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2012年09月 アーカイブ

2012年09月03日

夏の終わり

皆様、こんにちは

拙宅から見た雨柱。沖縄ではよく見るのですが、最近は家からもよく見ることができます。
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8月の最終土曜日、第31回浅草サンバカーニバルでした。
昨年は震災の影響で中止になってしまったので二年ぶりの開催です。
ということは小生の所属チームであるサウーヂが初優勝したのはもう二年前か。
このブログにもおめでとうと書いたことがありますが、あれからもう二年。

横浜のサンバチーム、サウーヂはもう25年程活動している老舗といってよいチームです。
二年前の第30回浅草サンバカーニバルで念願の初優勝を遂げました。

小生が本格的に活動していたのはもう10年ほど前になるのですが、当時は優勝を目指すという次元とは異なるスタンスを取っていたようにも思えます。
すなわち、サンバを酒を楽しむということ。
もちろん浅草で上位にいるということも大きな目標ではありましたが、楽しむということを投げ出してまでということは有り得ないことでした。
だから、浅草に上位には入れなくても、俺たちはサンバや酒を楽しんでいるんだ、だからブラジル的なんだと少々ひねた視点と少しのプライドを持っていたようです。

しかし、二年前の優勝は、楽しむということと全体的な技術向上とがうまく融合した結果のように思います。
楽しんで優勝したと。

古いサウーヂ人は、ここで次も優勝して二連覇などとはまず考えないものです。
この一回の優勝をアテにして十年は飲めるんじゃあないかと考えてしまいます。
なにせ優勝したことがないから喜び方がわからない。
しかし、今のサウーヂ人はしっかりと考えていたようです。
なんと、今年も優勝。二連覇。
古いサウーヂ人はおそらく想像もしていなかったのではないでしょうか。
小生も予想していませんでした。

サウーヂとしてのアイデンティティ、サンバや酒、音楽を人生の糧として楽しむということは、パレード自体や前後を通じて、とても楽しそうにやっているメンバーを見て、しっかりと貫かれているんだなと思いました。
個人的に、浅草で優勝するためにサンバをやるのではないという姿勢に共感を持っていたので、今までのやり方を大事にして欲しいし、そうすれば結果は着いてくるというのはあまりにも月並みで、むしろ、着いて来た結果を可愛がってあげればいいんじゃあないかなと思いますね。

なにはともあれ、おめでとうございました。

アレゴリア
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アブリアーラ
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出走前
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出走直前
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それにしても、裏方としてお手伝いさせていただいた前回優勝チームの指定席である「最後の出走」というのはなんと気持ちの良いものか。
17時30分出発なので、東武浅草松屋前を右折するまでは猛暑の中の日陰、雷門方向へ曲がってからは、もう勢いが弱くなった西日、そしてこれが大きいと思うのですが、後ろから後続チームの音が聞こえてこない。
初めて経験してみると、これってプラスのハンディではないかと感じてしまいました。

月曜日からは、TURISTASで静岡、茅ヶ崎へミニ・ツアー。
静岡は初めての場所ながら、お客さん、スタッフ参加型イベントで大変盛り上がりました。

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スタッフバンド
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集合写真
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清水漁港付近でいただいたしらす丼、これにマグロフライを付けて800円。
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清水からの富士山
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茅ヶ崎へ移動がてら、箱根方面を回ってみたりしました。

箱根神社
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浅草が終わって夏が終わる・・・・・・・去年はこれがなかったんだよね。

ではでは

2012年09月20日

VAMOS ブラジる!?

皆様 こんにちは。

9月15日と16日の週末二日間、「VAMOS ブラジる!?」というイベントが開催されました。

我々もライブでいつもお世話になっている、吉祥寺「アウボラーダ」の店主黒澤さんが、構想5年、準備期間1年をかけ、自ら中心となって進めてきたイベントです。

中央線の荻窪、西荻窪、吉祥寺の三駅を最寄りとする五つのライブハウスで二日間、13時から22時まで一時間刻みでミュージッシャンが入れ替わり立ち代りにブラジル音楽のライブをやっていこうというイベントです。

参加ミュージッシャンの数は約70名。
チャージは、ほぼ投げ銭。
「音楽で結ぶ中央線ブラジル化計画」という副題も付いています。
二年後のワールドカップ、そして四年後のオリンピックとブラジルに関しての注目度が上がってきつつある中、ブラジル音楽の良さをマニアだけではなく、もっと広く一般に認識してもらおうという趣旨のものです。

とはいうものの、一時間刻みで二日間というのはどうなるのか全く読めない。
お客様は入るのか、ミュージッシャンの入れ替えは大丈夫なのか
若干の不安とともに蓋を開けてみたら大盛況でした。
普段はブラジル音楽のライブには行かないようなお客様も結構いらっしゃたのは見込んでいたところが当たったと思います。

新聞を始めとしてマスコミに露出したというのもあるけれども、結局は関係者の丁寧な準備の賜物だと思います。

さて、このイベントで意外な面で良かったのは、他のミュージッシャンのライブを聴く機会に恵まれるということでした。
余程興味があるとき以外は、あまり同業者の演奏を聴きに行かないタチなんですが、こういう時は空き時間を利用して、敢えていろいろなところを回らなくても、居ながらにして色々な人が聴けるので楽しかったし、刺激にもなりました。
また、しばらく会っていなかった人たちにも大勢会えたし、ここから新たにミュージッシャン同士の交流も始まりそうな気配もあります。
投げ銭というシステムも、店に負担がかからないある意味良いシステムです。

尾花・寺前組
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アウボラーダ・サンバセッションバンド
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バオバブで斎藤みゆきさんとデュオ
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この店は背景がとてもいいんだな。
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考えてみると、協力店を募ってミュージッシャンにオファーを出して、うまく配置するという作業はものすごく大変な仕事だったと思います。
更に、宣伝材料を作りプレス対応もしながら自分のお店の仕事もこなさなければならないし、そして多分一番重要なことは協力店に気を配るということだったのではないでしょうか。

個性派が揃っているはずのオーナー達の調整をするということは、おそらく疲れる仕事だったと思います。
幹事の黒澤さんに頭が下がります。

来年も続けていく、しかも拡大した形でということですが、更に大変さが増すかもしれませんが、期待したいです。

打ち上げは本番の二日間を終えて翌日というのも、落ち着きを取り戻したあとで良かったと思います。
当日終了後夜を徹して朝までというのもノリノリでいいかもしれませんが、小生なんかは疲れてしまいます。
楽器もあるし、片付けやらなんやらでごたついているし、当日の色々な付き合いもあるだろうし、そのあたりまで気を配ってくれての翌日打上げはありがたかったです。

アウボラーダで打上げ
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というわけでとても有意義な、打ち上げも含めての三日間でした。
来年も期待しましょう。

ではでは

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