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2016モロッコ・スペイン・ポルトガルの旅 第14章 3/6 ポルト

第14章 3/6 ポルト

今日の大まかな予定は、午前中ドウロ川を渡ってワイン蔵群を訪ねて、見学が良さげなFERREIRAというワイン蔵を見学して、午後は歴史地区を娘の誕生日プレゼントの買い物がてら散策してみようと思う。

この宿、Almadaは安い割に広い。
天井も高くてとても快適だ。
おばさんはポル語オンリーだが、とても感じが良い。
何よりもロケーションが抜群だ。
サンベント駅やトリンダーデ・メトロ駅にも近く賑やかな地区にありながら、一本裏通りなので静かだし、食堂やスーパーも近くにあってとても便利。

概して今回の旅の宿は殆ど当たりだったように思う。

さて、ドウロ川はサンベント駅を通り越して真直ぐ行けばよいわけだから簡単だ。
川の手前の歴史的建築物等を訪問しつつ、歩いて行く。

こういう大道芸も色々なところでやっているが、これは本物のオブジェだからややこしい。
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ドウロ川に架かるドン・ルイス一世橋は二層に分かれていて、上はメトロと人、下は車だ。
この橋からの見晴らしは抜群で、川面からどのくらいの高さがあるのだろう、50m位はありそうだ。
それでも欄干は案外と低く、下を覗くと目がくらみそうな高さ。
高いところに弱い人は多分厳しいだろう。

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橋の中央部を走るメトロとの仕切りは、歩道と区別するポールがあるだけで柵等の安全対策はなされていない。
要は路面電車状態のところを立派な車両が走っている状態だ。

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これは酔っぱらいなんかは時々橋から落ちるんじゃなかろうか。
酔っ払ってふらふらと歩いていてやって来るメトロに気付いて避けて勢い余ってなんて、余計な心配をしてしまう。
この高さからだと、よほどうまい落ち方をしないと助からないんじゃないか。

川向うにはワイン蔵と思われる赤茶色の屋根が並んでいる。
川は濁った緑色で、かつてはワインの詰まった樽を運んで行き来したであろう帆船が係留されている。
現在の輸送手段は当然のことながら車だから、広告塔としての役割と、イベントに使われているということらしい。
ただ、素晴らしい趣はある。

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対岸は新市街地だ。
渡って左側にあるノッサ・セニョーラ・ピラール修道院へ。
ここからは橋を更に上から臨める。
今日は日曜で天気も良いということもあるのだろう、ジョガーが多数見受けられる。
ジョギング・ハイクみたいなグループもいる。

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ここら辺りでトイレの要求。
このトイレというのは一人旅にとってはかなりな問題で、今のように荷物が無ければ探すのも楽なのだが、大荷物を抱えて移動中の場合にはプランが必要だ。

荷物を席に置いて行くというのは、盗んでくださいと言っているようなものだし、荷物を全部持ってというのは、たとえ一部を背負っていたとしてもとても難儀なもの。
交通機関で移動中は、長距離バスを除いてとにかく使わないようにするしかない。
そのためには、水分の摂取を減らしておくとか、ビールとかの酒類を移動中には飲まないとか、チャンスがあれば必ず用を足すとか、体調を良くしておくとか色々と気を使う。
まあ、今は軽装なのでどこか探せそうだ。

橋を渡っていたら対岸にワインセラー地区へ降りていくロープウェイが見えた。
これが面白そうだし、ワインセラー地区は真直ぐ行けそうだ。
先程ワインセラー地区へ降りていこうとして住宅街をさまよってしまったのだ。
ロープウェイ駅は橋のたもとにあり、トイレはそこにあったので、そちらの問題も解決。

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ロープウェイという乗り物は久しぶりに乗ったのだが、街中のロープウェイというのもとても楽しいものだ。
到着駅はドウロ川のほとり。
バイクのイベントがあるらしくて大型バイクが多数駐車している。
珍しいものもありそうだ。
相変わらず天気は良くて、屋外のカフェも日曜日ということもあって繁盛している。

目指すは、FERREIRAというワインセラー。
これだけ沢山あるのだから探すのは大変かなと思っていたら、川沿いを歩いていたらすぐにみつかった。

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運良く開いている。
ガイド付きの蔵内ツアーは5分後に始まるという。これもラッキーだ。
2杯か3杯、試飲できるグラスの数でツアー料金が異なる。
迷わず3杯を選ぶ。

蔵の中へ進んで行くとどんどん温度が下がっていく。
ポルトワインの特徴、歴史、製造工程等分りやすい展示があって、何より現役の蔵を見学しているということが雰囲気を作っている。
この辺りは日本の酒造博物館や山梨県に多数あるワイン工場の見学と同じだ。
解説はポル語でなされるので殆ど分らないが、創業者のドナが偉かったということだけは強調されていたので分った。

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ポルトワインは発酵途中でブランデーを加えてアルコール度数を高めて保存期間を長くするということだが、その結果甘くなる。
日本の赤玉ポートワインというのはこれを真似たものだろう。
ヴィンテージ物のワインも保管してあって、19世紀から保管されているなんていうものもあった。

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ツアー最後のお楽しみはやっぱり試飲。
3杯は、ロゼ、白、ルビーと用意されていた。
やはり甘い。
50年くらい前の日本産のワインは甘かったような気がするが、現在飲んでいるものからすればかなり甘い。
その中でも、ルビーという種類がとても上品な甘さで気に入った。

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お土産用のポルトワインも丁寧に置かれているが、値段がかなり安い。
日本で丁寧に置かれているものと比べたら一桁違う感じだ。

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スペイン、ポルトガルはワインが安い。
特にポルトガルは水並みだ。
宿代とワインが安くて外食が高い。
交通機関が安くて入場料は高い。
外食が、普通の食堂でも一食軽く1000円を超えるというのは、高いと感じる。

さて、楽しい蔵内見学ツアーにとても満足して外へ出たら、雨が降ったようだ。
雨上がりのドウロ川河畔の散歩も悪くない。

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ちょっと河畔を散歩してから、再びロープウェイに乗ってドン・ルイス一世橋へ。

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昼食は、宿の近くにいくらでもある食堂でバカリャウ(タラ)を食べてみる。

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これはフリッターだな。
沖縄の天ぷらの方が美味しい。
魚料理は凝ってはいるけれど、日本の方が美味しいと感じた。
帰り際に今夜のワインも買っておく。
約250円。これでもそこそこ美味しいのだ。
モロッコを出てから毎晩1本づつ開けている。

宿へ戻って一休みしてから、娘の誕生日プレゼントやお土産の買い物を兼ねて、歴史地区を歩いてみる。

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サンタカタリーナ通りという、ポルトでは一番のショッピング街を目指す。
古い言い方だとポルト銀座だ。

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市場好きとしては、この近くにあるボリャオン市場にも行ってみたかったのだが、今日は日曜日で休みだった。残念。
さすがに一番のショッピング街、賑やかな通りだ。

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あちらこちらに大道芸人がいる。
乞食、物乞いも結構いる。
スペインではあまり見なかったのだが、ポルトガルに入ってからは目立つ。
メトロ内でも物乞いはいる。
車内でカーン、カーンと前から金属音が聞こえて来たと思ったら、盲目の物乞いが杖で車内のポールを叩いてアピールしながら歩いてくる音だったということもあった。

さて、このような買う物が決まっていない探しながらのショッピングというものは、自分にとっては行列と並んで最も苦手な分野の一つで、日本であれば難行苦行なのだが、外国で散策しながらというのは楽しいものだ。

ヴィア・カタリーナというデパートのような集合店舗を覗いてみる。
1、2階がファッション関係で3階は食堂関係のようだ。
ここで良さげな皮のバッグを見つけた。
これならば持って帰るのも楽そうだ。
他も一応当たってみたが、やはりこういうのは第一印象が当たりのことが多い。
ここで購入。

この近辺には見事なアズレージョの壁面を持つ建物があちらこちらに見られる。
リスボンよりアズレージョが所々にあるような気がする。
それと、落書きがそれほど多くない。
落ち着いた古い街なのだ。

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夕食は、昨日ライブが休みだったレストランに行くという手もあるが、昨日ライブが見れなかったということは、見なくていいという流れの中にあると考えて、もう一回行くというのは気が進まなくなっている。
この旅をしているうちに、流れに身を任せるという気分になってしまっているのだ。
ということで、近所の食堂で鳥料理。
野菜としてのインディカ米がつく。
味はまあまあ。

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デザートは美味しい。
ポルトガルのスイーツはとても美味しい。
日本ではまず食べないからそう感じるのだろうか。

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連日歩き回っている。
夜はワインで気持ち良く就寝。
明日はリスボンに戻って明後日のフライトに備えるだけだ。

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旅もそろそろ終わりを告げつつある。

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2016年06月25日 10:37に投稿されたエントリーのページです。

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