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2013年05月 アーカイブ

2013年05月14日

ブラジル旅行記5(3月26日~3月27日(Salvador、バイーア州))

・3月26日
今日はSalvadorへ移動の日。
6時のベロ行きのバスに乗りたいので5時起き。外は真っ暗。
昨日試したrodoviariaへのよくわからない急坂道を行けるのか、宿のお姉さんに相談すると「無理、無理、ぜーったい無理。タクシーを呼んであげるから。」ということでタクシー。またミナスのゆったりした山の景色を2時間バスに揺られてベロ・オリゾンチ着。このバスは通勤バスにもなっているようだ。連絡よくバスが出て10時前にコンフィン空港着。
TAM航空のチェックインが機械式になっていてブラジル人たちが結構困っている。こっちにとってはむしろ楽。

Salvadorまで約2時間のフライト
とても美しい海岸線が見えてきた。

涼しいオーロプレットからやって来るとかなり暑く感じる。
ここサルバドール空港もセントロからは結構離れている。
初めての訪問地は安全を買う気持ちで空港タクシーを利用する。

それにしてもホテルの近くまでR$107は高い。
どこでもそうだったがカウンターでお金を払ってしまうのでボラれることがない、目的地まで確実に行ってくれる等の安全確実性の担保なんだと思った。リスクがなくはない面を棚上げすれば流しの方が安い。

さて、相変わらずぶっ跳ばすタクシーが到着したのは賑やかな広場の一角。ここから車は入れないから歩いて行ってくれと。
降りたとたんに群がる物売りやガイドやら振り切って多分そうだろうと思われる方向へ石畳の坂を降りていくと左手に質素な入口のHotel Pelourinhoがあった。

入口は質素だが中はやたらに広い。1階はエントランスと商店が何軒かある。外から見ただけでは全体像がつかめないホテルだ。
部屋は2階。広くて天井が高い。3人はいけると思われるキングサイズのベッドに天井扇、ないと思われたエアコンらしきものもある。
そして何よりも素晴らしいのは部屋からの見晴らし。
トドス・オス・サントス湾が正面に見える。

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ただしこの窓を持ち上げるのは大変。多分20kgくらいはある。これを毎朝毎晩開け閉めするわけだ。
暑くて乾いていて風通しもいいから、これは洗濯物がよく乾きそうだと、さっそく紐で即席物干しを作ってしまう。

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冷蔵庫もあるし、クローゼット、シャワー、トイレもOK.、ここでこれから一週間過ごすのでこれは楽しそうだという気になる。
問題があるとすれば、wifiが使えないこと、電話が外線に通じないことの二点。
wifiに関しては今までその便利さを享受しているので何とかしなければという気になる。ブラジル国内外の通信手段はi-padを使っているのでwifiが使えないと問題だ。
電話はSalvador在住の日本人に連絡が取れればいいなくらいのものだから、まあぼちぼちという気分。
Rioでもそうだったが、公衆電話は9割がた故障しているのだ。

そして、バンド仲間のカズーの旧知の友人であるイザイアスさんを探す。
多分このホテルの1階に土産物屋さんを出している人だという探すとも言えないハードルの低さ。案の定さっきBoa tarde!!と挨拶を交わした人でした。

イザイアスさん
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早速Amigoになった。

色々な思い出の写真を見せてくれる。人の良さそうなおじさん。ペロリーニョでは有名人らしい。

夕方まで坂の多い石畳の街を歩いてみる。

マップがなかったのでホテルに貼ってあるものを参考に
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今までとは雰囲気がずいぶん違う。

ホテルの前の石畳の坂道
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タクシーを降りたジェズス広場
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カポエイラの準備中。観光向けだから撮影有料。
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ペロウリーニョ広場
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ペロウリーニョ広場からカルモ教会方向
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最初のブラジルの首都、最初に黒人が入ってきた土地。
歴史的建造物が多いし、黒人率が非常に高い気がする。それもアフリカ系の。
そしてカポエイラをやっている連中(観光客向けだが)、水売り、ビール売り、コーヒー売りその他諸々の物売りに物乞い、何もやらずに佇む人々、寝ている人、観光客を値踏みするギーア(ガイド)、絵描き、痩せてひねた感じの犬、ずーっと窓から外見ている人、ぶつぶつつぶやく裸足の人、大声で何事かを罵る黒人女性、そしてここにも多いPolicia(警官)、どこからか聞こえてくる音楽、重低音・・・・・。何だか混沌としている。
そういえば今日は火曜日だからオロドゥンの路上エンサイオがあるのかなあなどと歩いているうちに5時頃に。
とはいえまだ日は高い。

ホテルの部屋からの眺めがあまりに良すぎて、近所の安Barから買ってきたビールをガンガン飲んでしまう。ホント、この部屋で飲むビールは最高にうまい。

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夕食は近くのポルキロ屋へ。ここはひたすら安いが落ち着いて食べるところではない。ま、牛丼屋と思えば良いではないか。

夜のジェズス広場
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セー広場
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夜、オロドゥンの路上エンサイオはどうもなかったようだが、火曜日の夜というのは路上ライブが行われる日らしくてホテルの前の路上では大音量でヘギではなくてレゲエ。

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柔道着の下を履いたようなボーカルが「Jesus!!」「テンキュー!!」などとやっている。
これは面白かった。
交代して出てきたデュオがつまらなかったので、部屋へ帰って就寝前のビール。

天井扇を回さなければやはり暑い。エアコンらしきものは音だけうるさくて普通の風が出てくるような気がするからあまり当てにはならない。
目の上で回っているあの巨大な天井扇が間違って落ちてきたらどうなるんだろう、まさかそんなことはないだろう、でもブラジルだしなどとぼんやりしているうちに寝てしまった。

・3月27日
快適な部屋なんだけれど、蚊だかダニだか明け方にかけて痒い。キンカンを片手に半覚醒。
Café d’amanhaは3階の食堂。
ここがまた見晴らし抜群。トドス・オス・サントス湾と教会群、ペロリーニョ広場が同時に見渡せる。

今までの基本通りパン、ハム、チーズ、フルーツ(マンゴー、パパイヤ、スイカ)飲み物に加えて、芋関係が多い。
さつまいもとジャガイモの中間のようなものとか、大体ふかしてある。ついでにバナナもふかしてある。あとココナツ。アフリカ色が強いからだろうか。フルーツジュースも数種類あって、絞っただけ。甘いのが大好きなブラジル人でもフルーツジュースは絞ったものだけなんだね。毎日とてもヘルシーな朝食で大満足。

今日も晴天、暑い。

サルバドールはとても広くて複雑。今日はガイドを利用してみようと思う。個人だと高くついてしまうが、概要が分かればあとは一人で行動できるはず。ここも安全を買う。
Praca da seで知り合ったJordeにガイドをお願いする。
身元もしっかりしているし、イザイアスともアミーゴだと言う。しっかりしたガイドをしてくれる生粋のバイアーノだがギャラは若干高めかな。

Jorde氏
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まずは、本日からの拠点になるであろうPonto de onibus(バス乗り場)、Elebvador(上町―ペロリーニョのある保存地区の方だ。―と下町を結ぶエレベーター)、Mercado modelo(市場)を経由して下町へ。

上町から下町を見る
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ラセルダエレベーターの手前から
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ラセルダエレベーター
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ラセルダエレベーター前から下町
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桟橋方面
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下町とホテルのある保存地区とは随分と景色が違う。下町は商業地区のようでビルの間をバスが疾走していく様はRioの街とよく似ている。
かと思えば最高級ホテルのコンベント・ド・カルモが同居するカルモ教会のように16世紀の建築物があったりで興味が尽きない。
曲の題名になっているBaixo do sapateiro通りー庶民的な商店街だ。

Baixo do sapateiro
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建設中のサッカースタジアムを通ってTororo湖へ。ここでしばし休憩。

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トロロー湖。昼の時間帯は作業員の休憩場所になっている。
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日本語案内もある飲料屋台
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Morro入り口から旧市街地へ戻ってきた。
ざっと4時間程の歩き。
これで付近の地理は大体把握できた。
それにしてもいい天気だし暑い。明日も天気は大丈夫かねと聞くと、バイーアは雨が降ってもすぐに止むのだとのこと。
ここでガイドは終了にして一旦ホテルへ戻る。

まだ2時ころなのでシャワー、洗濯の後再び外出。
日本のように洗濯機がホテルにあるわけではないので、シャワーと一緒に足踏み洗濯をしているわけで乾燥時間等の若干の計算が必要なのだが、ここは洗濯物の乾きが抜群に良いので汗だくのものは片っ端から洗濯。

ここで一句・・・・ペロウリーニョ、洗濯物がよく乾く・・・・・・・。

昨日の早い・安い・まあまあうまいのポルキロ屋で昼を済ませて上町のインターネットが使えそうなところを探しながらと使えそうな公衆電話を探しながら散策。

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Internet Caféは何軒かあるのだがwifiは使えないとのこと。いろいろ探していずれもNG。
これはあきらめるしかないかと思ったが、昨日から気になっていた一軒があった。

ホテルからほんの二三軒隣のTattoo Zeus(すごい名前だ)という刺青屋さんの看板に小さくInternetとあるのだ。狭い階段を上って二階に行くのだが、階段の入口にはあまりガラの良くなさそうなのがいつも二三人たむろしている。その不機嫌そうな顔に向けて、ブラジルに来てから一日に何回もやる親指立てポーズで思いっきりニコッとしてやったら向こうもにっこりで交渉成立。
お二階へご案内。

パソコンが4台並んでいて子供がゲームで遊んでいる。窓際の床屋みたいなスペースが刺青屋だ。不機嫌そうな顔のお姉さんにi-padを使いたいのだがと説明すると、いいわよと。
ここはしっかりwifiが使えた。
1時間3R$で水も飲み放題なのだ。トイレもある。
不機嫌そうな顔のお姉さんも別に不機嫌なわけではなさそうで、帰り際には毎日笑顔で接してくれるし、そういえばこんなこともあった。
お姉さんは別室で休憩中、5分延びたので代わりの店番の兄ちゃんに3R$でいいのかと聞いてみたら、5と言う。このやりとりが聞こえたのだろう、隣室からお姉さんの声が一喝「3だからね!!!」。
いい人なのだ。
日本と同じで小学生くらいの子供たちがパソコンゲームをやっている隣でi-pad。
パソコンは買えないけれど、ここへ来る小遣いはある子供達なんだ。
いつものサインでニカッとすると子供もニカッ。

以後この刺青屋さんへは毎日通うようになる。何だか僕が愛用している石垣島のGという店に状況が似ているな。エアコンはないけど。
ともあれこれで懸案の一つは解決。

夕食は、かねてから気になっていた料理学校がやっているレストラン「エスコーラ・セナツキ」へ行ってみたが現在夜の営業はやってないらしい。
戻りがてら覗いてみた教会からサンバっぽい合唱が聞こえてくる。
思わず入って聞き入って、更に見入ってしまう。

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バンドは打楽器だけ。ボーカルは時々変わる。ゴスペルっぽい曲想のサンバなのだろう。
これはミサをやっているという事なのだきっと。
観光客もウェルカムのようなので見学させていただく。
とても素晴らしいライブになっていた。
最後は司祭様の水と煙をかけていただき揚げパンのようなお土産までもらった。

ここはペロリーニョのIgreja do Rosario dos pretos(ホザーリオ・ドス・プレートス教会)。
黒人が黒人のために建てたブラジル初の教会。
装飾もアフリカ色を感じさせる。というより非ヨーロッパ色か。

大満足で夕食はジェズス広場に面した時々ライブをやっているレストランでポルキロ。
サルバドールへ来てからムケッカを食べまくろうとしているのだが、まだこれというものにめぐり合っていない。
本日もまあまあ。Mais un menos。
ビールは相変わらずうまい。

昨日からgeneiro(現金)オンリーが増えてきたような気がする。Rioではほとんどカードだったけれどこちらは違うみたい。
ちょっと注意せねば。
おかげでお釣りの小銭が重たくなってきている。

明日はイタパリカ島へ行ってみよう。

夜になるといっぱいいる。
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2013年05月17日

2013春の沖縄・八重山・沖縄編

皆様、こんにちは

今年の春の沖縄は4月26日に那覇入りしました。

最近はLCCという安い路線があるので助かります。
今回初めて、行きはエア・アジア、帰りはジェット・スターを利用してみました。
成田空港発なので国際線利用の時も感じるのですが、いまだにやっている改札を出てからのパスポートチェックは一体どういう意味があるのでしょう。
国内線利用だと言えばパスポート提示もなくフリーパスですからほとんど無意味だと思います。

結構びっくりしたのは那覇空港のエア・アジアのターミナル。
空港の北のはずれの方にあって貨物エリアのあたり。ターミナルはほとんど倉庫。
荷物受け取り回転台もなく那覇空港到着ターミナルまでシャトルバス以外の交通手段はありません。
この日、夜の那覇は北風。寒くてなかなか面白かった。
極限まで経費を切り込んで、利用者もそれを了解して契約するのですからそれはそれでいいのですが、GW近くになると料金が上がってGW期間中はキャリアと料金がほとんど変わらなくなってしまうのでこの点は考えものです。

何はともあれ、いつもの宿に着いたのは夜の8時半頃。
浦添在住の友人Nさんと最近よく行く開南の鈴蘭へ飲みに。
それにしても涼しい。
去年も涼しかったような気がするからこの時期の沖縄の気候認識を改めるべきなのか。

翌27日はまずまずの天気。
今日はうちの奥方(イタオクと言われている。)が8年ぶりに沖縄にやってくるというので夕方には空港に迎えに行くことになっています。
それまで別に予定もないので、朝ごはんは公設市場のおにぎり、昼ごはんは金壺食堂の500円バイキングで優雅に過ごします。
しかし、天気も良いのでひとつモノレールに乗って首里へでも行ってみるかという気になりました。モノレールだと時間が読めるし空港へもまっすぐ行けます。
首里城へは行かずに鳥堀あたりの景色の良いところをぶらぶら散歩しているうちにお迎えの時間帯。
そのままモノレールで那覇空港へ。便利です。
イタオクと合流して、市場通りとか壺屋通りとか散策しているうちに暮れていきました。

28日は晴れ。暑くなりそうな予感。
この日は南城市の浜辺の茶屋でライブですが、その前にいつもライブをプロデュースしてくれる大池氏夫妻と4.28政府式典に抗議する「屈辱の日」沖縄大会へ行くことになってます。
細かいことは書きませんが、我々もこの集会へ参加できる機会を与えられて同じ想いを共有する者としてとても幸運だった思っています。

会場のある公園。とても良い天気
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会場は宜野湾市の野外音楽堂。開演30分前に行ったのですが既に超満員。
もう前座のコンサートが始まっていました。
いつもギターアンプをお借りするKさんも参加しています。立錐の余地もないというところです。天気もよく、会場の熱気でかなりヒートアップしています。それでもまだまだあとから参加者が詰めかけています。

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主催者発表10000人というのも当たり、いやひょっとしたらもっと多いかもしれません。
大会は野外ということもあって、そこは暑い環境に慣れている沖縄、手早く進んでいきます。
講演者の持ち時間1人3分。この短さ、緊張感があって良かったです。最後に「沖縄を返せ」をみんなで唄い、「がってぃんならん」三唱で閉会です。
周りの参加者の気持ちが伝わってくる感じ、沖縄県民の抗議の一体感が強く感じられました。
市町村もバスをチャーターしているようで老若男女の区別なく参加しているところはさすがです。
小生たちの周りでは「屈辱の日」というネーミングはあまりよくないという意見が多かった。
理由の一つとして対外的に、特に国際的に意味が伝わらないのではないかという意見、また屈辱というのは被保護者が保護者から裏切られたという印象であって、沖縄はヤマトに対して被保護者ではないから屈辱という表現はおかしいという意見等々。
もし来年もこの日に大会を行うとするならば、多分こういう議論は公になってくるでしょうね。
ともあれとても有意義な午前中でした。

さて、その後、今回の旅のボーカル斎藤みゆきさんを那覇空港でピックアップして、南城市へ向かいます。
今夜は南城市の浜辺の茶屋でベースの西川勲さん、サックスの千葉トシユキさん(アクシデントがあり不参加)、ボーカルの斎藤みゆきさんとジャズを中心としたライブです。

途中、奥武島でのんびり食事。島の裏手の天ぷら屋は初めて行きましたが味、量、値段とも抜群でした。
とにかく今日は天気が良い。揚げたての天ぷらを外で食べるには持ってこいの日。

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浜辺の茶屋のライブというのは、店に面した海上ステージで行われることが多いのですが、この時期は潮の関係で屋内ということになりました。まあこの方が天気もなにも気にせず出来るので楽ではありますが。

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サックスが不在なので、急遽予定曲というかライブのコンセプトを入れ替え、ブラジル色を強くしました。

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静かにしていると波の音しか聞こえないというのは最高のロケーションで、これはボサノバと抜群に相性が良さそう。
都会では考えられない環境で室内楽を楽しんだという感じでした。

終了後は大池氏宅で恒例の打ち上げ。
今回はここがライブの起点です。
逆のパターンもありますが、その場合はあとは帰るだけだから稲福氏制作の焼き物を多少多く買えるというメリットがあるのです。

さて明日から八重山です。

2013年05月22日

ブラジル旅行記6(3月28日~3月29日(Salvador、バイーア州))

・3月28日
朝から晴天、暑くなりそうだ。
今日はトドス・オス・サントス湾に見えるイタパリカ島へ行ってみようと思う。
午前9時頃には遊覧船が出るはずなので、朝食を済ませ早々にホテルを出発。
ラセルダ・エレベーターで下町へ降りて桟橋へ向かう。既に観光客が集まり始めているので一緒にチケットを買う。

桟橋
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フラジス島という小さな島を経由してイタパリカ島で昼食、午後5時頃に戻ってくるというクルーズだ。
船は木造の素朴な観光船、白人の観光客が多い。
後でネタにもなるのだがアルゼンチンの観光客が多いみたい。
これまた船内では飲み物(もちろんアルコールバリバリ)から写真から色々な有料サービスがある。
客も楽しんでやるぞという意気満々でとても賑やかな船内。

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そこで始まったのがサンババンド。

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船出、サルバドールの街を後にする。
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バンジョーカバッコ、パンデイロ、タンタン、タンボリンという3人編成で生音で演奏。当然お客さん参加型。
リーダーが、お客さんはどこから来ていますかーみたいな質問で東洋人は小生一人。初めからJapones?と聞いてきたから目をつけていたのかな。
そういえば、この旅でJapones?と聞かれたことはあっても中国人とか韓国人とかと聞かれたことは一度もなかった。
まあそれはいいとして日本人は一人だけだからまずあなたに踊ってもらいましょうと、バンドの前に招かれてサンバを踊れと。しかもシャツも脱いで裸足で。
ここはブラジル音楽をやっている日本男児としては受けて立たぬわけにはいかぬのだ。
ということでもっと普段から踊っておけばよかったなあと思いつつ踊る。
でも客は素人だから大ウケ。
多分このウケは東洋人がサンバを踊ったというウケで上手い下手のウケではないはず。
以後これが国ごとにずっと続くわけで特にアルゼンチンおばさん軍団のパワーはすごかった。沖縄のおばあたちを思い出してしまった。

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バンドは観光客向けだから、演奏する曲もAquarela do Brasil 、Tristeza、 E Hoje、 Mas que nadaとかの有名曲の他に花祭り、ボラーレ等の国籍の違う曲もあって賑やか。ただ演奏の節々にさりげないテクニックが感じられ、多分この人たちは普段きちっと音楽活動をしている人たちなんだなと感じさせた。

イベントもあり元々陽気な客たちで船内は打ちとけたとても楽しい雰囲気になっている。この辺は日本とずいぶん違う。

船内で偶然ペロウリーニョホテルの従業員のRoberto(ホベルト)君に会う。人懐っこい受付の青年だ。今日は休暇だと言う。それじゃ一緒にビールでも飲もうぜと。

初めに着いたフラジス島はとても小さな島。
リゾート用のちょっとしたBarとかレストラン、トイレはあるけれど人が住んでいるような雰囲気はあまりない。

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海は綺麗なのでここでは海へ入ってみた。
大西洋で泳いでいるんだなあと感慨ひとしお。
Roberto君達とセルベージャ。日本の海で飲むビールもうまいのだが、ブラジルでは特に美味しく感じられる。

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ジャンガーダ(帆掛け舟)
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1時間ほど滞在して、メインの目的地イタパリカ島へ。
船内更にリラックスした雰囲気が漂い、アルコール類もよく売れているようだ。船上のサンバもひたすら続いている。
30分ほどでイタパリカ島着。

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ここはかなり大きい島で、集落も複数有り、バスやタクシーも走っている。大きい宿泊施設がありサルバドールのリゾート地のようだ。桟橋を出たすぐのレストランでランチ。ビュッフェ方式。

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ここはたっぷり時間がとってあるので、ビーチでセルベージャ&日光浴。

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ブラジル人はビールが好きだ。ガンガン飲む。
海にもちょっと入ってみたが水は暖かい。透明度は八重山の方が数倍上。
積極的に水に入りたいという気分にはならない。
もっとも大都会サルバドールからゆっくりした船で1時間30分だからそれはしょうがないか。
ブラジル人と同じくビーチでセルベージャ&日光浴が正解のようだ。
3時半ころまで滞在を楽しんで帰りの船。相変わらず船上サンバも続いている。

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それにしてもこの船のパイロット兼船長はこんなところで操縦していて果たして前が見えるのか。
それともこの舵はサービス用のダミーで本物の操縦室はどこか他にあるのか。確認することはできなかった。

この子供はパイロットではない。当たり前。後ろの舵を持っている人ですね。
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行きに下手くそなサンバを踊ってしまったが、帰りはどうにもたまらなくなりタンボリンを奪って参加。観光客にも結構受けたようだ。

船上からの夕陽
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楽しいツアーからサルバドールの桟橋に帰ってきたのは5時頃。

部屋でギターの練習とセルベージャ。
どこかの教会から合唱が聞こえてくる。
ゆったりした単純な旋律でとても心地よい。
G/G/Am7/Am7/D7/D7/G/G/G7/G7/C/C/G/D7/G/G(/は小節線)という感じのシンプルなコード進行で思わず部屋でギターを合わせて弾いてしまった。

夜、ビールを買いにホテルからすぐのBarへ。ここはいつも立ち飲みで繁盛している。

Japones!と声をかけられる。
俺もガイドなんだがお前は昨日ジョルジと一緒だったろと。
イザイアスとも友達なんだろと僕に関する情報をある程度持っている。
ガイドの情報網は強そうだ。また、東洋人は結構珍しいから見られているんだなと感じる。
オロドゥンのプロフェッソールと称する人物?????を交えてしばしセルベージャ。
ここはカード不可。

夕食の食堂もカード不可。
ムケッカを食べたが酸味が効きすぎ。
多分ブラジル人も美味しいとは思えないが。

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サルバドールに来てからカード不可が目立ってきた。

・3月29日
今日も晴天
今日はサルバドールもSemana Santaで店は軒並み休み。イザイアスも休み。Roberto君はいる。
いつもは賑やかなSe広場も閑散としている。

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黄金教会で有名なサンフランシスコ教会を見学しようと思ったら50R$の釣りがないとのこと。
どこかでくずそうかなと思ったら店は皆休み。
明日明後日は土日なのでこれはまずいと思って、やっている店を探しにエレバドールへ下町に。年中無休のはずのメルカードも本日休業。
かなり徹底している。
銀行も休業なので仕方なく再び上町へ。使えるATMを探す。
Rioで使えるものと使えないものを経験しているから真剣だ。
結果、Banco do BrasilのATMが使えると分かり一安心。ただしこれもどこにでもあるわけではないのだ。
部屋へ戻ると豪華客船がやってきたのが見えた。

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午後からはボン・フィン教会へ行ってみる。

エレバドール前の下町のバス停でバスに乗りたいのだが、行き先表示もなにもないのでどのバスに乗っていいのかわからない。
隣にいた青年に聞いたらさらにその隣にいたおばあ(この表現がぴったりくるのだ。)が「私もそこへ行くから一緒に行きましょう。」
以後拙い僕のポルトガル語とのやりとりはおそらくこんな感じだったと思われる。

「料金はいくらくらいなんですか。」
「いいの、いいの、私に着いといで。」
「あれに乗るわよ。」
前から乗って料金は払わない。確か後ろ乗りの前払いだと思ったが・・・・・・・
「ここ(おばあの隣)に座って。魚工場の匂い臭いわねえ。」
しばらく経って「運転手さんこれはボン・フィン教会へ行くの?」
「行かないです。これこれのバスに乗り換えてください。」
舗装はされているがかなりのガタガタ道をものすごい勢いでバスは跳ばしていく。当然すごい揺れ。カーブの曲がり方もエキサイティングだ。
それにしてもブラジルの車、特にバス、タクシーの跳ばすこと、日本ではまず考えられない。
乗客に対する気遣いというサービスはあまりない。
次のバス停で降りる。料金を払った様子はない。
小生に「sol?」と聞こえたので「太陽?」と問い返したら「違うの。あんた1人(sozinho)なの?」「はい、そうです。」こんな間違いはしょっちゅうで「来たわよ。」でまたまた前乗りで料金払わず。
でボン・フィン教会着。
「料金はどうなったんですか。」「いいのよ。私は年寄りだからいらないの。あんたは私の付き添いだからあんたもいらないの。この坂を登っていけば教会だから楽しんでいらっしゃい。」・・・・・・・と。
ご親切に感謝感激でした。

ボン・フィン教会は観光名所だけあって観光客も多く物売りも多い。
教会内部もさることながらここから見るサルバドールの街の眺めも素晴らしかった。

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日本であるところの身代わり地蔵のようなもの
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帰りのバスもバス待ちの人に親切に教えてもらってエレバドール前で下車。
これはちゃんと後ろ乗り、料金2.8R$払って前降り。

ブラジル人は人懐っこくて面倒見が良くて親切だが、反面、交通機関、エレベーターも含めて日本のように乗客に優しくスムーズに発車停車するとか歩行者に対する気遣いとか、利用者あるいは周囲にたいする気遣い、やさしさというサービスは交通機関には欠けていると思えた。

街中にいる白人の集団、プラカードで案内されている集団は、多分午前中にやってきた豪華客船の客なんだろう。エアコン付き大型バスが何台もお迎えに来ている。ガイドや物売りは忙しいはずだ。

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午前中は休みだった商店も空いてきている店も多い。午前中休みだった例の刺青屋もやっている。

なんてビールが似合う部屋なんだろう。
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夕暮れ
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Semana Santaの行列を見る。オーロプレットとはだいぶ異なっている。こちらはcarnavalに使うトリオエレトリコを出している。ま、それほど大音量ではないが。

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夕食は久しぶりにちょっと高級そうなレストランで魚(tropical fishとなっている。)のソテー。

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この店
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これが絶妙の美味しさ。
白ワインともよく合う。ここはカードが使えた

今日はおばあの親切が印象的な一日だった。

2013年05月27日

ブラジル旅行記7(3月30日~3月31日(Salvador、バイーア州))

・3月30日
サルバドール二来てから初めて朝から雨。本降りだ。

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ホテルの中庭は画家の仕事場だ。有名な人らしい。
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午前中の外出はせずに、部屋で練習などをして過ごす。
昼頃にかけて止んだ。さすが、地元の人の話通り、雨はすぐ止むのだ。
昼食はかねてから気になっていたエスコーラ・セナツキへ行ってみる。
昼時しか営業していないし、明日日曜は休みなので今日は是非行ってみよう。
ペロウリーニョ広場に面した緑色の建物の二階で分かりやすい。

料理学校がやっているレストランということで、従業員のサービスも本格的。
高級そうな雰囲気だが値段はそこそこ。
昼ちょっと前だったので客は僕一人。
ビュッフェ形式で食べ放題なのだが、料理の種類が多くてまた面白そうな食べ物も多くて取りきれない。

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ガルソンがところどころに立っていてサービスをしてくれるのだが、客一人状態ではなにか見つめられているような感じがして少々落ち着かない。
味はとても良い。
ただ、ビュッフェ形式、ポルキロもそうなのだがついあれこれ取りすぎて一品の印象が薄れてしまいがちだ。
ま、これはひとえに自分が悪いのだが。
人間は欲深い。

昼からは晴れてきたので、バスでBarra方面へ行ってみることにする。
トメ・ヂ・ソウザ広場付近にあるセー広場バス停から多分このバスだろうと検討をつけて乗る。
2.8R$で乗り放題。

相変わらず警官は多い。バスにまで乗ってくる。これは警備なのか、はたまた移動なのか。移動を兼ねて治安に不安のあるバスにも乗ってくるのだぞという示威行動だとすれば、犯罪予防にはなる。
確かに安心感はある。

さて、相変わらずバスはぶっ跳ばしていく。

Barra要塞で降りようと思って気持ち良い速度で過ぎていく海岸線を見ている。
それにしてもセー広場バス停から約20分と書いてあったような気がするが、もう4、50分は乗っているような気がするなあと思っているうちにバスは海岸線を離れて行く。
また海岸に出るだろうと思っていたら何か雰囲気が違ってくる。
これは乗り過ごしたと思って対向車線にバス停があることを確認して適当なところで降りる。反対方向のバス停でセー広場方面行きを待つ。

騎馬警官がやって来る。道に迷うのもまた楽しというところか。

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それにしても暑い。
帰りのバスでお客さんに聞いたらBarraからはかなり離れ空港に向かう方向だったことが判明。帰りはBarra要塞を確認しようと注意していたが分からず。ルートが違っていたようだ。

イザイアスの店で日本語ガイドのLivia Pereiraさんと日本人夫婦と遭遇。久しぶりに日本語を話す。気になっていた日本人と電話連絡してもらってこれで問題は全て解決。

夕陽がきれいな部屋だ。
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夕食。
FB上で友人の中原仁さんから薦められていたカエターノ・ベローゾの故郷サンタ・アマロの料理が味わえるというレストランへ。
お店の名前はPonto Vital。

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Salvadorのヤールー(やもり)。右45度を狙っている。
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ホテルからはすぐ。ジェズス広場から入った通りの奥にあって目立たない。綺麗な作りで店内も清潔だ。
仁さんお薦めのムケッカ・Maturi。
大体ポルキロ、ビュッフェを除くブラジルのレストランは料理が出てくるまでにたっぷり30分はかかるのでそれまでにビールだのワインだの結構飲んでしまうのだ。
客は僕一人。くつろげる雰囲気だ。
ゆっくり出てきたのはカシューナッツのムケッカ。

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これが大変美味しくてようやく念願のムケッカにであったという心持ち。
量的には二人で食べてちょっと足りないかなくらいの感じ。
一時間半くらいゆっくり食べて飲んで64.9R$は妥当なところだろう。
ここはサルバドールを離れるまでに是非もう一度来て違うメニューを味わいたい。

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お店の外の夜、いい雰囲気だ。

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・3月31日
今日は日曜日、ほとんどの店が休み。

日曜日朝のミサ
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エレバドールでメルカードモデーロへ下る。
さすがに観光客が多く営業中。

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ここは那覇の公設市場なんかとは異なり純粋に観光客仕様のマーケットだ。

市場前広場の露天商
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ブラジルの有名観光地は観光が一大産業になっている。様々な形で観光マネーを獲得しようとする。
ピンからキリまでのガイドもその一つで、とにかく声かけまくり。
ただ、断られるのは彼らも想定内だから必要ない場合ははっきり断ればいいのであって何の遠慮もいらない。
一旦受け入れてしまって料金を曖昧にしておくのが一番良くないみたいでトラブルのもとだ。

彼らの横のネットワークや情報網は強力みたいなのであまりトラブルは起こしたくないものだ。
物売りや物乞いも多いが、断ることに何の遠慮もいらないはずだ。
土産物はイザイアスのところで買えばいいので、再びエレバドールで上町へ。

相変わらずの晴天。
昨日失敗したBarra海岸へ行ってみよう。
今日はエアコン付きミニバスが「Barra方面」と言ってやってきた。3R$でこれは快適。
日曜だからだろうBarra海岸沿いの道路は歩行者天国になっている。今度は間違えずに適当なところで降ろしてもらう。

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Barra要塞。博物館と現役の灯台。眺めがすごく良い。

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日曜だけあって海水浴やらビーチ遊びやら人出がすごい。
1km程先に見えるキリスト像まで歩く。

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キリスト像と白鳩
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喉が渇いた。
Agua de cocoの屋台で2R$。僅かな甘味で喉が渇いているのでとても美味しく感じられる。

海岸はリゾート地。

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海側に林立する高級マンション、高級ホテル、高級レストラン、陸側にうずくまるファベイラ、乞食、物乞いの子供たち等々、貧富の差が本当に極端だ。

海岸に張り出しているレストランで昼食。

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ピッツァ!! 旨いのだが量が凄い。

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とても食べきれないが、ブラジルは持ち帰りOKがほとんどなので無駄にはならない。
1/3くらいお持ち帰り。
運が良いことにセー広場行きのエアコン付きミニバスがまたやって来た。
空港もこれで良ければいいのになあ。

まだ4、5日しかいないのにペロウリーニョ付近に戻ってくると帰ってきたなあという雰囲気になる。石畳の歩き方にも慣れ、シマサバ(ビーチサンダル、ハワイアーナス)の食い込みも気にならなくなってきた。

持ち帰りピッツァをイザイアスにおすそ分け。
部屋からギターを持ってきて店で弾いたりして楽しんだ後に僕のCDをプレゼント。

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改めて夕食に行こうとしたら、店から大音量でCDが流れていた。
少々気恥ずかしい。
ありがたいことに何人か欲しいというお客さんがいたそうで。何枚か置いておく。
どこかの島でこんな情景があったことを思い出した。

昨日のPonto Vitalへ行ってみたが日曜日で休み。主だった店は休んでいるが、ジェズス広場に近い安ポルキロは営業中。安くて味もまあまあだけど騒がしくて落ち着かない。長居をする雰囲気ではない。まあ当然だろうけれど。

日曜日の夕暮れ時、静かなペロウリーニョ広場
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明後日、火曜日の深夜にチェックインする予定のRecifeのホテルから心配ないから気をつけて来いとのメールが来ていて一安心。
明後日の移動は深夜になるので注意が必要なのだ。
部屋では真夜中から痒みの来襲。
蚊の羽音も聞くので多分そうだとは思うがダニもありかも。
キンカンの出番が多い。

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