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2016モロッコ・スペイン・ポルトガルの旅 第3章 2/24 マラケッシュ→ハシラビト

第3章 2/24 マラケッシュ→ハシラビト

今日はいよいよ砂漠行き。
8:30発のsupra toursのメルズーガへ行くバスに乗る予定だ。
昨日チェックしたマラケッシュ鉄道駅の隣、CTMターミナルから出る。
余裕を見て、早朝6時半頃に朝食を探しにフナ広場方向へ。

まだ真っ暗。
しかし、しっかり食べておかないと、この先約12時間のバス旅の体調を整えることはできない。
どこもやってはいないようだが、それでもパン屋というかブラッセリーか、ただ一軒開いている。
店内でクロワッサンとコーヒー。
これは当たり。
以前はフランスの支配化にあった国、クロワッサンが美味しい。

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7時半頃にはバスステーションに到着。
チケットは昨日買ってあるので、荷物タグを5dhで購入。
バスに乗り込んでハシラビト村へ寄ってくれとドライバーへ言う。
通常のルートらしく、問題はないとのこと。
ここで日本人旅行者のT君と出会う。
同じハシラビト村のWilderness Lodgeへ行くという。
同行者もいるので少し安心した。
これから12時間の長旅だ。

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バスは9時頃出発。
到着は21時頃だ。
市街地は渋滞したりしている。
何だか同じところを回っているような気がしているが、市内各処でお客さんを乗せて、車内はほぼ満席だ。
クッションが良くて乗り心地はとても良い。
バスの長旅、さぞや退屈だろうと思っていたが、とんでもない。
オートアトラス山脈に向かってどんどん登って行く。

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雪山だ。
アフリカの雪山!!!

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しかし土は赤い。
家々が赤土からそのまま生えているように見える。
山肌がそのまま家になっているように見える。
小生の席は前から2列目。前方がよく見える。

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山岳道路を登ってきて、11時半頃一回目の小休止。
バスの長旅はトイレが一番の問題点。
禁酒状態だし、水分も控えているので体調は十分。

小休止
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さて、今までおとなしくしていたバスがこのあたりから本領を発揮し始める。
道路は山岳道路に入っている。険しいカーブの連続。おそらく6m道路。
猛スピードだ。
乗用車、トラックだろうが何だろうが全ての車を追い越し始める。
前方がよく見えるのでスリル満点。
山道でバスチェイスを始める。
正気の沙汰とは思えないが、結局抜き去ってしまった。
荒いというか見事というか、ネパールに行った時も感じたが、地元のバスは強い。

景色はここがアフリカだと思えないような雪景色に変化していく。
退屈する暇はない。
山の土は赤い。
家も同じ赤土でできているようだ。
赤土レンガとか土をこねて作っているのであれば材料は無限にありそうだ。

オートアトラスは、4000m級の山を擁する山脈だが、今一体どのくらいの標高を走っているのだろうか。
現れてくる雪山の景色に乗客が息を飲む気配が伝わってくるようだ。

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やがて途中の村々を経て徐々に景色が変わってくる。
雪が消えてきた。山脈を越えつつあるのだ。
そしてカサブランカからの車窓に見られたような土漠地帯となってくる。
緑は例のサボテン。
そして、それも無くなってくる。
時々広葉樹が生えているところはオアシスなのだろうか。村がある。

テーブルマウンテン
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バスは相変わらずぶっ飛ばす。
前を行く車をことごとく挑発し抜き去ってしまう様は、猛獣が草食獣を襲うような印象を与えるのだ。
肉食獣バス!!!
車内に流れるアラビアンミュージックでうとうとしているうちに、徐々に砂漠地帯に入りつつあるようだ。

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大きい街では乗客の乗り降りがあるが、指定席なので混乱はない。
が、地元の人、特に女性はこういう荒っぽいバスには弱いようだ。
次第にゲロゲロの声が聞こえはじめる。
ただ、予め分かっているらしく準備に怠りもないらしい。

ワルザザートの街は映画の砂漠ロケ地として有名。

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ロケで使われているアトラスコーポレーションスタジオは誰でも見学可能。

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16時頃、街外れのドライブインで大休止。
ここがどうやら昼食のようで、皆食事を始める。
出発してから8時間もたって食事休憩というのは日本の感覚からすれば随分時間が開くとも思うが、こちらにはラマダンという制度もあるので、このくらい間隔があってもどうということはないのか。

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すっかり荒野の一本道と化した道路をバスは再び猛スピードで走り始める。
変化のない景色と地平線に向かう何10kmも真直ぐな道路。
距離感とスピード感が分らなくなってくる。
更に日が落ちて真っ暗になると尚更で、遥か彼方に見える対向車の灯りが幻のようだ。
近づいて来ると真直ぐにぶつかってくるような錯覚すら覚えてしまう。
そんな中を相変わらずの猛スピード。
慣れていなければ絶対できない運転だ。
列車に乗っていた時も感じたが、何だか段々と気が遠くなっていくような感覚。

そうこうしているうちに、エルフード到着。そしてリッサニ着。
もうすぐの筈だ。
地元客もほぼ降りてしまう。
21時40分頃ハシラビト村着。
暗くて周囲の様子が良く分からない。
が、事前の連絡通りオーナーが迎えに来てくれたのでありがたい。
T君と宿に入って夕食のタジンをごちそうになる。美味しい。

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素朴なゲストハウスだが、とても広い。
今日は我々2名しか客はいないようだ。
13時間強のバス旅。
とにかく疲れた。
今日も酒抜き。
これはモロッコを出るまで本当に禁酒かも。

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2016年03月27日 11:24に投稿されたエントリーのページです。

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