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2009年08月 アーカイブ

2009年08月05日

2009,夏、雑感

皆様、今晩は。
梅雨が明けたような明けないような何となくすっきりしない天気が続いています。
しかしながら、夏の行事はそんなことには関係なくとりおこなわれます。

先日は、隅田川の花火大会の鑑賞会。
もっとも高校時代の同級生の自宅・浅草橋隅田川沿いマンションの屋上での高校同窓宴会を兼ねた花火見物です。

今年は野球部が東東京大会のベスト8まで勝ち進んでいて、当日神宮でベスト4をかけた試合があったので、応援帰りも集まって賑やかに開催。
試合は惜敗したものの、練習環境が苛酷な都立高校にしてはたいしたもんだ。

さて、花火ですが、南風がとても強かったけれど、日が落ちる前から隅田川近辺は大変な混雑。
川面にはみずすましの如く屋形船やら観光船がひしめき合い、護岸の桟敷席らしいところには何だか人々がお行儀よく座っている傍ら、川は剃刀堤防のため本来の護岸は無く、しかも交通規制がしかれ、生活者を除いて護岸には近寄れません。
空にはマスコミやらのヘリが薮蚊のごとくぶんぶんうなり、いわゆる江戸情緒とはおよそかけ離れた雰囲気です。

偶然、友人宅が川沿いにあり、集まりを兼ねた花火見物だったから初めて鑑賞することが出来ましたが、人ごみ、混雑、行列が嫌いな小生には苦手な雰囲気で、こんなことが無ければ行かないでしょうね。

花火自体は、打ち上げエリアがそもそも狭いのと密集していることから、こじんまりとしたもので、その分、彩り、形、企画性等で、高い技術力を見せてくれました。
しかし、都会では大型の花火はそもそも無理なんです。

昔々、勤め人をやっていた頃、花火の打ち上げなどという事にも関係したことがあって、打ち上げ現場は職人さん達の戦場ですし、一発ごとの花火について行政の許可を取る必要があって、見た目の華やかさとは裏腹に、実施するのは大変なのです。

マスコミの煽りと商魂ばかりが印象に残ってしまいました。

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そして、恒例ボサギ道場納涼会。
毎年この頃に小生宅でとりおこなう事が恒例になっています。

こちらは、拙宅空中農園の野菜もぎ取りということが付加価値としてくっついているのですが、最近は、ピークが7月中に終わってしまうんです。
特にトマトやゴーヤ、胡瓜なんかが。

今年も関東梅雨明けした模様とは聞きましたが、その後天候不順で、むしろ梅雨明け前が暑かったため、やはりピークは7月中でした。

今でも、これから育つぞという感じで生ってはいるんですが、大きくなる前に割れたり、熟してしまったり、硬くなってしまったりするんですね。
ま、それはそれ、生っているもので楽しんで、ついでに音楽も楽しんで。

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今年は、あんまり夏が来たという実感がわきません。
例年に比べて東よりの涼しい風が多く吹いているようだし。
その分沖縄地方は天気が良すぎるほど良いですね。
7月中には台風も来てないし。
水不足が心配されます。
特に慶良間は大変な筈です。
ここに来てそろそろ台風接近という感じですが。

というわけで、本土もがーーーっと暑くなってほしいな。

ではでは

2009年08月25日

飯田線での演奏

皆様、こんばんは

何だか秋めいた涼しい風が吹いてきたこの頃です。

さて、ライブスケジュールにも記載してありますが、9月19日~23日と10月10日~12日の秋の連休にJR飯田線の車内と同線の中部天竜駅構内の佐久間レールパークで演奏します。
2011年に名古屋市にオープンする予定のJR東海博物館(仮称)にレールパークの一部を集約するための佐久間レールパーク閉園に伴うイベントということです。
詳しくはこちらです。
http://jr-centra.co.jp/

そもそもこの飯田線という路線は豊橋と辰野を結ぶ約200kmの区間に94駅というローカル線にしてはかなりの数の駅が存在し(これは時刻表を見てみるとかなり壮観です。)、また、戦前から電化されていた珍しい路線です。

これには、昔からかなり興味があって、何年か前に名古屋、大阪と旅した帰りに、わざわざ豊橋から飯田線に乗って飯田で一泊して中央本線経由で東京に帰ってきたことがあります。

豊橋を発車して1時間ほどで天竜川沿いを走る山岳路線になり、単線ですから列車交換のための停車時間も長く、駅も無人駅が多く、しかも駅だか道路だか分からないような駅があったりしてのんびりした路線だなあという印象があります。
そういえばこのブログにも書きました。

この手の路線は好きで、過去には只見線によく乗りに行きましたね。
この路線も合津若松から小出に至るローカル線で、福島県側は各駅前に公営無人温泉があったりして、一日に数本しか通らない列車を待ちながら温泉につかって駅でビールを飲んだりしていたものです。
とてものんびりとした路線です。

わりと最近では身延線というのも景色がよい路線でした。

いずれも只見川、富士川と川沿いを走る路線です。

そんなわけで、飯田線に乗れて(しかも通算8日間も)演奏できるというのはとてもラッキーです。

また、佐久間レールパークというものがとても興味深い場所で、大正から昭和、平成までの興味深い車輛が実車で保存してあるというマニア垂涎の場所です。

子供の頃から鉄道というものは好きでしたね。
引越しを多く経験して、その度に生活の中の鉄道が変わっていくという環境があったんでしょう。
昭和30年代から数えて、目蒲線、小田急線、名古屋市営地下鉄、西武新宿線、池上線、都営浅草線そして京成線と生活中心路線は変わっていきました。

高校生の頃は、親戚のいる羽越本線にSLの写真を撮りに行ったり、ついでに米坂線のキューロク(この意味が分かる人は偉い。)の写真も撮りに行ったりしたものです。

てなわけで、この佐久間レールパークの展示車輛というものもとても興味深いものがあります。
特に、電車ではない客車(天井に丸い照明が付いているやつ)とか、吊り掛けモーター式の古い電車にはとても郷愁を惹かれます。
客車列車に乗って、青森まで行ったことも何回かありました。
八甲田○号とか、十和田○号とかね。
音楽と同じで、そのときの自分の生活と鉄道が重なっていて、あの頃の列車を見ると自分が何をしていたか何を感じていたかが思い起こされるのです。

さて、演奏は、イベント用の臨時列車の車内と、佐久間レールパーク内特設ステージということになっていますが、車内はトンネル内とかは大変でしょうね。
生音だし。
山岳部に入ってからはとてもトンネルが多かった記憶があります。
揺れもあるので、今のところは列車交換のための停車時間に車内でという予定でいますが、せっかくだから平野部の動いている車内でも演奏してみたいですね。
めったに出来るものじゃあないので。

というわけで、こういう企画を立ててくれたJR東海さんには感謝です。
帰ってきたら詳しいレポートを書きましょう。
ではでは

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