皆様、こんばんは
先週の土・日曜(10月25日~26日)に、恒例、房総キャンプが開催されました。
メンバーはシマ部、サウーヂ有志等々で約20名の大所帯。
毎年この時期に何かテーマを見つけて、と言うより強引にテーマをこじつけて行きます。
何年か前は海蛍鑑賞(道路ではなく本物の。)、去年は時期外れの台風が直撃したところで強引にバーベキューを強行したので、後から「嵐の中のバーベキュー」。
今年は、春に行なわれる「豚まる」に対抗したのか、「鴨まる」。
つまり、鴨に米やらハーブやら詰め込んでバーベキューで調理して食そうということがテーマになりました。
集合は、この方面に行くときはいつも、保田漁港の食堂「番屋」です。
相変わらず賑わっています。
人数が多いので、このときとばかりに普段は食することが出来ないような贅沢な食事をいただきます。
それでもここは単価が激安なのでいくらにもなりません。
それにしてもここの料理は出てくるのが何て早いんでしょ。しかも美味い。
全て魚料理ですが、こんなにお客さんがいるのに(ン百名規模です。)、面倒くさそうなものもすぐに出てくる。
都会の居酒屋だったら大混乱の感じなのに。
どうなってるんだろ。
給仕をしてくれるのは、おばちゃんやバイトのねーねーやにーにーから、どう見ても漁師としか思えない真っ黒に日焼けした長靴のおじいとかまちまちで。
さすが漁協直営ですね。
ここはいつ来ても素晴らしい。
さて、秋の日はつるべ落としと申しまして、ぼやぼやしているとすぐに日が暮れてしまいます。
夕食の準備とか細かい作業は日があるうちに済ませたほうが得策です。
適当に切り上げて目的地の「清和県民の森」キャンプ場へ。
小生は、番屋に来るときはいつも運転なので、一回もここで飲んだことがありません。
飲むのに最高な料理が山ほどあるのに・・・・・・(涙)。
「清和県民の森」は房総半島の南の真ん中辺りの山の中。
千葉県立の公園なので、設備がしっかりしていて利用料金は格安、反面、消灯時間等、規律は健全です。
このメンバーで大丈夫だろうか。
早速、テント設営では予め準備されているテントサイトのすのこを住みやすいように移動してしまいます。
テントの性能が良くなり設営が簡単になったとは言え、シマ部の皆さんのセッティングの素早さにはいつも脱帽です。
テント設営のミーティングか
食材買出し組と料理及び住環境調整組に分かれて動きます。
小生は買出し組。
たっぷりの食材、酒等を抱えて帰ってきたら、もぬけのから。
う-----------ん。
しばらくして散策に行っていたということで集団で戻ってきました。
食材の一部
さて、これだけ大人数ですと、全員が夕食の仕事に携わると却って邪魔になったりしますので、例えば、野菜を洗っている人達の傍に行って、力の抜けるようなウクレレを奏でてあげるとか、一生懸命火を熾している人たちの脇で小噺を一席とか、皆さんの替わりにお酒の味見をしてあげましょうとか、今宵のキャンプファイアーのステージを造ってあげたりとか、何の関係もなくコップ一杯のお湯を沸かすための極小個人用コンロに寄ってたかって改良していたり、それなりに盛り上げます。
調理しています
食事かな
明るい頃から現れていた猫がいます。
妙に人懐っこい、お客さんから餌をいつももらっているんでしょうね。
栄養がよいらしく、毛もつやつや。
子供達や猫好きの良き遊び相手になってくれていたようでした。
冷えた夜はテントまで入ってきたようでした。
ただ、どうも集会の時間が決まっているらしく、仲間の軍曹の招集で中座していました。
キャンプ場猫
さて、鴨まる、出来上がりはこのようです。
美味い。
殺到する
このキャンプは、焚き火マスターのMさんがいるので、おおぶねです。
なんせ去年の嵐の中でも焚き火を熾した名人です。
彼の焚き火はまとまっていて美しい。
しかも確実に火力がある。
目的別に火が熾せる。
こういうことは、サバイバルに重要ですね。
充分に、特技といえるでしょう。
特技:焚き火
評価されるべきでしょうね。
火熾しの風景
さて、食事の後は、キャンプファイヤー。
野外ライブです。
ライブ準備
今回は、うちの子供(中三女子)も参戦。
普段の練習の成果を披露してもらいました。
行く前はやだと言っていたのですが、親が親だから・・・・・。
ライブパフォーマンス
こういう規律の正しい場所というものは、過去の経験からいって、一回目、二回目の注意は軽く受け流し、最終的には警察が来たら終わりというのが普通です。
さすがに、良識のある人達ですから警察まではいきませんが、ま、適当なところでゆるい飲みに移行します。
天気は、晴れの予報でしたが、時々雨がぱらついても、ま、概ね良好です。
翌朝、早起きする人は早起き。
遅い人はそれなりに。
残りの食材で、朝食を作るのですが(なぜか小生が担当。)、焼きそば、野菜炒め、おかゆ、おかゆ、おかゆ・・・・・。
作っても作っても、この人数ですからあっという間に無くなります。
そういえば、昨晩も一口二口で無くなったなあ。
テントサイトは、テント持込で一泊一人あたま100円。
チェックアウトが早いので延長(つまりもう一泊分ですね。)しても一人あたま200円。
昼過ぎまでゆっくりしましょう。
帰路は、近所の道の駅、あれはどこなんだろう。鴨川市なのかな。
で、昼食やら、直売野菜の買い物や無料足湯など楽しんで、最後は再び番屋併設の温泉「番屋の湯」で一風呂浴びて解散です。
すっかり恒例になった秋の房総キャンプ・ライブ付き。
シマ部ベテランのおかげでどういう状況にも対応できることを学ばせてもらっています。
もしもの大地震が起きたときの避難生活とか、ホームレスになったときの路上生活とか、無人島でのサバイバル生活とか、応用が利きますね。
そうか。
こういうテーマでやってもいいんですね。
ではでは