食ができなくなったという連絡があったが、そのようなことはなく、朝食もOK。
キャッシュ前払いという気楽な雰囲気だ。

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荷物を置いて、明日のチケットをゲットできるかどうかまずは鉄道駅へ。

キャンディ鉄道駅
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が、明日のチケットは明日発売ということだ。指定席もない。
駅周辺の地理と様子を確認して、一旦ホテルへ戻ってからキャンディの一大観光スポットである仏歯寺へ行ってみる。
昨年はここへも来れなかったのだ。
足が最悪に痛い状態で、シギリヤロックをあきらめてキャンディへ戻った。
とてもブルーな趣だった。
それでも徐々に回復して歩くことはできるようにはなっていた。
今年はキャンディも3日目、地理も店も大体分かっているのでわりと余裕だ。

仏歯寺は、仏陀の左の糸切り歯を祀る寺としてスリランカ仏教の中心とされる寺だ。

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観光客でいっぱい。
欧米人と中国人が目立つ。
日本語は殆ど聞こえない。
仏教国であり寺社仏閣が多数ある日本人にとってはあまり珍しいものとしては映らない。
多分欧米人にはとても興味深いものなんだろう。
仏陀の足跡の模型というものに触れるようにスタッフに誘導されて、その後寄付を勧められ、寄付箱には1000RS札しか入っていないので、1000RSを入れざるを得なかったというつまらないことしか印象に残らなかった。

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スーパーマーケットでお土産にする香辛料を色々と買いこむ。
今はどこでも手に入るものだが、昔はこれを奪取するために国を征服した。
名物の紅茶は、翌日から行くお茶の代表的な生産地であるヌワラエリヤで買うことにしよう。

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昨日はポーヤデイで我慢したビールを飲みたいので、また「ザ・パブ」へ行く。
今日は初めから飲み物だけだからと告げてテラス席へ。
何だか今宵は車の喧騒と鳥の喧騒が物凄いことになっているように感じられる。
ライオンラガーを2本飲んですっかりリラックスする。

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ホテルの周りもローカル色のある良さげな商店が並んでいたことを思い出し、その中に食堂もあった。
あの食堂は気になる。

開いていたら夕食はそこにしてみようと、ゆっくりと歩いて帰る。
油断は禁物だが、この国はおかしなところへ行かなければ安全な気がする。
ホテルのある通りの突き当りは市民病院のような大きな病院があり、通りに商店も多数ある。
気になっていた食堂はホテルの隣。
入ってみるとローカルな良い雰囲気。
お客は地元民のみだ。
フライドライス・チキンを頼む。
出てきたのはチキンチャーハンでたっぷりの量。
ご飯がパラパラしていて素晴らしく美味しい。
これとコーラを飲んで300RS、約240円。
やっぱり地元食堂は最高だ。

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ホテルに戻って明日のことをネットで調べてみる。
ヌワラエリヤの最寄り駅はナーヌオヤという駅で、そこからヌワラエリヤまでは約10km、何かしら交通機関を見つけて行かなければならない。
列車は1日に2本しか無くて、超人気路線で座ることは難しく乗れないこともあるとあった。
乗れなかった場合はバスということもありうる。
体調を崩さぬよう早めに寝る。

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