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2008年04月 アーカイブ

2008年04月02日

ギターデュオ

皆様、今晩は。
先週の土曜日は、ギターの阿部浩二さんと久し振り(1年半ぶりくらいでしょうか。)のライブ。
おかげさまで結構盛り上がりました。

撮影by うーさん
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撮影by うーさん
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撮影by hoki
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二人では7~8年位前からライブを盛んにやっていた時期があるのですが、なかなかお客さんが集まらないこともあって、ちょっと疲れてしまった感があって、事実上活動を休止していました。
今回、やりたくなったのは「Sem Nome」という、お互いに知っている店で、ギター向きでアコースティックサウンドを大事にしてくれる場所があったということが大きいです。
何の方針も無く二人で演奏したい曲を出し合ったのですが、以前と同じく、ブラジルものは半分くらい。オリジナルやジャズ的な曲も出てきました。
阿部さんは、ショーロ、サンバの名手として知られており、小生と演奏するときは6弦ですが、特に7弦ギターは素晴らしいものがあります。
リハーサルをしていて、小生が変わったのか彼が変わったのか分かりませんが、お互いに自由に演奏しようという気持ちが現われていたような気がしました。
以前は、段々と凝ったことをしようとしてどんどん譜面が難しくなっていって、ミスをしないように譜面を擬視するようになって・・・・・・。
これでは聴く方も窮屈になるでしょうね。
今回は、小生としては全体のサウンドの流れを聴いた上で、引いたり押したりしてどのような展開になっていくのかを楽しみたいという気持ちで臨みました。
二人の個性が相当異なるので、そのまま演奏していても刺激になるのですが、全体のバランスをより考えたつもりです。
結果は、とても楽しんで演奏できました。
お互いに少しは年を重ねたということもあるんですかね。
阿部さんは普段はブラジル系の演奏が殆どなので、小生とやるときはそれ以外のジャンルやオリジナルものも演奏できるので刺激になるし楽しいとの感想です。
今後も、お互いの気持ちが熟してきた頃にライブをやっていければいいなと思います。
将来的にはCDとかの記録に残せればいいでしょうね。
ではでは

2008年04月11日

春の八重山・沖縄ツアーの道順

皆様、今晩は。
4月25日から始まる八重山・沖縄ツアーの全体がようやく固まりました。
以下のようになります。

4月26日 石垣市明石地区・明石公民館
4月27日 石垣市大浜のカガワ音楽教室
4月28日 昼間:石垣市立白保中学校 
夜:石垣市美崎町の「スリランカ」
4月29日 石垣市大川・「パパビゴーヂ」
5月3日  鳩間島音楽祭 (昼間の本祭)
5月4日  鳩間島S家にて恒例イベント
5月5日  石垣市伊原間地区・「たいらファミリー」
5月6日  石垣市野底地区のM.H.氏宅
5月7日  那覇市東町・「サクレ」
5月8日  南城市玉城・「たまたま庵」

石垣島に到着した翌日から連日の演奏になり、大変は大変かもしれませんが、全体的に見て、石垣島では市街地から北部まで、わりと広域ですし、学校あり公民館あり飲み屋街ありライブハウスあり食堂ありと、たぶん客層は全く違うのではないかと予想できるし、地元密着型なので、たぶん新しい出会いも期待できて楽しいものになると思います。
沖縄本島も全くタイプが違う場所での演奏です。
何とか公会堂とかが延々と続く人気ミュージシャンと比べるとラインナップがなんだかほほえましいです。
4月26日~28日までは、市内在住のT先生のプロデュースによるものです。
T先生といえば、小生と鳩間島の音楽的な出会いを作っていただいた恩人で、このブログにも何回か登場しておられます。
現在は、石垣市内で中学校の校長先生をしておられますが、とても音楽が好きな方で(ご自身のギターと唄もうまい。)文化活動にとても熱心な方です。
若い頃、赴任した鳩間島では生徒が1人になってしまって廃校の危機が目前だった頃の先生です。
ご存知の方はいらっしゃるかもしれませんが、森口豁さん原作の「子乞い」に出てくる若い先生です。つまり「光の島」、「瑠璃の島」(「瑠璃の島」では女性教師になっていましたが。)の若先生のモデルですね。
「光の島」のエピソードどおり、奥様は当時の鳩間島の同僚先生なのです。
鳩間校の校長先生だった時以来、お付き合いが続いていますが、何時もながら先生の精力的な動きには脱帽すると共に感謝です。
今回、白保中学校は授業の一環として演奏することになります。
以前、やはり市立伊原間中学校でも演奏したことがありますが、学校公演は意義があります。
今回は、ブラジルネイティブのようなKAZU氏がいるので、ブラジルの地理、歴史、文化と音楽を絡ませて、異文化に対する理解と興味を喚起させるような内容、それでいて授業というイメージではなく楽しい40分を演出したいと考えています。
5月になりましたら、このツアーの報告をできると思います。
ではでは

2008年04月24日

サンバ歌謡新曲

皆様、今晩は。
小生、鈴木厚志、KAZUのユニットによるもう一つの音楽表現ジャンルに「オリジナルサンバ歌謡」というものがあります。
もう10年位前からやっているのですが、日本語の歌詞によるサンバ歌謡です。
このブログにも以前登場したことがあります。
今まで完成した曲は3曲。
「悲しい種馬」、「柳の下でデュワデュワ」、「タンガにかけた青春」です。
実は裏でもう一曲(「あなたとサンバ坂」)ありますが。
いずれも、KAZU作詞、小生作曲のR指定的大人の唄です。
この3曲はライブ後の打ち上げ等で披露してきました。
いずれも大うけなのですが、ライブの中でやると、印象が強烈過ぎて、お客さんが我々が今まで演奏してきた曲を全部忘れてサンバ歌謡だけを頭の中に循環させて帰るという、今まで本番で演奏してきた音楽は忘れ去られてしまうという恐れがありました。
で、たまに披露するだけになっているのです。
最近、KAZU氏が新たに二曲、歌詞を持って来て新曲が誕生しました。
KAZU作詞、鈴木厚志作曲 「そんなスルドなひとりごと」、KAZU作詞、小生作曲 「オッブリガードな世界(感謝新世界)」という曲です。
やはりR指定でしょう。
Hです。
KAZU氏の詞は、縦書きで語数、文節、段落の区切りが、歌詞として視覚的に表現されているので、しばらく読んでいるうちに曲が沸いてくるのです。
こういう点て作曲するのに重要なんですね。
「スルド・・・・」はとてもロマンチックなメロディで古いサンバのイメージです。
小生作の「オッブリガード・・・・」は今までの歌詞とは違って、明るく前向きなものだったので、メジャーで勢いのあるfrevoのリズムで創ってみました。
今までは、哀愁がこもった歌詞だったので、60年代から70年代にかけてのムード歌謡、和田浩とマヒナスターズとか黒澤明とロス・プリモスとか鶴岡正義と東京ロマンチカとか敏伊藤とハッピー・アンド・ブルーとか・・・・・。
ピンカラ兄弟まで行くとすごいでしょうね。
ってご存知でしょうか。
今回は、おもいきりブラジル的にしてみました。
できあがってみると、結構いいんですよ。
元気が出るような曲に仕上がっています。
まずは、この後、旅に行く八重山で形を創っていって、もちろん披露する場所も色々あるでしょうし、新曲に慣れることができればと思います。
曲数もたまったので近いうちにレコーディングできればいいなと考えています。
もちろん、R指定的歌詞ができればどんどん曲を作りたいですね。
さて、このブログにも書きましたが、4月25日から八重山・沖縄へ二週間ほどの演奏旅行へ行って来ます。
毎年、音楽的にも何かしら得るものがあります。
今年は、例年に増して地元密着型なのでとても楽しみです。
帰って来ましたら、またご報告したいと思います。
ではでは

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