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2011年02月 アーカイブ

2011年02月04日

2011年のボサギ合宿

皆様こんばんは。

ちょっとP.C.がトラぶっていたこともあって間が開いてしまいました。
申し訳ありません。

そんなことをしているうちに年は開け、日本海側は記録的大雪、また、演奏でもお世話になったこともある宮崎県では口蹄疫に続いて鳥インフル、そして霧島山系の噴火、かたや太平洋側、特に関東では去年の暮れから雨が降っていませんよ、からからの乾燥天気で、沖縄は例年より寒くて天気も悪く、トンと太陽を見ていないと。
人間は自然に生かされているわけですが、なにかバランスが悪くなっているような気がします。

さて、年が明けて始めの行事的なものは、毎年ボサギ合宿ということになっているようです。

今年も、1月29日と30日に開催されました。

行き先も決まっていて南房総の岩井海岸、小池荘。

小池荘ギター
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もう合宿はここしか考えられなくなってしまっています。
条件がはまりすぎる。

1.集合場所が保田漁港の食堂「番屋」であり、新鮮な魚介類が安くたっぷりと楽しめ  る。
2.小池荘のスタジオ付の1棟貸し、誰にも気を使わなくてすむ。
3.やたらに広い1棟貸しだから寝るところに困らない。
4.夜、朝、昼と3食付いていて、ボリュームがあっておいしい。なおかつ安い。
5.夜の宴会も持ち込み自由、宿との関係が非常に緩い。

夕食
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夕食後、定番の卓球
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今年あたりからは常連ということで、更に宿との関係が緩くなったように思えました。

今回は、一緒のユニットで活動しているボーカルの斎藤みゆきさんの参加があったので更に充実したものとなりました。
彼女は茅ヶ崎在住なので都内を発車する車に便乗する予定でしたが、トラブルがあって、急遽、久里浜・浜金谷間のフェリーで来るころになりました。
これが正解、安くて早かった。保田にも近いのでピックアップも簡単でした。

ATUXIによる発声法等の総合的なレッスンとみゆきさんによるサンバ・ボサノバ・ボーカルというボーカルの本格的なレッスンが出来上がるので、今回、ギターはボーカルと分けて別室にてとり行うということにしました。
また、体で感じるリズムトレーニングというものもやりました。
生徒さんが一人づつ講師のところを回っていくのでなんだかやたら忙しかったような気がします。
健康診断みたいだ。
今年の合宿の特色の一つはこれですね。
すなわちレッスンの充実。

で、これも毎年のものですが、夕食後のセッション&裏芸タイム。
今年は結構テンションが高かったように思います。
で、女子高生ロックギタリスト参入。
ATUXI、ドラムのT代さんを従え堂々の演奏。
聴衆一同、目が点になっておりました。

ロック・トリオ
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そしてATUXIの裏芸。

残念ながら文字で記すことはできませんが、苦しくなるくらい笑えます。
これを表芸にすることは、この印象が強すぎるので避けなければいけないそうです。
ですからこの裏芸を堪能できる人達はこういう場にいることができる人達に限られているわけで、考えてみれば贅沢ですね。

裏芸の片鱗
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そして、今日はサッカー・アジアカップ決勝戦、日本対オーストラリアが深夜0時頃からキックオフ。
セッション&裏芸タイムの後、宴会部屋で皆で飲みつつTV観戦。
ハーフタイムは時間いっぱいの裏芸。
そして再びTV観戦。
いやー、勝ってよかったですね。

その後また盛り上がったことは言うまでもありません。

翌日は、レッスン補習と成果発表。

朝の岩井海岸
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今年は息をつく暇もなかったような合宿でした。
もちろん一日目夕食後寝るまでは別として。

なにか新しい展開に持って行けそうな予感をさせるような合宿でした。

恒例集合(合宿)
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そしてこれと連動するボサギ発表会&お楽しみ大セッション大会は3月27日(日)13時から、大塚エスペートブラジル  http://aka.gmobb.jp/espetobr/index.html  で開催されます。
入場料500円・飲食代実費。
ミュージッシャンの参加もあり、日曜の午後ゆっくり安く楽しめます。
もちろん誰でも参加できますし、普通の参加型ライブとして見てもかなり面白いと思います

ご興味がありましたら是非お越しください。

ではでは

2011年02月09日

久し振りの音

皆様、こんばんは

つい先日、あるイベントの仕事があってサンバを演奏してきたのですが、イベント自体がある人を中心とした、キューバ系のごった煮的イベント。
それはそれで歌あり踊りありで楽しいのものですが、途中を埋めるDJですか、その音の無神経さと選曲のひどさに辟易とさせられました。
一応ブラジル的にと考えているんでしょうかね。
とにかくうるさいの一言。

お役御免と共に早々に引き上げて、久しぶりに自宅近くのジャズバーに寄ってみようと思いました。

ここは、30年ほど前からお世話になっているジャズライブハウス。
過去、自分がジャズをやっていた頃はずいぶん出演もさせていただきました。
数年前までは毎週末には顔を出していたのですが、生活のサイクルが変わってからはそうも行かなくなり、今年になってからは今日が初見参か。

元々オーディオセットがものすごいお店で、レコードを鳴らすときはウエストレイクの箪笥ほどもある大きさのスピーカーから真空管アンプを通した素晴らしい音が出ていたものでした。

当然ライブハウスですから、グランドピアノがあり、ライブ用モニターはJBLの大型スピーカー。ライブ゙の音も素晴らしいものがあります。

ただ、お店はご夫婦二人だけでやっており、高齢化でなかなか大変な状況です。
LPからCD、最近は有線JAZZへと音源がシフトしていきました。

年をとって頻繁にディスクを交換するのはきついですよね。
それ以前に店に出ること自体がきつくなりますよ。

そんなことでここ数年はウエストレイク・スピーカーの本気の音を聴くことができませんでした。
以前は自分のLPを持って行ってかけてもらい、家では聴こえない音を発見したりしたものでした。

駅を降りて、遠くに店の明かりがほんのりとついていることを確認。

店に入ると、音が・・・・・、懐かしいあの音が、LPレコードの音が大音量で鳴っているではありませんか。
ウエストレイク・スピーカーの本気の音、久しぶりに聴く音。

これに比べるとさっきまで聴かされていたいわゆるDJの単にうるさいだけの音はゴミですな。

大音量なのにうるさくなく、すべての音が立っている。
特にベースの音の立ち上がり、ピアノの粒立ちのよさ、ドラムの繊細な響き、完璧な音です。
また、かかっているレコードがいい。
キース・ジャレットのスタンダーズの第一作目ですな。
1985年の作と推察いたします。
このシステムにピアノトリオは抜群に合うのです。

こういう音をお金を出して聴きに行っていたんだよね。
そういうジャズ喫茶も本当に少なくなってしまいました。
店主の高齢化と共に消え行く運命なのでしょうか。

いっぱい飲みながらこの音を聴いているうちにぐっときてしまいました。
小生ぐっとくることはほとんどない人なんですが。

小生も自宅ではいまだにLPを聴くのが好きです。

最近は音源のデジタル化で音源が簡単に採取、再生できますが、アナログ音源はまったく音が違います。
デジタル音源はお手軽ですが、生音を知っている人にとっては決定的に欠陥音源といえるでしょう。
戦前のレコードの方が最近のデジタル音源よりはるかに説得力があります。

本当にいいものは簡単には得られない。

殊に音楽が生活になっている人は、色々な意味で、お手軽が行き着く先は堕落しかないと思います。

そういえば地デジ対策まだぜんぜんしてないな。

ちなみに件のジャズバーは、京成大久保駅下車の「Black Saint」であります。

ではでは

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