« 2019・トルコの旅 第6章 3/16 (土)・カムッパレ~ デニズリ | メイン | 2019・トルコの旅 第8章 3/18 (日)・再びイスタンブール 2 »

2019・トルコの旅 第7章 3/17 (土)・再びイスタンブール 1

第7章 3/17(土) 再びイスタンブール 1

約束の6時半にタクシーが来た。
辺りはまだ真っ暗だ。
空港まで180TLで話は付いている。
とても良い印象だったデニズリの街を後にして60km離れたチャルダック空港へ。
街を出ると、道は殆どまっすぐで、前後に車はいない。
ドライバーはトルコ語オンリーなので無言。
周りは例に寄って気の遠くなりそうな草原の景色・
眠くなってくる。

1時間くらいはかかるのかなと思ったが、100kmくらいでとばして40分位で到着。
チャルダック空港の周りには何もない。
ネブシュヒル空港もそうだった。
空港施設に入る前に荷物のチェックがある。
バザールや駅でもチェックを受けなければならないところがある。
テロ対策だ。止むを得ないだろう。

IMG_4216.jpg

早朝なので空港ビル内はがらんとしている。
午前中の便は2便しかなく、この日は全部で8便しか飛ばない。

IMG_4218.jpg

IMG_4219.jpg

IMG_4220.jpg

搭乗手続きは簡単だった。
行きに引っかかった折り畳み傘も何故か引っかからなかった。
8時30分にはボーディング手続きが始まり、定刻より少し早い9時前には出発してしまった。
やはりバスでは危なかった。
余裕のある時間に着くようにバスの発車時刻を決めればよいと思うのだが、ここは日本ではない。
10時過ぎにはイスタンブール空港に着くのだが、こんなに短い時間でも軽食のサービスをするところがトルコ航空のすごさだ。
配ったと思ったらすぐに回収。

今日のイスタンブールは天気が良い。
ホテルは新市街のタクスィン広場の近くなので、メトロで行くことにする。
イスタンブールカードがあるから楽に行けるはずだし、帰りの空港へのルート探索にもなる。
IMG_4221.jpg

IMG_4222.jpg

1回の乗り換えで行けたは良いのだが、タクスィン広場からホテルへのルートが分からない。
何故かグーグルマップが繋がらないのだ。
もっとも原始的な方法、午前中の太陽の位置で方角をある程度予測して、それらしき方向を目指し、何となくホテルがありそうな雰囲気の場所で付近の人に聞いてみる。

付近の様子に詳しそうなおじさんは、俺に任せろと、とても親切に電話してくれたり、周囲の人に聞いてくれたりで、日本人と聞くと更に親切になった。
まるでガイドのようだ。ありがたかった。
丁重にお礼を言って、教えてもらって向かった裏通りのホテルは一本筋違いだった。
でも、予測した方向とそう違わない場所にあった。
裏通り感満載。

入るには入れたが、13時30分まで部屋へは入れないとのことなので、荷物を置いてランチと街歩きをすることにした。
ホテルを出て裏路地から表通りへ出ると、高架の大通りがタクスィン広場の地下を通るトンネルに入って行く。
坂を登って2分位のタクスィン広場は、とても広くて人通りも多く屋台やら出店やらでとても賑わっている。

IMG_4224.jpg

IMG_4236.jpg

IMG_4237.jpg

IMG_4238.jpg

IMG_4223.jpg

天気が良く、日差しがあると暑い。
Tシャツにダウンといういでたちだが、ダウンを脱いでしまうこともある。

タクスィン広場からイスティクラール通りはすぐに分かった。
先日、女性の権利拡充を訴える大きいデモが行われた通りだ。
日曜日だからだろうか、すごい人通り。
銀座通りのような感じだ。

IMG_4225.jpg

IMG_4227.jpg

IMG_4228.jpg

歩行者天国のようで、道路の真ん中をイスタンブール名物のノスタルジックトラムという名前通りの雰囲気を持つ路面電車が時々のんびり走っている。

IMG_4226.jpg

車庫?
IMG_4240.jpg

表通りは大商店街で、裏路地はとても面白そうなのだ。

IMG_4229.jpg

IMG_4235.jpg

IMG_4239.jpg

ここを1時間半くらい散策して店の見当をつける。

この最後のイスタンブール滞在の3日間でお土産やその他の買い物を全て済ませるのだ。
国内線の無料預け荷物は15kgまでだから、今までは加減していた。
国際線のそれは25kg、多分今の荷物は10kgくらいしかないから二倍くらいになっても大丈夫なのだ。
そんなに買わないけれど。

昼食はイスティクラール通りのトルコ名物伸びるアイスクリームを売っている気楽な店でドネルケバブ。
普通に美味い。

IMG_4230.jpg

13時半になったのでホテルにチェックインする。
前払いキャッシュオンリーだと。
初めに言ってくれ。
ATMはそこいらじゅうにあるのだが、直射日光を受けて画面がほとんど見えないATMやトルコ語オンリーのATMは困る。
イスタンブールカードの機会もトルコ語オンリーだが、チャージするだけの簡単な操作だけだから何とかなるのだが、ATMはそうはいかない。

ホテル玄関を入って狭くて急な階段を4階分登る。
荷物を持つと結構大変。
部屋は広くてテラス付き。

IMG_4231.jpg

IMG_4232.jpg

眺望が良いとあったのだが、確かに良いとはいえる。
ただ、この眺望は万人に良いと言えるのか。
下町好きの僕には楽しい眺望だが。

眺望
IMG_4234.jpg

IMG_4233.jpg

スタッフは若者で、向かいの建物で親戚が洗濯屋をやっている。
ランドリーサービス有りというのはこういうことだったのか。
後で洗濯物を頼みに行ったら、カガワシンジやナガトモの話題で盛り上がる。
ランドリーの兄ちゃんたちはベシクタシュのサポーターなのだ。

部屋は気に入ったのだが、難しいのは例によって鍵だ。
前日のエシンホテルの鍵はあっけないほど簡単だった。
ここは扉も重いし、鍵も難しい。
開けられるまでスタッフから何度もレクチャーを受ける。
まあ、用心に越したことはないわけでそれだけセキュリティが図られているということなんだろう。
コツを覚えれば段々鍵も素直になってくれる。
ついでに、各ホテルのウオッシュレットもまちまちで、常設なのだがコツをつかむ必要がある。
すぐ近くに広場と銀座通りがありながらこの下町風情、とても良い。
しかも、10m以内に酒屋と24時間営業らしい激安スーパーがある。

さて、落ち着いたところで、今日は日曜なので、月、火休館の軍事博物館へ行ってメフテル軍楽隊のコンサートを聴きたいと思っていた。
15時からとなっていて、時間もあまりないので近くにいたタクシーのドライバーに聞くと本日は休演とのこと。
残念だ。

夕刻まであまり時間もないので遠出はやめてタクスィン広場やイスティクラール通り周辺を散策することにする。
イスティクラール通りはタクスィン広場から緩い下り坂になっていて、とてもエキゾチックで興味が尽きない通りだ。
大道芸や路上ミュージッシャンも多数。
歩行者天国で人出も多くにぎやかで、そんな中を時々ノスタルジックトラムがのんびりと行き来する。
とても楽しい通りだ。
この通りはこの三日間とてもお世話になりそうだ。

天気は良くて、Tシャツ1枚でも過ごせるが、日陰に入ると涼しいから上着は必要だ。
良い時間になったので、酒屋でエフェスとワインを仕入れて(安い!!)、部屋に戻って飲みながら明日の予定を考えてみる。

スルタンアフメットジャーミー地区最大の見どころであるトプカプ宮殿は、先週行ったときはやすみだったので、ここはぜひ行きたい。
多分混んでくると思うので、朝の早い時間に行くことにして、その後は明日考えることにする。
夕食は近所の裏通り。

何気に入った食堂はモロッコレストランだった。
羊の脳みそのタジンを食べる。
白子のような口当たりと濃厚な味、美味しかった。
モロッコ料理とも相性は良いのだ。

IMG_4242.jpg

IMG_4243.jpg

そして、24時間営業らしい激安スーパー、ALKANマーケットでおつまみのナッツなんかを買う。
ここの品揃えはすごい。
食品から食器、洗剤、チャーイの器等々何でもあるのだ。しかも安い。
ここで土産物を大量に買うことにしよう。

ホテルの入り口はピンコードで開ける鍵が付いており、このピンコードは重要だ。
ピンコードと部屋の鍵のコツ、これさえ押さえておけば快適だ。
明日は一日たっぷりイスタンブールを堪能できる。
楽しみだ。

About

2019年07月26日 10:15に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「2019・トルコの旅 第6章 3/16 (土)・カムッパレ~ デニズリ」です。

次の投稿は「2019・トルコの旅 第8章 3/18 (日)・再びイスタンブール 2」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35